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2017年8月19日 (土)

本・ノモンハン事件日本陸軍「失敗の連鎖」の研究(2001/6)・三野 正洋・大山 正

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帝国陸軍が経験した「最悪の戦争」ノモンハン事件には、惨敗すべき要因が存在した。「矮性」という斬新な視点から、戦略・兵器・指揮官すべてを検証。現代においても繰り返される失敗の原因を解き明かす。
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読んでいて救いようのない話である!
日本陸軍の研究である!
日本陸海軍のどうにもならない話のオンパレードである。
本著は陸軍の話である!
話を絞るために、シンガポール、レイテ、インパール等は抜いている??
まずは明治維新後の、日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦からノモンハン事件になる!
日清戦争も全面的な日清の争いでは無いようだ??
日露戦争は、日本が叡智を絞って引き分け以上に持ち込んでいる??
第一次世界大戦は、漁夫の利を得ている??
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要は明治の軍人は、叩き上げも多く机上の秀才ではない!!
それで昭和の軍人の話になる!
こう言う連中が戦争を起こしたと思うと腹立たしい!!
実名を挙げて批判している!
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内容は下記の通りである。
まえがき
第一章 日本陸軍をめぐる環境
第二章 ノモンハン事件とは
第三章 戦略・戦術・思想をめぐる失敗
第四章 軍人の資質をめぐる失敗
第五章 機甲戦をめぐる失敗
第六章 砲撃戦をめぐる失敗
第七章 航空戦をめぐる失敗
第八章 “矮性”による失敗
第九章 今も続く「失敗の連鎖」
あとがき
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プロシア参謀長、モルトケは、対デンマーク、対オーストリア、対フランス戦の勝者である。
モルトケは第一線の者が一番よく戦場が分かっているので、独断専行を許している??
が、ノモンハン事件の解説があるが、独断専行に近いやり方である! もっとも軍人の資質が違うが??
山本七平の本にあったが、ソ連のスターリンが言ったようだ? 「法王は何個師団お持ちですか??」
法王の存在が、何個師団に相当していますか? と言う意味のようだが………
冷徹な現実主義者と言う!
そのスターリンが、日本を叩けと、ジューコフ元帥を派遣している!
日本は出先の関東軍の暴走である!!
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著者らしい兵器の分析がある。
戦車。
航空機。
野砲。
補給。
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日本の自己中がある。
張鼓峰事件と言うのが、1938年7月にあったようだ。
ノモンハンの前哨戦である! これに日本は負けている!!
その経緯はノモンハン事件と同じである!!  まったく戦訓を理解していない!!
自国がそうだから相手もそうだと思う!
日本の補給力をもってソ連の補給を想定する?? 何事もそのようである??
戦車にしてもソ連の優秀さの報告があるのに無視している!
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ここに面白い記述がある。
ノモンハンは国境紛争である。それに対してはオランダのバーグにある国際司法裁判所に提訴する手段があると!
非現実的である。 紛争の両国が裁判に同意しなければならない!
ソ連のスターリンが同意するのか??
ましてや現在の中国・フィリピンの判定も、ただの紙切れと言う国がある!!
力で解決しなければならないのか??
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勝つべくして勝つ!! ではなく負けるべくして負ける!!
戦闘機は互角で戦っているが、やはり補給の問題である! 貧弱な機銃しかない!
戦車については戦車大国のソ連が相手である。 ソ連はドイツとの戦車比較もある。 とうていかなわないし発想自体が貧弱である!
野砲ついては物が違う!! だいたい馬で搬送している? 近代的な軍隊なのか??
口径も要した弾薬数も桁が違っている!!
補給についてはトラック輸送が標準だと思うが、日本は徒歩である!!
ジューコフ元帥が日本の兵、下士官、連隊長クラスは誉めたが、後方の参謀に指揮官は評価しなかった??
当たっているのではないか??
ソ連が国境で兵を止めたので停戦になったが、もしここで追撃されていたらもっと被害は多かった??
戦後になって分かったが、ソ連の被害も相当だったようだ??
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日本陸軍は、異常なまでに好戦的で、自己過大評価をし、敵を過小評価していた!
大言壮語するわりには、シベリア出兵も不成功、日中戦争も片付けられず、張鼓峰・ノモンハンで大敗している!!
『敵に関する情報を真摯に集めようとはせず、さらに何の根拠も無く相手の戦力を過小に、そしてまた自己を過大に評価する』
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著者の実名を挙げた批判である!
板垣征四郎、萩洲立兵、辻政信、植田謙吉、武藤章、沢田茂………
敗軍の指揮官に自決を強要している。 反省も今後の対策も何もない!
この中では辻政信が異常である!
半藤一利がインタビューしたようだが、やはら裸になって、この傷はどこの傷と言って説明したようだ!!
迫力はあった??
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『矮性』と言う言葉がある!! 日本陸軍はそうだったようだ………
たけの低く小さいこと。いかにも規模のちいさいさま。
要はこんなもので良いと勝手に納得する!!
日本の重砲はヨーロッパでは中砲である
中爆撃機を、重爆撃機と言う!!
これに三八式歩兵銃も入るのだろう………
白兵主義と言うか、安上がりな銃剣突撃に走る!!
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ガタルカナルの失敗例がある!
この島の事はよく読んでいるが、救い難い!!
日本の偵察は、敵軍に動きがあれば「撤退、退却」と判断するようだ??
ノモンハンでも逆に進出する為の移動でも、退却と報告される??
その為に作戦を誤まる?? ガタルカナルもそんな例があったようだ!
当事者でなく、後からでは何とでも言えるが、こんな軍隊で戦争し、亡くなった人は気の毒である!!
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ノモンハン事件日本陸軍「失敗の連鎖」の研究(2001/6)・三野正洋・大山正
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