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2018年10月18日 (木)

本・ハーメルンの笛吹き男―伝説とその世界(1988/12)・阿部 謹也

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《ハーメルンの笛吹き男》伝説はどうして生まれたのか。
13世紀ドイツの小さな町で起こったひとつの事件の謎を、
当時のハーメルンの人々の生活を手がかりに解明、
これまで歴史学が触れてこなかったヨーロッパ中世社会の差別の問題を明らかにし、
ヨーロッパ中世の人々の心的構造の核にあるものに迫る。
新しい社会史を確立するきっかけとなった記念碑的作品。
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小山慶太の本を読んでいたら出て来た本である?
文献を調べて検証している! 現在の常識で過去を判断してはいけない??
と言うことは理解している???
子どもの頃にこの話は聞いている! 子供心に怖かったのを覚えている?
内容は下記の通りである!!
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〇 第一部 笛吹き男伝説の成立
はじめに
第一章 笛吹き男伝説の原型
第二章 一二八四年六月二六日の出来事
第三章 植民者の希望と現実
第四章 経済繁栄の陰で
第五章 遍歴芸人たちの社会的地位
〇 第二部 笛吹き男伝説の変貌
第一章 笛吹き男伝説から鼠捕り男伝説へ
第二章 近代的伝説研究の序章
第三章 現代に生きる伝説の貌
あとがき
解説 泉のような明晰    石牟礼道子
参考文献

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疑問に思い調べる!  そう言う事実がある???
当時の社会は鼠が多かったのか??
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〇 第一部 笛吹き男伝説の成立
はじめに
消えた子供はどうなったのか?
消えたのだから何処かに現れる???
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第一章 笛吹き男伝説の原型

要は、笛吹き男が現れ、住民が報酬を支払わなかったので子供が消えた??
グリムをはじめ、さまざまな話があり、当時から研究されているようだ?
失踪した人数、日付け、場所????
1284年6月26日、ハーメルンの子供130人、カルワリオあたりで行方不明???
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第二章 一二八四年六月二六日の出来事
解釈は多い??
① 舞踏病
② ジーベンビュルゲンへの移住
③ 子供の十字軍
④ セイミカエル巡礼
⑤ 野獣に食い殺された
⑥ 純然たるつくり話である
⑦ ユダヤ教の儀式の犠牲として殺された
⑧ 地下にある監獄に閉じ込められた
⑨ 偽皇帝フリードリッヒ二世のあとをついていった
⑩ 東門の前の試合で命を落とした
⑪ 崖の上から水中に落ち溺れ死んだ
⑫ 地震による山崩れで死亡
⑬ 修道士によって修道院内に誘拐された
⑭ 狂信的な鞭打ち苦行者の群れとともに消えた
⑮ 群盗に誘拐された
⑯ 何か解らない目的のために招集された
⑰ 1260年ゼデミューンデの戦いで戦死した
⑱ 新兵として招集された
⑲ 砕石見習工としてベーメン、ジーベンビュルゲンへ送られた
⑳ 基礎となっているのは妖精伝説である
㉑ 古キリスト教の儀式のための殺人
㉒ 純然たる神話的モチーフ
㉓ 遍歴伝説がハーメルンにもたらされた
㉔ 死の舞踏の叙述から派生したもの
㉕ ペストに似た疫病、多くの人が死亡

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まず当時のハーメルンがどういう状況だったのか?
資料の信憑性はどうなのか??
今までハーメルン市の場所は知らなかった………
昨年ハンブルクに行っている。 行く気になれば行けたかも??
1260年ゼデミューンデの戦いで戦死した???
子供と言う表現がおかしく、青少年だったのか?
その戦いでラッパ手に率いられた子供たちが戦死した??
社会状況からの解説がある??
職人、農民などの関係はどうなのか???
文献にあるが、よく読めると感心するが………
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第三章 植民者の希望と現実
農地拡大? 国土拡大?? 開墾も進められていたようだ?
12、13世紀にドイツ東部へ、東欧へオランダや西部ドイツから大量の人口の移動があった!
ハーメルンの子供130人の失踪と結びつけられる??
130人の失踪目撃証言もある?
当時の社会情勢もある! 土地ヘの渇望もある?
「植民請負人」???
笛吹き男は、背後にいる貴族の使者、宣伝員の役割をはたしている??
各地でそう言う少数の人間が抜け出しているようだ?
が、130人は多い?  それほど土地への渇望がハーメルンでは強かった??
130人の数はどのような意味があるのか? 人口構成は??
実際に行った場所まで推測している???
が、何故ハーメルンだけなのか?? 他にはそのような話はないのか??
計画的なモノだったのか???
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第四章 経済繁栄の陰で

逃亡する人間は身近な都市に流れる?
市民権が貰えないので被差別集団の集団をなす!
都市の下層部とは??
職人、徒弟、僕碑、賃金労働者、日雇い労働者、婦人、貧民、乞食、賤民………
最下層でない人は何なのか??
教会関係者、騎士、商人????
賤民とは、刑吏、墓堀人、皮剥人、捕吏、牢吏、湯屋の主人、
亜麻布織工、遍歴芸人、司祭の子、庶出子………
衣類で差別されている?
しかし、乞食、盲人、淫売婦、癩病者らの組合がある??
教科書には出て来ない話である??
富める者、貧しき者??  格差社会である???
その中でも寡婦? 未婚の母親も賤民に入る?
貧しい? 当時は多産である??
子供も希望が持てない??  差別されている??
その子供たちは、重みに耐えかねて異常な行動に出る??
「子供十字軍」 純真な子供なら十字軍が成功する???
何か衝動的駆られた行動が多かったようだ?
祭りも多く、憂さを晴らしている? 舞踏行進も多い??
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この時に子供たちが集団で、出かける? そう言う場所の条件は??
① 現在もコッペンと呼ばれている
② 子供でもハーメルンから歩いて行ける
③ 不幸な事件が起こり得る
そう言う場所をで遭難した? その場所も特定している??

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不幸な出来事があるとこれを「笛吹き男」の伝説にすれば話は早い??
そう言う時代背景があるが、遍歴芸人の地位も上がる??
悪者に出来なくなり、これに鼠捕り男の復讐を加えた??
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第五章 遍歴芸人たちの社会的地位
遍歴芸人たちの解説になる??
古代ローマの俳優、手品師、軽業師???
町から町へと放浪する??
遍歴芸人はやはり人々の楽しみを供給している??
人々の優越感の上に成り立っている???
遍歴芸人も一定の秩序の中に組み込まれる?
市民権も獲得する??
この本に沢山の絵がある? 芸人の絵も楽しい??
130人の子供の失踪は、笛吹き男は関係していない?
具体的に姿を見せていない??
が、社会的に疎外され、存在を悪と考える人も多い!!
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〇 第二部 笛吹き男伝説の変貌

第一章 笛吹き男伝説から鼠捕り男伝説へ
時代の状況がある? 飢餓と疫病! 魔女裁判もある!!
13世紀も飢餓の年は多い!
どのように伝説が変化しているのか調べる??  日記を調べる?
300年後に再びあの男がやって来る!!
「上等な服を着た30歳の美しい男」
「見知らぬ笛吹き男」
「いかさま師」
「魔術師」

名称が変わる?? 
宗教上の対立もある!! これも伝説に影響する!
天災もあり、民衆は恐れる???
市当局と教会は人民の教導のためにこのハーメルンの130人の話を利用する??
権威で正当化する??
進学者は、「笛吹き男」を悪魔とする!!!
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当時は鼠の被害も多かったようだ??
鼠を駆除する男が表れる!!
ここで伝説の話になる!
見知らぬ放浪者が鼠を引き連れて殺す! 約束の報酬を要求する!
が住民は大したこともしていないとして、わずかな金で済まそうとする!
約束を破られた男は8、9歳の子供を引き連れて姿を消す!
この伝説では笛吹き男は出て来ない??
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鼠取り男の伝説は他にもある??
パリ、バルト海のウムマンツ、オーストリア、アイルランド、
ロッシュ湖、ボヘミア、ケムニッツ、エーベルスヴァルデ………
読んでいて面白い!  報酬を貰って消えた話もある!
たいがい報酬を値切る話が多い?
その結果が子どもとか住民が消えた話になる!!

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内戦も絡んでいる??
単純なものでは無さそうである???
ハーメルンの笛吹き男の伝説は、鼠取り男の復讐の伝説に転化し、世界に広まる!!
ハーメルン市は振り回されている?? 

訪れる客のことも考えて、記念碑も造っている??
ハーメルンは穀物の製粉で生活している?
ネズミの被害の話が広まるとまずい!!
市当局も否定する側に立つ???
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第二章 近代的伝説研究の序章
18世紀になるまで、ハーメルンの鼠取り男と笛吹き男は悪魔になる!!
勝手に伝説は広がる???
つくり話とも言われる?? 魔術など信じなければ存在しない??
子供十字軍とハーメルンの失踪の事件は一致する?
ライプニッツの名前が出て来る!!
「この伝説の中には、何か真実がある」
色々な解説があり各諸説を紹介している!!
読んでいると分けが分からなくなるが、利用している感じはする!
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第三章 現代に生きる伝説の貌
ハーメルンのねずみ男の話はシンボルになる!
ヒトラーも気に入らなければ「ハーメルンの鼠取り男」と非難した!
「ハーメルンの鼠取り男」の解明される事は無いだろうと!!
時代により解釈が変化する??
1934年にハーメルン市は650年祭の開催を計画した!
行列・観劇だけでなく、伝説とその発展も企画した!!
それほど人々をかきたてる話題のようだである!!
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解説 泉のような明晰 石牟礼道子
著者が調べようとしたことがある!!
① ハーメルン市の1284年6月はどのような状態だったか、それがどう変化したのか??
② 失踪した130人の子供は?
③ 笛吹き男は??

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これだけ良く調べていると思う!
小山慶太の本で見て読む気になった! 大変面白い!!
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阿部謹也
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