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2018年8月 5日 (日)

本・21世紀 地政学入門(2016/2)・船橋 洋一

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地理と地図――「地政学」が世界を再び支配する! 
中国の海洋進出、米国の弱体化、北朝鮮崩壊の危機、そして縮小してゆく日本。
地政学的リスクが高まっている。
地理、歴史、民族、宗教、資源、そして人口を抜きに、国家戦略は立てられない。
少子高齢化で急速に国力が低下する日本がとるべき選択とは? 
「地政学的直観力」を磨くための51のヒント
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今話題の地政学である!
著者の本は、「原発敗戦」が最初である。
メチャメチャ面白かった………
地政学である! 
ところどころに海外の会議に、知人を紹介しているのが何とも言えないが………
内容は下記の通りである!
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はじめに  地政学的直観力とは
第1章 21世紀新世界
第2章 グローバル地経学
第3章 中国の夢
第4章 米国リバランシング
第5章 日本の戦略
第6章 日本の統治
おわりに  歴史をどう克服するか
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世界の人口一億人を超える国が増えている!
日本は逆に減りつつある?
2050年、アジアでは、中国、インド、インドネシア、パキスタン、バングラディシュ、
フィリッピン、ベトナムと言う!
人口だけが全てではないが、人口が少ない国が地域大国になれるのか??
日本にとってはあまり良い話の内容ではない??
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第1章 21世紀新世界

各地の状況説明がある!
アメリカの国家情報会議の2030年までのシナリオがある。
● 中国の栄華は長続きしない。 世界一であり、日本の経済規模の二倍半近くある。
● イスラム原理主義のテロはピークを過ぎ、下り坂に向かう。
● アメリカはヘゲモニー国家に戻る事は無い。

世界の潮流は、パワー分散である。
ロシア、中国、インド、ブラジルにツズ久野が、ネクストイレヴンである。
インドネシア、フィリピン、トルコ、イラン、コロンビア、メキシコ、南アフリカ、
ナイジェリア、エジプト……… 少し足りないが………
アメリカがエメルギー独立を果たすと、問題は中東サウジである?
中東の石油がどうなるのか??
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中国、朝鮮半島、ロシア、中東とある。 南米は無いが………
中東では、トルコとイランは地域大国になる?
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第2章 グローバル地経学

金の話である。
ドルの命運。 人民元外交の幕開け。 ドイツの欧州化と欧州のドイツ化。
アベノミクス等の考察がある。
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中国は外貨準備に米国債を一兆三千億円も組み込んでいる。
ドルが暴落しただけで計り知れない損害をこうむる!
危うい世界である??
資産多角化を考えている??
人民元外交の幕開けは、AIIBの設立になる?
ドル一極支配を人民元に変えたい??
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ユーロは崩壊するようだ?? ドイツ一強である??
イギリスのEU離脱、スコットランド、カタルニアの独立問題?
フランスが深刻な債務危機に見舞われた場合、欧州最大の危機になる。
その時はフラン、地中海諸国を後背地とする新たなドイツ帝国が生まれる!!
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中産階級を制するものが「新世界」を制する!
インドネシアを例に挙げている?

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アベノミクスである。
「女性が輝く社会」を成長戦略の中核と位置づけている。
ノルウエーの上場企業では、役員の40%は女性とすることを法律で決めている。
まだまだこれからのことなのか??
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第3章 中国の夢
中国が経済・軍事ともに膨張の兆しを見せている。
南シナ海と東シナ海を中国の「核心的利益」ととらえ、
「海への戦略的意思」を明確にしている。
AIIBという地域を冠にした経済覇権構想もスタートした。
ニクソンの米中接近がある。

中国は、北からソ連、東から日本、南からインドと組まれて攻撃されればどうなる!
恐怖がある? ならば遠交近攻を考えるなら、アメリカがいる?
そうして米中2国が接近した??
キッシンジャーは米中関係を「共同進化」と名付ける。
中国が弱い時に強い扱いをした!
では強い時の中国は??  強い時は強い? それとも強い時は弱い??
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中国は14の国と国境を接して、一万四千㎞の海岸線を持ち、七千の島を持つ!
3/2が大陸国家で、1/3が海洋国家と言ってよい??

南脅威論派は日米が、北脅威論派はイスラム原理主義の新疆ウイグルへの浸透が脅威である?
アメリカでは裏で新疆ウイグルのイスラム勢力を支援することが国益に適うと???
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プーチン大統領は中国では人気者である!
中央アジアの国々は、中ロの間で安全保障を探る??
中ロは表面上はともかく、お互い信用していない?
アメリカのアフガン撤退後にどうなるか??
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日中のリスク低減への提言。
① 中国から日本企業が算を乱して引き上げない。
② 日米同盟の堅持に強化!
③ 韓国との関係改善
④ インドとの連携
⑤ ロシアとの関係改善と領土問題の解決
⑥ 中国との「戦略的意思疎通」を構築する
⑦ 中国との歴史認識を共有する努力を絶やさない事
そう言う中で、台湾がある!

中国に飲み込まれた台湾となれば、南シナ海、東シナ海抑えられる!
目障りな日本列島により太平洋への出口は塞がれている??
馬英九政権で中台関係は劇的に変わったが、今はどうなのか?
それにより尖閣の維持も難しくなる??
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著者は日米揃ってAIIBに参加すべきと?
戦わずして勝つ!! 孫子の兵法を日米とも学ぶべきだと!!

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中国に対しては、硬軟両様のアプローチが必要である!
なんせ孫子の国である! 日本の師匠である?
日米の間にくさびを打つべく策を弄する!
著者は速やかなTPPの締結をと言うが、トランプ大統領は公約通りに離脱した………
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第4章 米国リバランシング
2012年の米国の最大のニュースは、白人の新生児が半分を切った!
将来的にヒスパニック系が増える。

中東におけるレッドラインがある!
各国はオバマ大統領がこれを実行するか見ている?
特にイスラエルは見ている? 何より自国の安全保障にかかわる?
オバマ政権を特徴づける 「背後からの指導力」 
要は安全な後方にいることになる??
中東外交での優柔不断ぶりは、「世界のリーダー」への不信感を生んでいる。
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アメリカの対中観がある。
① 対中ロマンス派。 キッシンジャーが中心。
② 同盟第一派 日米、米韓、米豪同盟
③ 対中敵視派
④ 対中総動員派
⑤ グローバル協調派

この対立も、財務省VS国務省があるようだ。
どうも④の対策になっているようだ………
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対中ではハト派と言われる人が、タカ派になっているようだ………
過剰反応はお互いを誤まらせる??
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「外交は内政に始まる」
「国力以上の外交をしてはならない」
国力が無ければまともな外交は出来ないと!!
これから安倍総理はどうすべきなのか?

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外交には三つある。
「バカなことをしない」 「バカなことをする」 「スマートなことをする」

「スマートなことをする」外交をやって欲しいが、
「バカなことをしない」外交で満足して貰っても困るようだ………
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第5章 日本の戦略
『2050年の世界』日本の存在はかぼそい。
歴史、財政、人口、英語、放射能の五重苦に苦しむ!!
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靖国の首相の参拝がある?
中韓だけではなく他の国にも評判が悪い??
余計な軋轢を産んでいると??
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インドとの連携、オーストラリアとの連携の重要性を言う!!
インド・モディ首相は対中にも柔軟である!
オーストラリア・アボット元首相と安倍総理は仲が良い?
そうりゅう型の潜水艦の売込みには失敗したが………
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中国楊外相。
「中国は大国である。あなたたちは小国である。それは動かし難い事実だ」
「非合意の合意」は、 「建設的あいまいさ」になりえる!
お互いに言わないと!!

日韓の領土問題は紛争にまで発展しない??
日中はその恐れを双方持っている??
そこが日韓と違う点であると!!
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AIIBに英国は参加している。
EU離れであり、現実にEU離脱の英国は、小英国主義に向かう。
小英国主義や小日本主義ではなく、英国はEU、日本はアジアにしっかり根をおろし、
地域秩序の構築に取り組まなければならない!
が、両国ともそうはなっていない??
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中国に対する政策は色々あるようだが、どれが正解か分からないようだ………
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人口減少は、シルバー平和主義がはびこる!
三宮でもビラを配っている。 孫を戦争にはやらない??
見ていて感心する?

人口減少が、どういう方向に向かうのか??
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第6章 日本の統治
福島原発の話になる。  果たして人災なのか?
「小さな安心」を安売りして「大きな安全」を犠牲にした??
安心は安全裏切る!!

菅直人は、「最悪のシナリオ」の作成を求めた。
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日本は兵站作戦はダメ、持久戦は苦手?
原発も実際に徹底的にリスク対策をしていない!
許可した国に官庁も、厳格にやっているようでやっていない?
それが福島の事故の結果から分かる?
いまだに安全の定義をどうするか決まっていないのに、再稼働の議論がある?

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「消極的権限争い」  霞ケ浦の処世術である?
イヤなこと、面倒なこと、政治的にポイントにならない事には手を上げない?
太平洋戦争開戦間に、誰も開戦できないとは言えない?
近衛首相も海軍に言わそうとする! 
海軍も避難されるのは嫌なので首相一任になる!!
「責任のあまりにも不毛なたらい回し」

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日本版NSC 国家安全保障会議がある。
成功は首相次第という!!
戦後保守?? 新たな中道保守の構築を言っている!!
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思っていた内容では無かった!
2016年発行であるが、トランプ大統領が登場し、ますますややこしくなってきている??
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船橋 洋一
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