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2017年9月28日 (木)

本・ビジネスエリートの新論語(2016/12)・司馬 遼太郎

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昭和30年、産経新聞記者時代の司馬遼太郎が、本名である福田定一名で刊行した“幻の新書”を完全版として復刻刊行する。
古今の典籍から格言・名言を引用、ビジネス社会に生きる人たちにエールを送る本書は、著者の深い教養や透徹した人間観が現れているばかりでなく、大阪人であることを終世誇りとしていた著者の、卓抜なるユーモア感覚に満ちている。さらには、本書の2部に収録、記者時代の先輩社員を描いたとおぼしき「二人の老サラリーマン」は、働くことと生きることの深い結びつき問う、極めつけの名作短編小説として読むに充分である。
現代の感覚をもってしても全く古びた印象のない本書は、むしろ後年に国民作家と呼ばれることになる著者の魅力・実力を改めて伝えてくれる。まさに「栴檀は双葉より芳し」。
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司馬遼太郎のエッセイでは、自身の経験だった戦車の事が面白かった!
経験の話で事実なのでビックリした!
「人は他人を批判する時、皆道徳家になる!!」
この言葉は好きである!!
小なれば自分の会社にもいたが、己の事を棚に上げてよく言えるなといつも思っていた!!
まだ記者の頃に、作家になる前に書いている!
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第一部
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小説家になる前から時代の高名な人を記述している!
〇 大江広元  益なくして厚き禄をうくるは窃なり  
   個人の利益の為には働かない! 保身術である。
〇 家康の遺訓
   人の一生は重荷を負ふて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。
   不自由を常と思えば不足なく、心に望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。
   堪忍は無事長久の基。怒は敵と思へ。勝つ事ばかり知って負けくる事を知らざれば、
     害その身に至る。
      おのれを責めて人を責めるな。  及ばざるは、過ぎたるより優れり。
   家康はサラリーマン経験もある? 信長、秀吉に仕えている経験がある??
〇 大丸店祖 下村正啓居士  義を先にして、利を後にする者は栄ゆ!
   大塩平八郎も乱のとき、「大丸は義商だ!」 と叫んだようだ!
〇 夏目漱石  鍍金を金に通用させようとする切ない工面より、真鍮を真鍮で通して真鍮
      相当の侮辱を我慢する方が楽である。
    ドジョウにはドジョウの良さがある!! と言う事であろうか??? 
      最澄 「一隅を照らす者、これ国宝なり!」
〇 西諺    敵を作りたいと思ったら、金を貸してたびたび催促するがよい。
〇 高山京都市長  中元は汚職と見なす!!  歳暮は良いのか???
〇 職場の恋愛は避けた方が利口!
〇 サラリーマンと格言  古い格言は、その場限りに都合のよいことを言っているだけ
     で、一貫して我々の生活に責任を持ってくれない………
〇 サミュエル・ジャクソン 収支の概念  
      収入を内輪に費え。年末には余剰を出すようにせよ。 収入よりも支出を少なからし
      めよ。 そうある限り、一生たいしてこまることもない!
〇 経大総長 瀧川幸辰  タダの酒を飲むな!
〇 モロワ  聞き上手の美徳(フランス)
〇 ラ・ロシュフコー  不幸と言う喜び  他人の不幸に耐えられるだけ十分に幸福なの
     である。
  旧友がいる。 一人が乞食みたいなことをしているのを、イキイキと喋る。
  逆もあった。乞食は乞食ではなく、托鉢をしている。 月7万円になる。 
     当時のサラリーマンの給料はは少ないはずである!
  相手もくたびれた姿を見て、優越感がおさえきれずに喋ったようだ!! 
     大変良く分かる話である!!
〇 トーマス・フラー 親友道と仲間道  親友が無くとも、仲間がいれば生きていける。
  仲間は裏切る。 裏切られなくなるには自分が裏切らない事である!!
  「人の小過を責めず、人の陰私を発かず、人の旧悪を思わず 菜根譚」
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第二部
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自身の新聞記者になった経歴がある。
メチャメチャええ加減でもあるが、戦後の混乱時はそう言うものだったんだろう………
サラーリマンの生活を知っている! 
今では当時のようにはならいのは分かっている?
が、戦争経験に、サラリーマン生活が小説に生かされている?
自身の事を言うと、学生以来の愛読者である! 今でも読み直す本は面白い!
当然読んだ時期により感想が違っている。
「覇王の家」 はそれほど面白くなかったが、社会人になって苦労してから読むと、メチャメチャ面白かった!!
昭和30年に書かれているが面白い!! 流石司馬遼太郎である!
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