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2018年1月16日 (火)

本・返還交渉 沖縄・北方領土の「光と影」(2017/3)東郷 和彦

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沖縄復帰はなぜ実現し、北方領土交渉はなぜ難航しているのか。本書ではまず沖縄復帰までの道筋を、二人の人物によって読み解く。
外務省アメリカ局長で「表の交渉」を務めた東郷文彦氏(著者の父)と、いわゆる「沖縄密約」交渉を行なった佐藤総理の密使、若泉敬氏である。
二人には共通する思いとして「沖縄愛国心」と「醒めた現実主義」があった。北方領土交渉に携わった著者は、「北方領土愛国心」の余りの強さが、「醒めた現実主義」を曇らせていった過程を、痛惜の念を持って振り返る。二つの返還交渉に携わった人たちの思想と行動を、独自の視座から分析。
元外務省主任分析官・佐藤優氏も推薦! 「北方領土と沖縄について知るための最良の書」。佐藤氏による解説も収録。 

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著者の本もよく読んでいる!!
鈴木宗男、佐藤優と並んで北方領土に取り組んだ!!
両者は逮捕、臭い飯を食べている!
著者は何とか免れたようだが………
外交官としては、サラブレッドになる!
祖父、東郷茂徳は開戦時と終戦時の外務大臣である!
半藤一利のノモンハンに書かれていたが、戦後の処理を巡って、モロトフとやりやったようだ!
粘り強い交渉だったようだ!
この本は、日本に帰って来た沖縄と、永遠に帰らない北方領土についての記述である!
当事者の一人、佐藤優も推薦している!
佐藤優と違い,何となく学者と言う感じがするが………
内容は下記の通りである!!
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序章   沖縄返還交渉と北方領土交渉
第一章 二元外交の始まり   六七年佐藤・ジョンソン共同声明
第二章 沖縄の核抜き返還   六九年佐藤・ニクソン共同声明 
第三章 二元外交の外交的評価
第四章 若泉と東郷の思想
第五章 ソ連時代の北方領土交渉
第六章 ロシアとの北方領土交渉
終章   正念場の北方領土交渉
注釈   解説

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前半で沖縄の返還を、後半で北方領土の交渉が語られる!
若泉敬、東郷文彦、そして佐藤優も書きたいと思ったようだが………
沖縄出身の母を持ち、北方領土交渉に身体を張った佐藤優である!!
大変な時代である!
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前半の沖縄の返還である!
沖縄は、本土決戦の為に出来るだけ米軍を引き受けて戦った………
戦った将軍が、沖縄に対しての配慮を求めた!
戦後中国に渡そうとしたが、蒋介石は断っている??
地政学上重要な場所と言われても困る??
首里決戦で終わっておけば、あれほどの民間人は死ぬ事は無かったようだ………
沖縄返還を記念して、「映画 沖縄決戦」が作られていた!
小林桂樹、短波哲郎、仲代達也が日本軍の指揮官達である!
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沖縄と北方領土とは当たり前だが違う?
沖縄から記述されている!
返還のための方針がある!
○ 沖縄の軍事的役割と両立する返還の 
○ 沖縄と本土の一体化の推進
○ 小笠原諸島の返還

沖縄の核持ち込みに自由使用は避けたい!
お互いの腹の探り合いから、放たれた密使 若泉敬は国際政治学者である!
二元外交は、相手に違う事を伝える可能性があり、不信感を与えることもある!
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「核抜き、本土並み」
若泉敬が再登場する!
ここにもう一人の密約の担当者、吉野文六がいる!
佐藤優が最も尊敬する外交官である!
ニンジャの存在を知る?? 当時は分からなかったようだ………
佐藤優に、ニンジャはいなくても良かったと??
佐藤優も人間である! ラスプーチンではない!
東郷和彦に直ぐに言っていない!!
沖縄をどうするかは、読んでいてこんなに複雑だったとは思わなかったが………
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○ 沖縄をアメリカに併合するか
○ 沖縄を国際連合の信託統治とするか
○ 沖縄を日本の領土として基地を租借する

以上の選択肢があるようだ………
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東郷文彦と、若泉敬の思惑が記述されている!
「沖縄愛国心」に「醒めた現実主義」がある。
無理してでも返還するか?
付帯事項次第では、返還を待つのか?
沖縄の人口は140万程である??
当時と比べてもそれほどの差は無いと思うが………
独立と言う選択肢がささやかれている?
スコットランドにカタルニアがある!
エストニアも人口は100万人である………
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核の問題がある!
「極秘合意議事録」をどのように理解すればいいか? 
どうも無視のようだったみたいである………
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後半の北方領土である!!
北方領土にも、「北方領土愛国心」に「醒めた現実主義」がある!
ソ連邦崩壊時、世の中は今にもロシアに経済援助で返還がなされると期待していた?
その時、何故か冷めていた………
そんなに簡単なものなのかと??
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北方領土については著者に佐藤優が詳しく、著作も多い!
北と南では全然話が違っている!
南千島に国後、択捉が放棄した千島列島に入っているのか??
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ロシア人との交渉は一人で行ってはならない?
河野一郎が、一人で交渉したことが憶測を産んでいる!
尖閣問題の北方バージョンか??  
ソ連は領土問題は無いと!!
日本は4島一括返還である!
現実を醒めた目で見ていない!! 正義は日本にあると思っている!
実力者小沢一郎が二元外交で動く?? 成果は乏しかったようだが………
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ロシアと交渉になり、1992年にコズイレフ秘密提案がある!!
かつてない譲歩であった??
○ 五六年宣言で引き渡しが決まっている歯舞・色丹についての引き渡し交渉まず始める
○ 合意を得たら、法的に二島が日本に引き渡される協定を締結する
○ これにならった形で、国後・択捉についての交渉を行う
○ 合意したら、四島の問題を解決する平和条約を結ぶ

燃えている現実主義になるのか??
ロシアも今は国力が落ちている? 譲歩せずとも4島取り戻せると???
これを拒んだ日本!!!
北方領土愛国心と言うより、銭勘定に思えるが????
自己の力の過信と、ロシアの力の過小評価になる!
沖縄は、返還に対する強い意志が有った。
東郷文彦の「本土並みでなくともよいが、まずは返還」 
若泉敬の「緊急時核持込の約束」
アメリカの意向に逆らっては返還は無いと理解していた!!
それに比べると、ソ連とロシアへの交渉はもっと強力でなければならいと!!
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橋本、エリツィンの交渉  川奈提案
エリツィン退場により、プーチンが登場する。
2001年のイルクーツク合意!
歯舞・色丹と択捉・国後を並行に協議する。
がこれを進めた、著者に鈴木宗男、佐藤優は退場した!
この辺りは佐藤優が生々しい!!
著者はそれほど露骨には書かない!
省内体制の混乱。 小泉元首相に田中真紀子。 外務省の組織の保存のためのマスコミへの情報漏洩。
これにより外務省は自ら並行協議を潰す!
北方領土への醒めた現実より、愛国心をストレートに満たす4島一括返還に進む!!
それからも一進一退が続いたようだ………
麻生太郎の不法占拠されていると言う言葉に、ロシアが反発する!!
民主党政権で返還交渉は無くなり、安倍総理の再登場になる!
ウクライナ問題がありロシアはヨーロッパから制裁を受ける!“
この時の著者の提案がある!
○ しばらくの間、北方領土問題を忘れる
○ 過度のプーチンたたきは、歴史地政学的正当性に欠け、いたずらにロシアを中国に向かわせる
○ その結果として日露交渉は自然な形で戻ってくる
○ 「G7の一員」と、「日露二国間関係」と言う対立軸で見る、双方を立てようとする政策をとる。

こう言う蝙蝠外交(八方美人外交とも言うのか?)ではG7からもロシアからも尊敬をうることは出来ない??
日本は蝙蝠外交を選んでいる??
しかし安倍総理の粘り強い交渉により、2016年冬、プーチン大統領は来日している!
最後の日露交渉になりかねない??
マスコミは直ぐに失敗と非難するが、佐藤優は好意的である?
現状で70年近く経っている。 ロシアによるインフラ整備が進んでいる。
著者は今の不利な状況をプラスに変えれると!
日露双方がギリギリの交渉をして、「引き分け案」を考える!
「北方領土愛国心」と「醒めた現実主義」の双方を基礎とする解決案になる!!
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大変な記録である! 著者は真面目であると思う!
御苦労さんです! これからも佐藤優と共に、ロシア問題を解説していくと思うが………
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返還交渉 沖縄・北方領土の「光と影」・東郷和彦
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