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2017年12月22日 (金)

本・歴史の坂道 - 戦国・幕末余話(2017/8)・中村 彰彦

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戦国や幕末維新を舞台に数々の傑作を送り出してきた著者が近年に発表したエッセイを収録。
大坂の陣における加賀藩主・前田利常の奮戦、国宝松江城を造った名将・堀尾吉晴の生涯、さらに会津藩・新選組・旧幕臣など時代の奔流のなかで己の志を貫いた人々の潔い生き方を取り上げ、歴史の陰に埋もれていた知られざるエピソードを発掘する。
史料を博捜し、全国の史跡を探訪して、小説・史論を書き進める過程でもたらされた豊かな果実。歴史の面白さを堪能させるエッセイ集。

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著者の本はよく読んでいる方である!
山内昌之との対談も多い!
日本の何処の国にも、治世の能臣 乱世の奸雄がいる。
地方には、武士の時代の高名な人がいる。  悪名高い人もいる!!
正当に評価されていない場合がある?
石田三成も、「司馬遼太郎 関ケ原」 で正当に評価されている!
著者は、保科正之に対する思い入れが強い!  その本も良く読んでいる!
徳川時代は、割とよく書かれないと感じるが………
知恵伊豆、新井白石、小栗上野介らもいるが………
逆に、田沼意次、妖怪・鳥居曜蔵らがいるが………
内容は下記の通りである!
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Ⅰ 歴史の坂道
Ⅱ 言葉の遠近法 
Ⅲ 戦国と江戸の話
Ⅳ 戊辰戦争への道
あとがき

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会津の話が多い!  「司馬遼太郎 王城の護衛官」
学生時代に読んだとき、驚きだった!  こう言う事だったのかと!
司馬遼太郎に松平と言う人から連絡があった。
司馬遼太郎は会津の松平家だと分かったようだ!
雍仁親王妃勢津子が、雑誌に掲載されると即座に目を通し
、「祖父の立場を初めて公平に書いてくれた」 旨、会津松平家当主の松平保定を通じてお礼の言葉を司馬に伝えている。
会津の怨念もある! 特に長州に向けられている?

その会津についての話も多い!
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Ⅰ 歴史の坂道
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坂道を転げる話になるのか??
日本は国際法を守ろうとしていた! ここで会津藩出身者が活躍した!
第一次世界大戦の捕虜の扱いがある!
関東大震災時の会津出身の著名人がいる1
関東大震災に、救援物資を東京へ送った、池上四郎。
第一次世界大戦時のドイツの捕虜の扱い!
川島広守。 インドネシアから引き揚げ時、部下の帰国を確認してから帰国した!
アメリカ、マケイン上院議員みたいな感じである!
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会津は、蒲生氏郷が治めた! 後に上杉景勝で関ケ原の合戦を迎える!
新城を神指城を造りかけている! 7万5千5百坪の居城である!
ここで直江兼続と新選組斎藤一の話がある。 面白いと言えば面白いが………
著者は絶えず、保科正之の業績を褒める!
よく読んでいるので、重複の内容が多いが、尊敬できる!
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W・ウィリスの証言がある。 見ている事だけ記述しても、それに至る経緯が分かっていないので事実に副わない内容になりかねない例がある!
宇喜多秀家の末裔の話がある! 関ケ原の勝者の誰よりも長く生きた!
さざれいしの説明がある。 初めて知った?
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会津松平家の断絶の可能性があった?
この危機に田中玄宰が策を巡らして、水戸徳川家より内密に子供を貰う!
その前に、懐妊の噂を流している??
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高遠城は著者の思い入れが強い!  保科正之の居城でもあった!
武田勝頼の最後の時、果敢に抵抗したのは仁科五郎盛信!
信玄の身内でも逃げているが、玉砕!!  ただし一日と言う!
仁科軍3000で、戦死者は2580人と言う!
織田軍は信忠が主将で5万の大軍で2750人の戦死者と言う!
ちょっと信じがたい??

筑前岩屋城は700の兵で、攻めるは薩摩である!
薩摩本軍で無いとは言え、比べるとどちらが善戦したのか?? 岩屋城も玉砕している!
ただ岩屋城は個々で時間が稼げて、秀吉の援軍の到着の時間を造った?

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佐川官兵衛の話がある!  この名前は良く知っている!
「司馬遼太郎 燃えよ剣」に土方歳三と佐川官兵衛の会話がある。
鳥羽伏見の戦いである。
「これからの戦は、北辰一刀流でも、天然理心流でもない!」
この言葉が、学生時代から引き続いている! 後に西南戦争で戦死している。
もっと重職についてもおかしくなかったが………
顕彰碑がある。 又観に行きたい!!
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Ⅱ 言葉の遠近法
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前田利家の側室の話。 三代藩主利常を生む!
真田幸村の抜け穴伝説。
九度山にもある。 が実際には抜け穴なんか出来るのか?
立って歩けるのは? 這って歩くのか? 雨仕舞は?
その中は松明で明かりを取るのか?
絶対に無理と、この年になってからは思うようになった?
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堀尾茂助の息子金助の話がある。
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Ⅲ 戦国と江戸の話
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著者の軍師に対する思いがある。
山本勘助、竹中半兵衛、黒田官兵衛、直江兼続、立花道雪の5人である。
立花道雪とは意外な感じであるが……… 著者には道雪の短編がある!!
嫌味がある! NHK大河ドラマを当て込んで書かれた本は、ロングセラーになっていない!
良く分かる!!

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会津の歴史がある!
葦名➡伊達➡蒲生➡上杉➡蒲生➡加藤と続き、保科正之が継ぐ!
会津松平家である。

正之については著者は書きまくっている!
三大美事の達成!
〇「末期養子の禁」の達成 〇大名人質制度の廃止 〇殉死の禁止。
会津藩主としては、
〇幕府より早く殉死を禁止 〇社倉制度の創設 〇間引きの禁止 
〇養老年金制度の創設
〇救急医療制度の創設   〇会津藩の家訓十五ヵ条の制定

五代目松平容頌の改革
〇産業振興 〇藩校日新館の開設 〇実践的な長沼流軍学の採用
藩校日新館への入学前の守るべき規則。 「什の掟」 田中玄宰である! 
一、 年長者の言ふことに背むいてはなりません
二、 年長者には御辞儀をしなければなりませぬ
三、 虚言を言ふ事はなりませぬ
四、 卑怯な振舞をしてはなりませぬ
五、 弱い者をいぢめてはなりませぬ
六、 戸外で物を食べてはなりませぬ
七、 戸外で婦人とことばを交えてはなりませぬ
ならぬことはならぬものです!!

そうして幕末を迎える。 困った時の会津たよりである!!
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著者は堀尾吉晴のの長編を書いている。
司馬遼太郎、「鬼謀の人=花神 大村益次郎」
「英雄児=峠  河井継之助」

この本は短編の時の方が面白かった!! あまり期待はしない!!
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前田家の話がある! 真田丸で挑発に乗った??
知恵伊豆の知恵についての話もある。 パックス・トクガワである!
書き過ぎるほど書いている、保科正之の業績になる!!
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Ⅳ 戊辰戦争への道
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奥羽越列藩同盟の設立の詳細の記述がある!
官軍と言われている薩摩、長州、土佐、肥前も人材的には不足している!
肥前は優秀な人間が多いようだ………
が、薩摩は日本のはずれである!
教育も知性も無い人間もいる。 そう言う人間が高慢な態度を示す!
25藩の奥羽列藩同盟。後に長岡藩等6藩が参加して、奥羽越列藩同盟になる。
武装中立を掲げる、河井継之助! この方針は間違っていた??
そして鶴ヶ城の攻防戦!
函館戦争になる!
官軍も無理難題をいっている! 会津藩は、斗南藩3万石として不毛の地を与えられる1
西南戦争で恨みを晴らしに行く気持ちは良く分かるが………
土方歳三もわずかではあるが記述されている!!
宮古湾の海戦もある!
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西郷隆盛のことば!
「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困るものなり」
河井継之助の章がある
私利私欲で戦ったわけではないが、芸者遊びは好きだったようだ!
中国、九州を歴訪し、富国強兵策を重視している。 山田方谷にも従事している!
一、 攘夷の愚蒙、海防も大事であるが隣国との交際はより一層大事である。
二、 薩摩、長州が朝幕の離間を策している。
三、 政道一致、上下一統、富国強兵に努力すべきなのに、いつまでも天下は変わらぬものと心得ている者が多い。
四、 長岡藩は小藩なれば、藩政を充実させて実力を養い、大勢を見極めて大事を誤まらぬことである。

藩が小さ過ぎたとも言われている!!
新政府にも役に立っていたのではないか??
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著者の好きな秋月悌次朗が最後である。
会薩同盟を結ぶが、左遷される!!
先の言葉の人間である! 「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困るものなり」
地道な活動をしている!
「北越潜行の詩」の碑と解説板の建立の日がある!
その日の朝、美しい虹が出て、荒れ模様だった空がにわかに静まった!!
マァどうなんですかね??
大変楽しいエッセイ集でした! 又著者の本は読んで行きたい!!
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歴史の坂道 - 戦国・幕末余話・中村彰彦
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