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2019年7月11日 (木)

本・増補新装版インテリジェンスの20世紀 情報史から見た国際政治 ➁(2012/2)・中西輝政・小谷賢

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第Ⅱ部  冷戦期のンテリジェンス・ヒストリー
第7章  北岡元   戦後日本のインテリジェンス
戦後は、内閣情報調査力、内閣情報会議、合同情報会議と言う。
アメリカを参考にしたが上手く機能せずに、イギリスと参考にしている。
公安調査庁もある。
旧軍関係者も参加している!

冷戦後2001年9月まで。
アメリカに依存すれば良い、と言う認識と、国際環境は大きく変化しない?
それにより
日本は秘密保全と言う事がなっていない。
何度もこの言葉が出て来る?

安倍総理の登場により、空気が変わって来ている??
2001年のテロ以降。
〇 日本のインテリジェンス・コミュニティーを纏めるためにはどうすればよいか
〇 人的情報源、特に対外人的インテリジェンス面での機能を強化する
〇 日本の秘密保全を強化する
実際はどうなのか? 

特色と課題がある。 いつまでたっても変わっていない!
中西輝政曰く、30年遅れている?
〇 国家インテリジェンスが無い
〇 対外人的インテリジェンス(ヒュミント)機関が無い
〇 国家機密保護法がない
〇 提案は多いが、その割に実現しない
〇 アメリカ頼み
韓中に対するインテリジェンスはどうなっているのか??

第8章  奥田泰弘  インテリジェンスと国家運営
イギリスである。
日本もイギリスの情報機関には関心がある。
第二次世界大戦期では、MI5はドイツのスパイを裏切らせている。
これは成功しているが、対独インテリジェンスへと集約された措置は、逆に総合的な判断が軽視された。
特にソ連と協力関係にあったが、冷戦期混乱する。
このイギリスでもケンブリッジファイヴの裏切りがある。
フィルビーの人生は楽しかったのか??
本当に社会主義に共感していたのか??

イギリスのアジアの対策も記述されている。
中国共産党への対策もある?
住民に対するインフォメーションの注意事項。
〇 共産主義の原則を丁寧に解説し、甘言に隠された真実を伝える
〇 現に圧政が行われているソ連の現実を伝える
〇 ソ連の浸透、支配の方法を伝える
〇 ソ連が国連の活動を妨げており、国際平和。協力の阻害している現状を伝える
〇 中国系住民に対して中国共産党の圧政を伝える
イギリスは狡猾と言う!!
情報機関も自立している?

第9章  小島?之  CIAの情報分析とその限界
CIAである。 もっとも悪名が高い??
情報活動に期待されるのは、相手の意図や能力を正確に予測し、
政策立案、決定に活用することである!
ソ連の核保有を1952年中頃と予測したが、実際は1949年8月末であった。
情報を収集して評価する、分析する?
ソ連の核も持つための資材の分析に、持った場合の予測がある!
その為には情報収集が必要である?
「ORE」 CIAで情報分析をたんとうしていたのは報告評価局OREである!
縄張り争いがある?
へますれば喜ぶ人がいる??
となれば自前の情報から予測を立てる方向に行く??
ソ連の核開発である。
〇 ソ連が持っている技術力・工業力に関する評価
〇 ソ連にいるドイツ人科学者の実績と能力
〇 アメリカの経験
これにウランの消費量がある?
1950年1月と言う数字も出て来ていたようだ………
が修正出来ずにいたようだ……
原因は色々あるようだ?。
この章は、ソ連の核を持つ時期の予測の失敗の話を分析している?
協働的な組織関係が構築されて、はじめて価値の高い予測を生み出せる?
予測と言う不透明な未来を見通す作業は、常に不確実性との戦いであるようだ!
その中でソ連の核開発予測は、あまりも孤独だったようだ??

第10章  山添博史  冷戦下のソ連情報機関KGB
KGBにGRUが良く知られていた。
独裁者の情報機関?? 権力争いも多い?
反フルシチョフ派にKGBの協力があった?

西側への浸透には、ケンブリッジ・ファイヴがある。
フィルビー、マクリーン、バージェス、ケアンクロス、ブランド。
「映画 裏切りのサーカス」である。
しかしソ連の事もたいして知らないのによく協力できるものである。
大戦中はソ連に外交機密情報、暗号解読の情報を流している。
アメリカの原爆の技術ももたらしている。
VENONAで解読されてソ連の浸透状態を把握できるようになるが、フィルビーがソ連に通報している。

東ドイツ秘密警察、シュタージはソ連とドイツの遺伝子が入っている
相当えげつない??
西ドイツ、ブランド首相の秘書にもぐりこませている。
ゴルバチョフがペレストロイカを開始すると、強硬派政権に圧力をかけたが拒否される!
キューバ危機は何がソ連を引き上げさせたのか??
ケネディのKGBの情報判断は、単純に軍事強硬派か、リベラル柔軟派のどちらに付くのか?
GRUのベレンコフスキーの存在が大きいが、二重スパイの末路は銃殺なのか??
その点、フィルビーたちは恵まれている??

プラハの春ではKGBが果たした役割は大きい。
介入をブレジネフは消極的であったが、KGB議長アンドロポフはハンガリー介入などで権威と見なされて政策決定にかかわった?
しかし西側は、社会主義に幻滅を味わった??

日本との関わるがある?
日本の保守政治の指導部へに目覚ましい浸透は達成しなかったが、自民党の政治家を取り込んだ。
朝日、読売、サンケイ等の新聞社に工作員を保持している。
外務省も数人、ハニートラップなどで助力させられている。
エージェントNAZARは暗号情報をもたらした??
佐々淳行は、瀬島龍三をソ連のスパイと言っていたが………
佐藤優はこの辺は記述していないと思うが??

第11章  ポール・マドレール  見えざる内戦
東西ドイツである。
冷戦下に、最前線で対立している?
ラインハルト・ゲーレンの名前が出て来ない?
同じドイツ人であるので、人材に関してはお互いに困らない!
リクルートし易い??
西ドイツは、東ドイツの崩壊とその後の革命を予測できなかった?
ドイツの左翼勢力は、ドイツ統一を望まなかった??
領土を接していたので、西側の情報は東側にも入り易い!
東ドイツは共産主義を維持することが不可能になる?

東ドイツはブランド首相の秘書、ギュームをスパイとした。
読んでいると、スパイとして重要な地位に送り込んでいたようだ?
そして膨大な数の情報提供者を確保している!
それぞれに事情がある!
ドイツにはドイツの事情がある。
アメリカもソ連もイギリスもスパイに浸透されている?
日本はどうなのか??

第12章  マイケル・ハーマン  冷戦におけるインテリジェンス
冷戦とはインテリジェンス戦争であった。
情報収集が、両方の活動である。
地勢がある。 佐藤優言うところの地図の重要性がある。
それが情報活動にも影響している。
短波放送の受信、偵察機による情報収集がある。
スパイ活動と秘密工作。 知識。 インテリジェンス自体が持つ能力。
冷戦にインテリジェンスは影響を及ぼしている・
敵をよく知れば、奇襲を受けない??
ポーランド攻撃、フランス攻撃、真珠湾攻撃、バルバロッサ作戦とある。

情報史研究のための参考文献が豊富に載せられている!
海外の文献だが、本当に読める人は少ないのではないか?
研究者、学者以外に、余程のオタクしか読めない???

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