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2018年5月 7日 (月)

本・不安定からの発想(2010/10)・佐貫 亦男

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ライト兄弟はどうして大空を飛べたのか。
それを可能にしたものは、勇気と主体的な制御思想だった。
空が不安定なものであることを受け入れ、過度な安定に身を置かず、
自らが操縦桿を握ることで安定を生み出すのだと。
それはわれわれの人生に重なる発想ではないか。
現代社会を生きる人々に航空工学の泰斗が贈る不安定な時代を生き抜く逆転の発想。
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本書の原本は、1977年に発行されている。
著者の本もよく読んでいる! 戦時中、ドイツに行っている!
Bf109に搭載された、ダイムラーベンツの液冷エンジンのライセンス製造の件でである。
要は、日本の技術では製造できなかったようだ??
良く日本に帰れたと思うが………
戦時中、ドイツでイギリス空軍の爆撃を体験している!
怖くて防空壕に隠れるだけだっと言う!!
「発想の航空史」 「ヒコーキの心」などの著作がある!
恐竜、ドイツの道具と旅関係の本もある!
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この本は図書館で借りた。
最近は図書館とamazonで時間が足りない感じである!
この本に書き込みがあった?
それもボールペンである! 常識を疑うが………
それに奇麗に線を引いているのではない? 
後で線を引いた場所も分からないと思うが………
内容は下記の通りである!!
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安定序説  安定に埋没するよりも積極的な制御へ
Ⅰ 飛行機安定への遠い道
Ⅱ 安定の思考
あとがき

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飛行機は乗り物の中でもっとも安定を要求されるのは、飛行機である!
ライト兄弟の最初の飛行機も、ほっておけば墜落する?
がそこに操縦を取り入れて飛べた!
明らかに先駆者であると!!
安定・制御のためには安定性の強いシステムより、時には負の安定性、
不安定システムを持つことも必要である!
著者の哲学か??
人生または社会が安定であることが望ましいが、
不安定な人生や社会を乗り切ろうとする時、積極的に変革できる??
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Ⅰ 飛行機安定への遠い道
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レオナルド・ダ・ビンチからライト兄弟までの飛行にかけた人物が紹介されている。
挿絵を見ていると楽しい!!!
初めは、羽ばたきの方が飛行に適していると思われていた………
イギリスの準男爵ジョージ・ケーリー。
フランス人のアンリ・ジファール。
蒸気機関で動かそうとする。 重すぎる??
蒸気飛行船がある??
フランス人、アルフォンス・ペノー。
模型飛行機を造り、羽ばたき飛行機を造る。
この程度の小さなものであれば、羽ばたきで飛べるようだ………
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イギリス人、ウィリアム・サミュエル・ヘンスンは、蒸気機関を使って開発を試みる??
フランスの、クレマン・アデール。 大コウモリのような飛行機を造る!!
アメリカの数学者で天文学者のサミュエル・ピアポイント・ラングレイ。
ライト兄弟に助言を与えた。
話は少しずれるが、カタパルト装置は早くから実用化されていたみたいである?
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飛行の前にグライダーの操縦が、飛行の参考になる?
ドイツ人、オットー・リリエンタールが初めてグライダーで空に舞い上がった!
飛行機でもエンジンを絞れば、グライダーになる?
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ライト兄弟の登場は必然的な物なのか?
○ 最初から商品として飛行機を開発する予定だった。
○ 積極的に操縦可能な機体を設計するつもりだった………
要は金儲けの為である??
そう言う風に思われるのは、特許で争うことになる!

一度飛行に成功したら、行き詰まっていた研究者たちが、
研究してよりよきものを製造する。
この当時の特許はどうなっていたのか?
少し遅れいたが、フランスも実力はあるようだ………
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ライト兄弟は自転車屋であることが、ニュースに乏しかったようだ?
飛行には操縦のテクニックがいる。
これをライト兄弟はつかんでいたようだ………
主翼のねじりと、方向舵の併用が白日の下になる?
フランスの10年の遅れを、一瞬で詰めるヒントを与えた!
アメリカでも、グレン・H・カーチスが自作機でランス飛行大会で優勝する!
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ハリアー、F16らの飛行機が登場するが、ケーリー、ライト兄弟らの技術が生きている?
飛行機は鳥になれるか? 飛んでいて羽根を折る鳥はいない?
飛行機も墜落しないで飛べるようになるのか??
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Ⅱ 安定の思考
著者が、色々な安定の説明を、スケッチと共に行う!
ヘリコプターは不安定なものである。 これを皿回しで説明する!
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安定化の為に、強烈な復元力を使うと、適正な抑制を加えても変動が早くなって手に負えなくなる?
過度な安定は悪である!
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スロースタータに、クイックスターターがいる。
例が適切なのか??
安定なシステムは、スタートダッシュが悪い?
逆に不安定なシステムは、立ち上がりは良いが、復元が悪い!
ドイツ人とイタリア人を例に出している!
ドイツ人は積み上げ型である。
成功の為には、クイックスターターが相手の出鼻をくじき、
スロースターターが後を引き継ぐ?
第2次世界大戦は、スロースターターのドイツが先走り、
クイックスターターのイタリアが後から参戦した?
逆であると! そもそも両民族は仲が悪い?
そう言う間を取り持つのは、やはりイギリスなのか??
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正直者と利け者の関係。
嘘をつかない人間と、二重人格者?? グラフで表すことが恐ろしい??
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ごますりと言う言葉には、悪意がある!
しかし調子を合わせる、同調する、共鳴するとなれば好意的なニュアンスになる?
しかしその意味には大差がある!!
これも力学モデルで区別できると?・ 解説はブランコである!!
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正義は力である? 加速度は力である!
加速度で現実社会を解説する?
加速度が有れば、現速度もある?
どちらも、個人・会社・社会に影響する?
双方を利用した慣性航法を応用する余裕はある??

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最後に多段ロケットである!
飛ぶためにロケットを切り離していく! それは冷酷で、ドライで近代的である?
安定成長を求めるモデルがある!!
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以上の内容であるが、ジャイロ等を使った説明もある!
なかなか面白い!!
第1部の、ライト兄弟までの歴史は面白い! 知らない話も多かった!
第2部の、安定の思考も、逆説的な話も多く、面白かった!!

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