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2018年6月21日 (木)

本・会社人間上昇学 ②(1992/2)・宮城谷 昌光

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⑧ 死生篇 平安な時にそなえあって天命に耐える
司馬法の言葉!
愛に死し(極端になると己を滅ぼす)
怒に死し(怒るならものになる人間を怒る)
威に死し(恐怖心)
義に死し(正しいセオリーやルール)
利に死す(利益であるが、欲望である)

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劉邦亡き後の、広国の物語がある!
数奇な運命である! 奴隷から候になった………
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運命の話がある!
小林中は国鉄総裁を断る! 代わりの下山定則は死ぬ!
大川博が電報により熱海に行けなくなった!
同僚一人で行ったが、関東大震災でである!
同僚は死ぬ!!

その大震災で駿河銀行の岡野喜太郎が動く!
一人100円までだが叱らいに応じた! 引き出した人間が改めて預金する!
金余りになり全額支払うとすれば、逆に預金が殺到した!
人情のあやか??

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関東大震災の日に帝国ホテルはオープンする!
震災に遭いながら炊き出しを行う!
非常時に人間が現れる!!
他人の不幸を自分の幸福にしてはいけない!!!
『韓非子 株を守りて兎を待つ』
古い習慣や過去に偶然成功した経験にこだわり、
いつまでも進歩がなかったり融通がきかないことのたとえ!
同じであると!!
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⑨ 父子篇 先達である父の教えは道理にかなう
父は子を知るのか??
そう言う例がある!
江戸時代の板倉勝重!
堤兄弟!
中国では南北朝の時代に、児試しという風習があった!
一年目の誕生日に、風呂に入れて、新しい着物を着せて、
弓矢、筆紙、ハサミ、糸、針などを並べて何を欲しがるか観る!
それにより欲張りか、賢いかを判断する!

子連れ狼の大五郎に手毬か、剣を選ばせる場面を思い出させるが………
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同じく神託により後継者を決めようとした話がある!!
徳のない者は君主になれない?
① 寵有りて人無きは、一なり(尊貴な身分でも補佐に人を得ていない)
② 人有りて主無きは、二なり(手引きする人がいない)
③ 主有りて謀無きは、三なり(力攻めになる)
④ 謀有りて民無きは、四なり(計画としては無いものである)
⑤ 民有りて徳無きは、五なり(人民はなつかない)

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⑩ 人材篇 人材の登用が明暗を分ける
人材は外だけでなく、内にもいる!
管仲が言った!
① 一年の計は穀を樹えるに如かず
② 十年の計は木を樹えるに如かず
③ 終身の計は人を樹えるに如かず

才能は適所で発揮される!
① 上士は進み難くして退き易し
② その次は進み易くして退き易し
③ その下は進み易くして退き難し
三流の人物が一度手にした地位に権力にしがみつく!!

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論語には人材発掘の原則が示されている!
晏子の人物観察法がある!
① 交友関係を観る
② 評価の基準は、行動であり言論ではない
③ 世間の評判で規定するなどもってのほかである
④ 昇進を約束されているなら、どんな人間を推すか視る
⑤ うだつの上がらないところがあれば、忍耐の様子を観察する
⑥ 金持ちであれば他人にどんなものをどのように与えるか、
貧乏であれば、耐乏のようすをよくみる

同じく訓言がある!
① 賢あって知らざるは一不祥なり
② 知って用いざるは二不祥なり
③ 用いて任ぜざるは三不祥なり

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野村証券の社長抜擢の話がある!
人物を観る目のある人は違うのか………
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⑪ 先覚者篇 非凡を転じて先覚者となる
「智」と「徳」は高いレベルのリーダーに必要である!
智は先を見通す力で、徳は人を治める力である!
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一介の料理人から商王朝の名宰相となった伊尹!!
『孟子』
「天のこの民を生じるや、先知をして後知を覚らしめ、先覚をして後覚を覚らしぬ。
予は天民の先覚者なり!」
天がこの世に人民を生んだのは、先に事象を知った者があとのものに知らせ、
先に道理をめざしたものが、あとの者をめざめさせるためである!
わたしは天の生んだ民のなかで先覚者である

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角倉素庵!!
江戸時代に貿易を行う!
その哲学は素晴らしい!  単に貿易だけではない!
文化、風俗、言語か違っている!それらを取り入れて、利益の独占は何の発展もない!!
道義を踏みあやまっいぇわが国をはずかしめてはならない!!
「狂瀾怒涛は険なりといえども、還って人欲の人の溺れしむるに如かず」
さかまく大海より人の欲のすさまじさに、みずからが没してしまう人の何と多いことか??
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未来を先取りする発見者たちは狂気があり、利害を超越する!!
サントリーのウイスキー、トヨタ自動車………
『フランスの思想家 アラン』
「人の欲望とは、他人に自分の欲望を認めさせたい欲望である」
優れた人間は、やることが世間の意向と合っている???

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先駆者は発想が卓抜である1
この例は実際的ではないが分かり易い!!
『韓非子 涸沢の蛇』
大小の蛇がいる!!
大小と蛇が動くなら当たり前である!
小蛇が大蛇の尾をくわえ、大蛇が小蛇の尾をくわえる!
そして大蛇が小蛇を背負って行けば、人間は我々を神と思うはずだと!!!
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⑫ 哲理編 正しい生き方の知恵
わかりやすいということは大切である!!
文章を書く場合の「三易」がある!
①  主題を理解し易く書く
②  わかり易い文字を使う

①  朗読し易い文章を書く
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すべての組織は、ふしぎにその創立者の人格が反映される!!
栄王朝は学問好きという!
著者の意見であろうが、新国家は60年を境に衰退していく??
1945年に終戦になったので、2005年から衰退していくのは止む得ない!!

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「経世在民」 今の世は短縮形で経済である!
世と民が抜けているのは、ここに来て正解なのか??

『大学』論旨を支える柱は8本ある!
格物(物に格る 一つ一つの物にいたるまで理をきわめる)
致知(知を致す 物事を正しく認識すること)
誠意(意を誠にする)
正心  (心を正す)
修身  (身を修める)
斉家  (家を斉える)
治国  (国を治める)

平天下(明徳を天下にあきらかにする)
格物と致知と言うはじめの二本の柱が立たないかぎり、
天下をやすらかにおおうほどの明徳の屋根は建たない分けである!
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今の日本は、学問を昇官発財(出世と金儲け)の手段と見なしている??
なまじの学問はアホよりも害のある悪辣な人間をつくるかもしれない!!
肝心なのは、自分が生きることの責任をどう考えるかにより、
いかなる場合にも、正しい知慧と方法とを得ることができるのではないか??
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⑬ 貧富篇 謙虚にして富のなんたるかを知る
『井原西鶴 日本永代蔵』
人の一生の一大事というのは、世渡りの業である。士農工商はもとより、
僧侶や神官にいたるすべての人は、倹約の大明神のお告げ通りに、
金銀を貯めるべきである」
金銀は、両親をのぞいて命の親である!

商人というものは、親の遺産などあてにせず、自分の才智でかせぎだすものだ!!
大阪に水間寺がある!
ここでは参拝人に金を貸すことをしていた! 
借りる方も、縁起物でわずかの金を借り、思いがけない嘉福があれば、
借りた金を何倍かにして返していた!
ある時1貫の金を借りに来た男がいる1 今でいうと10万円ぐらいである!
その後で寺は沢山の金を貸すことを控えるようになった!
がその男、江戸の船問屋は繁昌するようになった!
他の人にも福を分け与えた!!
13年目に初めの1貫が8192貫になった!!!!
1頭の馬には36貫しか積めないので、228頭の馬で大阪まで送った!!

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宝塚の清荒神と言う火の神を祭った寺があり、投げ入れた賽銭を貰って来て、倍にして返す事が行われている!

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商売熱心で正直者だがあまりに貧しい染物屋が、いろんな神様に願いをかけたが応えてくれない!
ついに貧乏神を祭ったところ、感激した貧乏神から染物のヒントを貰い、大身代をきずく!!

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ブッタである!
適宜に事をなし、忍耐づよく努力する者は財を得る。
誠実をつくして名声を得る。
何かを与えて交友を結ぶ。
誠実、真理、堅固、施与という四つの徳があれば、未来に至って憂うことがない。
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⑭ 信用篇 窮地から救ってくれるものは信用

韓非子
『小心なるときは、すなわち大信立つ。ゆえに明主はは信を積む』
小さな信義がきちんとはたされてこそ、それがつもりつもって大きな信義を成り立たせる!!
斉の威王を東洋工業の松田恒次が好んだ!
『照一隅者是国士』
威王は9年間政治を臣下に任せて、一挙に佞臣すべてを煮殺した!!
威王は物ではなく人、家臣を自慢した?
一隅を照らす従業員こそ宝である!!

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毛利元就が家臣に、自分を昔の君主にたとえたらだれになる??
家臣は、周王朝をひらいた文王や武王にくらべることができます??
元就は、今さら文王や武王に及ばぬことを知った!
何故なら、文王や武王には汝のように面と向かって追従などいう臣なんかいなかったからだ!
やはり元就は凄いのか??

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『兵法書 六韜』 戦術署ではないようだ………
(信用出来ない部下)
① 外見は謹厳実直だが、内実は不肖である者
② 外見は温和だが、内実は盗みをする者
③ 外見はつつしみ深く、内心は高慢な者
④ 外見は清廉だが、まごころのない者
⑤ 外見は努力家だが、内心は情け容赦ない者
⑥ 外見は心情にあふれているようで、さっぱり誠意のない者
⑦ 外見は智謀があるようで、実は決断力のない者
⑧ 果敢を好むが、実は無能な者
⑨ 外見は誠実であるが、信頼をおけない者
⑩ 外見は勇気がありそうなのに、実はいくじのない者
⑪ 慇懃無礼な者

信用できる部下)
① ぼんやりにみえるが、忠実な者
② 過激で変わった言動をするが、実際の効果をあげる者
③ 厳格で苛酷だが、冷静で沈着である者
①  外見は冴えないが、使いとなれば、必ず使命をはたす者

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武田信玄みたいである! 信玄も影響を受けているのか??
人には八つのきざしがあるので、そのきざしにより賢愚を判断せよと!
一に曰く、これに問うに言を以てし、以てその辞を観る。(まず話して表情を確認する)
二に曰く、これを窮むるに辞を以てし、以てその変を観る。(徹底的に問い詰める)
三に曰く、これに間諜を与え、以てその誠を観る。(人を使って素行を探る)
四に曰く、明白に顕問し、以てその徳を観る。(会議などで明白に質問する)
五に曰く、これを使うに財を以てし、以てその廉を観る。(財務の職に就けて確認する)
六に曰く、これを試みるに色を以てし、以てその貞を観る。(女を近づけてみる)
七に曰く、これに告ぐるに難を以てし、以てその勇を観る。(緊急で難儀な任務を与える)
八に曰く、これを酔わしむるに酒を以てし、以てその態を観る。(酒の酔い方を見る)
人間の本性を暗示させるものは、吐く言葉から酒まで、口から始まり口で終わる!!
後漢の崔瑗の座有銘にある!!
言を慎んで、飲食を節せよ!! 言葉を慎んで、酒に節度を持てと!!

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⑮ 観察篇 観察眼なしに人は動かせない
『宗名臣言行力』
明なれども察に及ばず、寛なれども縦に至らず!!
物事がよくわかり、細かいことをほじくり返さない!
部下のミスに寛容であり、だらしなくならない!

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徒手空拳から天下を取ったのは、伝説の帝王・舜、漢の高祖・劉邦、明の朱元璋、
それに秀吉と言う!
朱元璋は人気がないが、劉邦の真似をした?
天下を取ってから有力家臣を殺し、将来の不安を取り除いた?
人気が無かったが、政権は秀吉のように2代目で潰れることは無かった………

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朱元璋に仕えた名臣・宋濂!
「人を観るの道は、その迹に于てせず、其のにて心に于てす!」
人を観察するのは、功績にとらわれず、心をみるべきである!

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頭が良いと言うことは、観察力が優れているということであると!!
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会社人間上昇学 ②・宮城谷昌光
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