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2019年8月11日 (日)

本・語り継ぐこの国のかたち 第一部 (2018/10)半藤一利

 

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長年にわたる思索を凝縮した集大成といえる一冊。
無謀な戦争へと至るあやまちの系譜。
明治から現代につづく激動の時代を、ひたむきに生き抜いた人々のすがた。
歴史のなかに残された、未来への手がかりをさぐる。
第一部「この国の戦争が遺したもの」では、近代日本がたどった戦争の系譜をふりかえる!
第二部「この国の未来に伝えたいこと」では、激動の時代をひたむきに生き抜いた先人たちの姿を活写する!
御年八十八歳の著者が、これだけは伝えておきたいという「未来への手がかり」を、読みやすい平易な語り口で説く必読書。
「難局に対処するための処方箋はほかのところにはなく、歴史のなかにある、とわたくしはあらためて思っているのです」

著者も自分の意志を語り継ごうとしている!!
昭和史を研究し、その著作は多大な影響を与えていると思う!!
若いころの話も面白い!!!
何といっても山本五十六の専門家である???
内容は2部に分かれている!! 下記の通りである!!
第一部 この国に戦争が遺したもの
第二部 この国の未来に伝えたいこと


第一部 この国に戦争が遺したもの
・日本のノー・リターン・ポイント  明治からたどる歴史の転換点
著者お得意の賊軍の昭和史がある!!!
確かに開戦は薩長土が主導し、開戦に反対し、終戦に持ち込んだのは賊軍!!
長岡、盛岡、仙台、関宿とある!!! 秋山真之は伊予松山である!!
司馬遼太郎が坂の上の雲で面白いことを書いていた!!
松山出身の海軍兵学校に入学した新入生が真之に呼び出された!
何を言われたかと言うと、薩長に負けるなと!!
3人しか伊予松山出身はいない!!

統帥権を問題にしているのは、司馬遼太郎である!!
帷幄上奏権????  軍部独走の元である????
戦争期の日本の国体は、明治維新後の国体である?
国体の保護と言う軍部は、自分勝手に国体を決めている??
天皇を国民統合の基準とする! 万歳も利用する??
天皇・皇后の御真影、教育勅語の謄本は守らなければならない!!
その為に宿直を置く??
が火事で御真影が焼けたと思った校長は、責任を取って自害する!

日露戦争に勝つ!!
相手が戦えなかっただけである!
ロシアの作戦通りに展開すれば、ナポレオン、ヒトラーの二の舞いである!
日本はうぬぼれる?? 大国と勘違いする!!
勝ってはいない! アジアで最強と勘違いする??
バブルの最盛期と同じで、ええ気になっている??
戦後文化国家を造らず、経済国家を造ってしまう??

著者の歴史の40年サイクルがある!
1865年 開国を決意する!
1905年 日露戦争に勝つ! 世界の強国の仲間入りをする!
1945年 終戦!!
1952年から新国家建設が始まる!!
1992年 バブル崩壊!
次の40年後の2032年に何か起こるのか???

・戦争のなかの天皇  明治天皇の御製にみる日露戦争
明治天皇は、生涯に93,032首の歌を詠んでいる!
日露戦争では戦争を指揮をしてはいない??  当然である!!
日露戦争へは、日英同盟がスタートを切った?
ロシアはイギリスがどこまで日本に肩入れするかが分からない?
露清条約が結ばれて、ロシアは満州から三期に分けて撤退する!
第一期の撤退は行われたが、そこまでだった!
撤退した兵も戻ってきて、ロシアは朝鮮まで進出する??
明治天皇は平和を欲した!!
日露開戦となるが、天皇は戦況を気にして歌を詠む!!

戦争終結になるが、明治の軍部は戦局を正直に報告した!
昭和の軍部は嘘の報告を繰り返した!!
明治天皇は、賠償金が取れないと言って焼き打ち事件を起こしている国民を憂いている??
「おのずから仇のこころもなびくまで まことの道をふめや国民」
戦争に勝ったからと言っておごってはならない! 真の道を進んでくれ!!

・過ちがくりかえされる構造  ノモンハン事件と日本的思考
司馬遼太郎はノモンハンを書くつもりだったが書かなかった?? 書けなかった??
司馬遼太郎は良く書いていた!! 元亀天正時代の武器で戦ったと!!
それがイメージとして残っている!!
これを言ったのが戦いの生き残りの、連隊長クラスの須見新一郎と言う!!
司馬遼太郎の主人公は、特徴があると言われる!!
石田三成、坂本龍馬、黒田官兵衛、土方歳三、河合継之助、坂本龍馬………
純粋と言えば純粋である??
ノモンハンでの参謀本部の人間は書けない??
書くとすれば、須見新一郎になるのか??
資料を集めていたのに書かないと!!!
著者は何故かと聞く!! ようやく分かったのは須見新一郎の手紙である!!
司馬遼太郎が瀬島龍三と親しく対談していた!!
それを見て裏切られたと!!
「国を誤った最大の犯罪人と仲良く話しているとは、もう信用出来ない!!」
絶交状である!!  これを知って著者は書けないと納得した!!!
それで著者が代わりに書いた???

日本はノモンハンで惨敗した?? と言われている!!
が、最近の資料が出て来て、ソ連の損害が分かって来た!!
日本より多いようだ!!
ここで戦いは勝っていたと、言う人間がいる????
五味川純平、司馬遼太郎、半藤一利の3人の馬鹿者が負けた負けたと言っている!!
日本の最前線の兵隊は、メチャメチャ良く戦っている!!

実際に戦いの後にどちらが占領したのか??
ソ連である!!
川中島の戦いはどちらが勝ったかと言うみたいである???

反省会は開かれている???
結論は、火力重視であるが、矢張り精神力を強調して火力の能力を向上させようと!!!
火力重視なんてすぐに出来ない!! それで太平洋戦争を戦っている???
服部卓四郎、辻政信!!
中央ががたがた言ってくるので負けたと!!
日本はこの二人を命令違反で処分していない!! 強硬論者は山ほどいる!!
放逐すべきだったか………
北は強い!!  なら南だと!! アメリカ・イギリスは弱い???
敵を知らずに、知ろうともしないで戦う!!

失敗に学ばない日本??
日本陸軍は不敗である!!  精神力の重視!
非常に驕慢な無知!!  情報の軽視!!
三八式小銃の弾が有り余るほどある! その為にこの銃を使い続ける!
相手は自動小銃である!!!
なら何故、この弾で打てるサブマシンガンを開発しなかったのか???

底知れぬ無責任が、陸軍にはある!!!
ノモンハンはその反省の格好の例だったが、何も学んでいない!!!
欠点に目をつぶり、成功体験だけ引っ張っている!!!
よく分かる結論である!!!

・日本を暴走させた人たち  参謀から考える日本軍「失敗の本質」
参謀とは?? 指揮官の補佐をする!!
「統帥綱領」である!!
アメリカは参謀など駒使いの仕事でやりたがらない!
それより第一線での任務を希望する!!
日本は悪い伝統がある!!  「策を帷幕の中に巡らし、勝ちを千里の外に決する」
それが参謀と思っている?????
コンビの研究がある!
永野修と山本五十六??? 悪い例であるが………

著者お得意の参謀の分類がある!!
① 書記官型(側近型)
指揮官の意思を部下に伝達する! 自分では判断しない!
瀬島隆三と言う!! 
しかし作戦はほとんど失敗する! 実戦を経験していない!
机上の秀才??  策士策に溺れる!!!

② 代理指導型(分身型)
指揮官の身になって自分でも判断し、適切な指導調整を行う!
井上成美と言う!
忠実に任務を実行する! 米内、山本、井上の鶏で活躍する!!
が指揮官としてはどうかなと???

③ 専門担当型(独立型)         
自分の専門分野については独自で判断する!
秋山真之と言う
精神的にはタフではない???

④ 準指揮官型(方針具体化型)  
自ら権限を持ってふるまい、時には指揮官を越えて指揮官の役割を果たす!
辻政信と言う!
唯我独尊! 同じパターンを繰り返す!
かなり有能であるが、上手くいかなくなると、突撃一本槍!!
間違いを認めない!!!

⑤ 長期構想型(戦略型)  
独自の抗争の下、長期的な戦略展望に取り組む思索派!
石原莞爾と言う!
優秀ではあるが、粘り強さに欠ける!! 

⑥ 政略担当型(政治担当型)       
軍中央にあって、各官庁や政界・財界のトップとの折衝に特別な能力を発揮する!
陸軍の武藤章と言う!
臨機応変で、人的ネットワークが作れる!!
職を賭して勇気ある言動をとれる!

海軍の石川信吾と言う!
諸悪の根源??? 地位を利用して個人的な抱負経綸を容易に実現できる!
この戦争は俺が始めたと!!!

日本の戦術に片寄った、間違った教育がある!!
「そこのけそのけ恩寵が通るである!!」
ドイツのゼークト将軍!
「幕僚の教育は天才をつくることではない! 能力と常識とを十分に発揮できる通常人を育成することである!」

・わたくしの八月十五日  終戦の記憶と平和への祈り
著者は長岡で終戦を迎えた!!
15歳である!! この世の終わりか???
「八月や六日九日十五日」
著者は8月は毎朝、終戦の詔書のなかの一行を唱え、一分間瞑目して起きることをやっているようだ!!

・戦争で死ぬということ  戦死者をどう追悼すべきか
兵士に国民の死者まで含めて「戦争の犠牲者」である!!
そう言う見方をしないのが「靖国神社」と言う???
靖国神社は、「鎮魂と慰霊の杜」であった!
1978年、A級戦犯を合祀した!
これにより靖国は「政治的な施設」に変わる!
天皇もそれ以来参拝に行っていない!!
維新期の賊軍の死者、太平洋戦争の船員、空襲・原爆による死者は祀られていない!!
死者の選別をしている???
政治家の参拝は、平和の為にと言うが果たしてそうなのか???
日本がいつまでも平和な国であるように、亡くなった方々に誓うことであると!!


本・語り継ぐこの国のかたち 第一部・半藤一利

 

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