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2018年7月27日 (金)

本・ミッドウェーの決断(1985/10)・千早 正隆

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ミッドウェー海戦に何故日本は負けたのか??
これも整理していたら出て来た本である! 
チョットおかしいと思うが読んでしまう………
内容は下記の通りである!!
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第一部 ミッドウェー海戦の経過
山本五十六と黒島亀人               作戦担当者の愚かな驕り (半藤一利)
日本海軍を出し抜いた情報解析力        暗号解読のドラマ (秦郁彦)
ミニッツとスプルーアンス             非常時の抜擢人事 (土門周平)
南雲司令部の誤れる決断              南雲忠一・草鹿龍之介・源田実 (千早正隆)
六月五日 零戦パイロットかく戦えり        藤田怡与蔵・白根斐夫 (鍛冶壮一)
敵に一矢を報いた傍流実力者の意地     「飛龍」艦長・山口多聞 (笠原和夫)
日本海軍の面目を保った伊一六八潜水艦 艦長田辺弥八の沈着果断 (佐藤正和)
第二部 敗因分析と失敗の教訓
「運命の五分間」の必然            (柳田邦男)
生かされなかった二つの戦陣    (佐藤和正)
アメリカ側からみた日本の敗因  (千早正隆)
ミッドウェー以後の大日本帝国   (保坂正康)
〈資料編〉ミッドウェー海戦 日米戦力比較
     付・ミッドウェー海戦の軌跡

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半藤一利はよく読んでいる!  この本でも挙げられている!!
第一部 ミッドウェー海戦の経過
山本五十六と黒島亀人   作戦担当者の愚かな驕り(半藤一利)
黒島亀人が戦後語ったようだ!
「ミッドウェー作戦は少しも間違っていなかった。南雲長官があらゆる機会を捉えて、
 アメリカ空母部隊を攻撃するようにという自分の下し命令を実行していたら、
 この海戦日本海軍が勝利を収めた事であろう」

イギリスの軍事評論家リデル・ハートの言葉
「かっては最良の将は錯誤をおかすことの最も少ないものであったが、
 今や最小の錯誤をおかすものこそ最良の将である」

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山本五十六は黒島亀人を偏愛した!
これに黒島亀人も応えた??
真珠湾攻撃を計画し、ミッドウェー作戦を計画した!
日本の作戦は分り難いようだ? 実際アメリカもミッドウェー作戦には迷った?
目的はシンプルでなければならない??
アリューシャンからミッドウエーまで艦船を動かした作戦である!
がこれは兵力集中にはなっていない??
アメリカも日本の次の作戦を考える??
再度ハワイ攻撃、アリューシャン列島、ミッドウエー、西海岸と予測される??
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一番の敗因は慢心と言う!!
真珠湾攻撃の緊張感? 秘密確保の徹底?
ミッドウェー作戦は呉の芸者まで知っていた??
アメリカを飲んでいる!! と言うよりは舐めている????
それだけの搭乗員の連度は高かった???

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参加艦艇200隻以上、10個のグループが時間通りに作戦を実行する??
珊瑚海海戦は「翔鶴」「瑞鶴」であるが、やはり共同作戦は錯誤をおかした!
それをはるかにしのぐ艦船で、太平洋に北から中央まで展開する??
後からは何とでも言えるが、慢心だったのか???
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日本海軍を出し抜いた情報解析力  暗号解読のドラマ(秦郁彦)
アメリカも日本の暗号をすべて解読していたわけではない!!
AFが目的だと解読した??
AFは何処なのか??
かの有名な暗号、「ミッドウエーに真水が不足している」
これに見事にひっかりミッドウエーと読まれた?
しかし日本の罠と言う考えもアメリカは持った???
情報担当者も重要視される?
ミニッツはミッドウエーを占領されても構わないと!
補給の事もあり後で取り返せばよいと!
それより不利な状況で戦うなと!

空母を失ってはならないと、はっきりした命令をミニッツはスプルーアンス出している!
ハルゼーだったらどうだったのか??
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ミニッツとスプルーアンス  非常時の抜擢人事(土門周平)
平時の人事、戦時の人事???
何処の国も年功序列がある??
がアメリカは第一次世界大戦でハンモック番号が当てにならないことを知った?
真珠湾後、ミニッツを20数人飛び越えさせて司令官に持って来た!

スプルーアンスもハルゼーの推薦でミッドウェー作戦を指揮した?
ミニッツは落ち込んでいたた司令部で、部下をそのまま使い士気を高めた!!
スプルーアンスは寡黙の提督である!!
マスコミ嫌いで目立とうとはしなかった??
自分の職務を理解している??
個々の戦闘は艦長以下の仕事を行う! 自分の職務ではないと!
戦闘中にでも食事する???
攻撃発進の決断!!
勝利後の日本艦隊を追撃しなかったようだ1
状況を理解している!!
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南雲司令部の誤れる決断  南雲忠一・草鹿龍之介・源田実(千早正隆)
日本もアメリカの戦力を予想している! おおむね間違っていない??
空母8隻、戦艦11隻、巡洋艦23隻、駆逐艦65隻等合計190隻の動員である!
アメリカは劣勢を自覚している!
待ち伏せにより、空母より攻撃機が発した後で攻撃したい??

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日本は攻撃隊の指揮官を友永大尉に代えている?
淵田美津雄は病気である? が何故友永大尉だったのか?
初陣になる? 他にもいたはずだと!
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「第二次攻撃の要あり!」 
山本五十六は半分は空母攻撃に残して置くように指示している!
が、ここで陸上用への爆弾に換装した!!
これに時間を食い、発進前に攻撃を受ける!
運命の5分間と言われる!!
換装の最中に、敵艦隊発見の連絡を受ける!!
作戦目的は、第一優先がミッドウエー攻略と言われていた!
つまり、敵空母撃滅と、ミッドウエー攻略の二つの任務があった?
後年、レイテ沖作戦でも同じ間違いを犯している???
この時に、再び艦船攻撃に換装させた………
この決断はどうなのか? 山口多聞は直ぐに攻撃機を発進させよと!
がそれまでのアメリカの攻撃機は戦闘機の護衛なしで撃墜されている!
日本も同じ運命になる??
この決断を、ゴードン・プランゲは妥当なモノとしている!!

アメリカの4次の攻撃をすべて撃退している!
ミッドウエー攻撃隊の収容の問題がある!!

混乱が重なっている??
この時、山本五十六は黒島亀人に敵艦隊を速やかに攻撃せよとの命令を出すべきだと言った!!
が、黒島亀人は攻撃隊の半分を艦隊攻撃用にとってあるのでもう攻撃していると!!
ミッドウエー攻略が第一目的とその前に言っている!!
負ける時はそんなものである??
不運が重なる???  勝つ時はヘマも味方する???
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六月五日 零戦パイロットかく戦えり  藤田怡与蔵・白根斐夫(鍛冶壮一)
実際に戦ったパイロットの証言である!
生々しい!
ゼロ戦の優秀性と、紫電の事をパイロットの立場で書いている!
ゼロ戦は優秀であったが、限界がある!!
21型に52型のことを書いている!
52型はスピードは上がったが空戦性能が落ちている!
スピードと言ってもメチャメチャ早いわけではない?
ベテランが乗った52型より、新米が乗った21型の方が生き残る??
次に紫電がある!
あまり良い性能では無かったようだ???
戦死した戦友が多い中、良く生き残れたと思うが………
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敵に一矢を報いた傍流実力者の意地  「飛龍」艦長・山口多聞(笠原和夫)
架空戦記では必ず山口多聞の名前がでる!
果断の提督である??
「飛龍」単独で攻撃隊を発進し、艦と共に運命を共にする!!
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日本は余裕がなかった??
ミニッツはスプルーアンスに命令している!
「戦況が不利になったら退却しても良い!
 それより敵に重大な損害を与える確信の無い限り敵の攻撃に直面させるな!
 リスクの原則を守って貴重な空母群は保存する!」
つまり利あらずば撤退してよいと!!

ヨークタウンを2度攻撃している??
情報が正しく伝わっていたら、エンタープライズ、ホーネットを攻撃していた??
結果は分からないが………
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日本海軍の士官は優秀である!
が、膨大、複雑な作戦で成功を得るのに不可欠な高度な平凡性が不足している!
平凡性とは、状況が複雑になればなるほど、単純明快な筋道で一貫していくことと言う!
人間と言うモノは、間違いを犯すものである!!

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日本海軍の面目を保った伊一六八潜水艦 艦長田辺弥八の沈着果断 (佐藤正和)
部下は艦長の人柄を見る!
この艦長ならばと?
全力で戦い、ユークタウンに駆逐艦を撃沈した!
一矢報いた?? よくやったと思う………
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第二部 敗因分析と失敗の教訓
「運命の五分間」の必然(柳田邦男)
5分間だけの問題ではない!
いくつもの過程が無ければ5分間だけ言っても仕方がない??
アメリカは勝ち取るべき勝利を手にした??
偶然の中に見える必然がある!!
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① 連合艦隊の図上演習
  サイコロを振り直す??  自分の都合のよい方に結果を導く??
  それを行える実力が連合艦隊にはあった??
  外敵より内なる慢心である!!
② 山本司令長官の出撃
  出撃の必要性はなかった??
  図上演習と同じで都合よく考え過ぎである??
  アメリカは日本の思い通りに動かない!
③ 索敵の失敗
  と言うより、何も考えていない?
  索敵能力が不足している? 偵察員にも問題が多い!
  つまり戦闘機、攻撃機が大事で偵察機はランクが下と思われている??
  位置も間違うし、無線技術も遅れている??
④ ミニッツと情報スプルーアンスの決断
  決戦前にミニッツはレイトンの情報と予測を知らしめている1
  会議では現実離れした楽観論も、自信過剰な意見もなく、
  事実を曲げてはいなかった?
⑤ スプルーアンスの決断
  ブローニング大佐の進言!
  日本の攻撃隊が帰還している時に攻撃する?
  アメリカの艦上機は日本より航続距離が短い!
  ミッドウェーが空襲されている時に、攻撃機を発進させる!
  そうして全速で近づいて攻撃機を収納する??
  攻撃は偶然が重なり(?)2隊同時になる??

スプルーアンスの決断がこの結果になった??
日本側の作戦失敗としては
① 情報戦の大敗
② 心の緩み
③ 山本司令長官の出撃
④ 潜水艦による索敵不十分
⑤ 航空決戦の戦術的失敗
⑥ 海軍の兵術思想の転換が中途半端
⑦ 戦争指導者の無定見
⑧ 国民性の欠如
合理性を欠き、セクショナリズムで視野が狭い!
因襲から容易に抜けれない? すぐ多い上って相手を見下げる!
日本は論理的思考に欠けていた????

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生かされなかった二つの戦陣(佐藤和正)
この章は面白い??
インド洋での作戦で、実際に兵装の変更を行っている??
だから実情は南雲艦隊は知っていた??
1時間半から2時間半かかる??
それも平穏な時である?
攻撃を受けている場合ではない??
が、同じ間違いを犯している!!
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空母の有効性が実証されたのは真珠湾攻撃からか??
がその後の対応が日米では違っている??
空母を間折ると言う考えが日本にはあまりない??
護衛の艦船が違う??
この章を読んでいると、奇跡でも何でもなく何も考えていない??
日本は負けるべくして負けた!!!
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アメリカ側からみた日本の敗因(千早正隆)
ゴードン・G・プランゲ博士がいる!
「トラ・トラ・トラ」 「ミッドウエーの奇跡」
一応読んでいる! 「トラ・トラ・トラ」は短くまとめてあったが………
日米の関係者への膨大なインタビューがある?
連合環司令部、山本五十六、黒島亀人、宇垣纒、三和義勇、渡辺安次が実質動かしていた!

戦勝病が蔓延していた??
責任は山本五十六にある!!!

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ミッドウェー作戦の評価がある!
一、 目的 ミッドウェー占領と米機動部隊の撃滅? 二つの目的がある!!
二、 攻勢 戦いの可能性に対する対策はなされていたか?
三、 接触点における優勢 兵力の集中がなされていない??
四、 奇襲 奇襲は日本のお家芸である?? 相手の行動を検証していない??
五、 機密保持 真珠湾攻撃の機密保持は保たれずに、芸者にまで知られていた??
六、 単純性 機械で動く部品は少ないほど故障が少ない?? 戦艦主義か? 
   航空主義か??
七、 行動性、機動性 真珠湾攻撃以降にインド洋にまで行ってアメリカ艦隊の撃滅を
   考えていない!
   ようようにミッドウエー攻略である! 
   慢心している? 服装も戦闘服を身につけていない??
八、 兵力の最善活用 兵力の分散か? 
   角田寛治の機動部隊にミッドウエーを空襲させる!
   赤城以下はアメリカ機動艦隊の備えるべきであると!
九、 協同、統一指揮 山本五十六は出て来る必要はなかった? 

通信の制限があったので独自の判断で出先が動いた??
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インド洋作戦で、ミッドウエー海戦の失敗は予想されていた??
アメリカの諜報活動に著者が追加している!!
① 見破られたフレンチ・フリゲート礁作戦
② 日本側作戦担当者の意図を正確に推論
③ 原則に反してゼロ戦を21機余分に積んでいる??
④ これにより一空母当たり5機の増加になる?

ますます狭苦しくなる??
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澤地久枝女史の推論がある?
南雲司令官の「予令」がある1 これが第二次攻撃の要ありより前にだされている?
そうすれば換装は終わっていたと!!!
日本人の構造的欠陥なのか???
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ミッドウェー以後の大日本帝国(保坂正康)

昭南市とシンガポールの名前を変えた!
ミッドウエーも水無月島に名前を変える計画もあった??
勝利を確信している!!
が負けた???  その後が大変である!
これをどう発表するか??
徹底して隠した!!
被害はパイロットの戦死者は、日本が121人で、アメリカは210人と言う?
それより、兵科、機関科、整備科と3000人近くが戦死している!
後に、武蔵、信濃、大和と沈むが、一番長く浮いていたのが武蔵!
三野正洋によれば、ダメージコントロール、ベテランの機関兵らの働きと言う?
実際にベテランを失ったのが痛かった??

参加した兵たちは収容所に入れられた感じだったようだ??
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では陸軍は何処まで知っていたのか?
東條首相も知らなかった??
外務省も知らなかったが、海外放送の傍受で知ることは出来た?
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真珠湾攻撃では、出発する時に死を覚悟して行っている1
がミッドウエーでは帰って来るのだからと……

アメリカもミッドウェーでは陸軍が活躍したことになっている1
海軍は劣勢だったと??
が戦後日本側からの情報により海軍の功績だったと分かる??
恐らくミニッツは派手に宣伝されると暗号解読がバレると思ったのではないか??

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ミッドウエー海戦が転回点になる?
日本も現実に戻る?  夢みたいな計画は取りやめになる!
アメリカも守勢から攻勢に出る??
ガタルカナルの戦いになる!!
もはや守勢である???
戦後アメリカは日本に対してミッドウエー海戦を日本敗北の決定的な敗北だと教える??
実際そうである!!
大本営発表は、事実とかけ離れ政治、軍事指導者は本心を明かさず、精神論を口にする!
ひとつの戦闘でここまで変わるのは稀有の状態なのか??

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