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2017年8月21日 (月)

本・日露戦争 (2010/11)・三野 正洋

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本書は、司馬遼太郎の大作『坂の上の雲』を歴史に残る名著と評価し、こよなく愛する著者が、その「副読本」として書いた日露戦争史。司馬文学ファンならずとも必読の一書である。
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日露戦争は国家存亡をかけた戦いに割には狭い場所で戦闘が行われた。
実質500日の戦争である。
坂の上の雲は学生時代に、親父の本箱から出して来て読んだ!
メチャメチャ面白かった!
日露戦争に参加した人物像!
主役に秋山兄弟、正岡子規を持って来ている。
それが当時の国民の生活を表していたのでは??
NHKのドラマ、「坂の上の雲」も見ている! 録画もしてある!
又観たくなってきた………
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内容は3部に分かれている。
第1章 日露戦争とは何だったのか
第2章 陸上戦闘
第3章 海上戦闘
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著者お得意の武器に軍艦の比較分析もある!
人物についての批判は記述していない! それを書けば問題が多いからか??
地図を付けてくれているので、戦争が何処で戦われたのか良く分かる!
これだったら補給もそれなりに出来たのではないか?
後年の太平洋戦争の広さから考えるとであるが………
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日清戦争に勝つ!
三億円の賠償金を獲得している。
三・二億円の戦費と、一万三千人の戦死者を出している。
割の良い戦争である??
当時のことを現在の常識で考えてはいけない!!
「力こそ正義である」 帝国主義の時代である!
列強は植民地を求めている??
朝鮮半島、満州をロシアは狙っている。
露骨である!! 日本はこれを阻止したい!
と言う事で始まった戦争である! 朝鮮半島に満州はエライ迷惑であるが………
これが国の存亡をかけた防衛戦争になる!
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この時日英同盟が結ばれる! 敵の敵は味方である!
「月と泥亀の結婚」 と揶揄された??
必要は法を必要としない??
イギリスにとってもメリットがある!!
ロシア   フランス・ドイツ支持。
日本    イギリス支持。
アメリカ  中立で、仲裁を期待される。
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日露の国力の比較がある。 圧倒的に日本は不利である。
ただこの戦争は極東地域だけの戦争で、お互いの国を攻撃していない!
最後の古き良き時代の戦争だったようだ!
両国の有利な点、不利な点を記述している??
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軍人の批判は避けている。 乃木将軍の評価も無い!
戦いは数である! 50人対しては100人を持って当たった方が良い!!
日本の陸海軍はそうした!
緒戦の鴨緑江渡河の戦いに、日本は四万以上で、ロシアは一万八千の兵と言う!
仁川の海戦も海軍は、二隻の敵に七隻の軍艦を送り込んだ!
最初で負ければどうにもならない? 
日本はどちらかと言えばホームでの戦いである。 ロシアはアウエイである!
この意識の差が戦意にも結び付いている??
ロシアは国内に革命問題を抱えている! それをそらすためにも日本との戦争を欲した??
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陸軍の戦闘
鴨緑江渡河
全州・南山の戦い
旅順攻略戦
遼陽会戦
沙河会戦
黒溝台の戦い
奉天会戦
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海軍の戦闘
仁川海戦
旅順港封鎖
黄海海戦
蔚山海戦
日本海海戦
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それぞれの戦いの解説がある。
陸軍は薄氷の勝利と言うか、敵が引き上げたから勝った??
損害も多い!
旅順攻略戦についての参謀等の事は記述していない!
書けば、乃木将軍の任命から、幕僚について書かなければならない!!
日本はロシアのクロパトキン将軍にも助けられたようだ??
奉天会戦の後に、もう一戦していればどうなっていたか??
多分負けていただろう………
例えば、包囲撃滅戦をやり、圧勝した戦いではない??
敵が引き上げたら勝った????
黒溝台の戦いに、立見尚文がいたはずである。 が出て来ていないのは寂しい??
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海軍は、はっきり勝負が付いている。
海戦毎に不備があるが、修正し日本海海戦に勝つ!
大艦隊、戦艦の叩き合いがあった最後の海戦でもある??
当時の駆逐艦も魚雷は2本しか積めない!
機雷もこの戦争から本格的に使われたようだ!!
秋山真之は最初に軽艦艇による魚雷攻撃を考えていたようだ!
「本日、天気晴朗なれど波高し」で断念し、叩き合いになった!
魚雷による攻撃が出来なかった場合の代わりの案はあったのか?
どうも無かったようだ………
著者お得意の艦船の比較がある。
著者の分析は、製造年月日を考えていると感じている!
美層の比較からいつも通りである!
この辺りは読んでいても楽しいが………
この結果が太平洋戦争まで尾を引いている………
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最後は講和である!!
ロシア、ウイッテと日本小村寿太郎である1
お互い国民の目を意識している!
日本は勝っていると思っている! 海軍は完勝でロシアには軍艦は残っていない!
極東艦隊と本国艦隊の2セット持っていたが、全滅である。
兵力集中、各個撃破である!
これを後年アメリカとの戦争にも当てはめようとした??
アメリカは太平洋艦隊と大西洋艦隊がいる。
各個撃破を考えたのか?? その為の大和・武蔵である!!
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日本としては講和条件は飲めるものであった??
が国民は納得しない! 勝ったのだから賠償金を取れと!!
明治の日本政府は、後年の日本と違う!
「今ここで戦いを止めれば、これまでの戦死者に申しわけが立たない!」
と戦争を続けた昭和との違いがある!
副読本としては大変分かり易いと思う!
地図が有難かった!!
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日露戦争・三野正洋
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