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2019年12月14日 (土)

本・太平洋戦争 日本の敗因2 ガダルカナル 学ばざる軍隊(1995/5)NHK取材班

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ガダルカナル島は、「日本兵の墓場」となった。
一木支隊は、数十倍の火砲、二倍の兵力の米軍に、夜間白兵突撃を試みて、全滅した。
犯すべからざる『歩兵操典』、
「素質劣等なる敵にたいする、必勝の信念の勝利」という精神主義であった。
ガダルカナル島の日本兵31,000余人の内、撤収できた兵10,000人余。
戦死者5000~6000人、大半が栄養失調、マラリヤ、アメーバ赤痢などで倒れていった。


太平洋戦争 日本の敗因2 ガダルカナルである!!
読んでいて悲しくなる!!
「NHKスペシャル・ノモンハン 責任なく戦い」があった!!
責任は誰にある??  辻政信と言う!!
高級参謀の証言がある!
「辻ってのは天才だから……… 言う通りやっていれば間違いない」
そりゃ負けるわな!!  読んでいて楽しい本ではない!!
内容は下記の通りである!!


まえがき
プロローグ
1 知られざる島
コラム1 ガタルカナルの地図
2 見たことのない戦闘
コラム2 「ガタルカナル」の映像秘話
3 汝の敵を知れ
コラム3 アメリカ軍の語学学校
4 繰り返される失敗
コラム4 アメリカ西海岸の特別秘密尋問所
5 袋小路の現実

参考文献
あとがき


まえがき
ガタルカナル、ニューギニア、インパール、レイテ………
同じような戦いを繰り返す!!
日本陸軍の原型であり、当時の陸軍が自己過信に陥っていた………

プロローグ
孫子である!!
昔小学生の時に、物知りがいた!!  変わっていたが………
よく言っていた!!
「勝つと思うな、思わんでも負ける?」
「敵を知らず、己を知らざば百戦危うい??」
日本はアメリカの事を知ろうとしたいたのか???
アメリカはきっちり分析している!!
欧米の文明・文化が物質的なものであるのに、日本は大和魂で精神的なものと思っている!!
歩兵のみが強力な力を持ち、武器はその補助の道具に過ぎない戦いは中国では通用した!
今やそれが通用しなくなった時に、どうやればよいのか分かっていない!!

1 知られざる島
遠い島・ガタルカナルである!!!
アメリカの最初の反攻の地である??
日本が先にこの島に飛行場を造った!!
これをアメリカが発見し、奪回に向かう!!
アメリカ軍の上陸でアメリカの反攻かと思われたが、日本は信じない!!
信じないと言うより1943年まで反攻は出来ないと思っている??
固定観念に固まっている!!
しかし流石と言うか、見敵必戦、即座に攻撃する!
第一次ソロモン海戦で圧勝する!!
アメリカ重巡を撃沈、圧勝する!! が輸送船攻撃を行わずに引き上げた??
どうもアメリカはドイツ打倒第一主義である!
その中でキングとミニッツがこっそりと上陸させた???
両提督にとって、太平洋戦争で個人的には最悪の日だったようだ!!
ミニッツは終日、射撃場で憂さを晴らしていた???

どちらもガタルカナルの地図を持っていない!!
あるのもええ加減な地図である!
お互いその程度の知識である!!
飛行場が造れるので重要視された????

日本兵についても無知だった???
日本人の9割は眼鏡をかけている!!
正当には評価されていない?

日本陸軍はガタルカナルの名前に位置すら知らなかった!!
アメリカとの戦争は海軍の担当と思っていた!!
日本の戦略は??
① 南方の拠点と資源を確保して長期戦を行う体制を整えて、
アメリカ艦隊をおびき出し殲滅する??
② 中国への支援を断ち、蒋介石政権を屈服させる??
③ ドイツ、イタリアがイギリスを屈服させる??
④ 中国とイギリスが屈服すれば、アメリカは戦争継続意志を失う??
日本は中国に100万からの兵を置いている??
開戦前に、天皇に言われている!!
「中国大陸も広いが、太平洋はもっと広い!!」
陸海軍が別々に戦っている??

司馬遼太郎言う、統帥権が問題になる!!
田中新一、服部卓四郎、辻政信の名前が出て来る!!
辻政信には半藤一利がインタビューしている??
服を脱ぎ、傷跡を見せて、ここは何処? ここはあそこと自慢したようだ!
凄い迫力だったと!!
声が大きく、反対意見を言うと、臆病者と威嚇する!
アメリカを舐めている!! 軟弱だと!! 正当に判断していない!
アメリカの情報を上げても無視される!!
日本には大和魂がある!!
反攻も1943年以降だと思い込んでいる!!
辻政信については、山下奉文が評価している!
「この男、矢張り我意強く、小才に長じ、こすき男にて、
 国家の大をなすに足らざる小人なり」
 敵の評価も正当に評価出来ていない????

コラム1 ガタルカナルの地図
戦略上完全に無視されていて、まともな地図は無い!!
アメリカの方が正確か??
日米とも相手の地図を奪取して参考にしている!!
未知の地で戦うには正しい地図が必要である!!

2 見たことのない戦闘
敵は活気に乏しい??  これで攻撃する???
中国へ違法、兵気がみなぎっている??
旭川の一木支隊が出撃する???
もう勝った気でいる!!
が、装備は貧弱である!!
歩兵砲、重機関銃、軽機関銃、敵弾砲は圧倒的にアメリカが有利である!!
日本は38式歩兵銃である!! ボルトアクションで連射は出来ない!
白兵主義になる!! アメリカが恐怖するほど死者を出した!!
これを撮影したフィルムを破棄するように命じられるが、残している!
貴重な記録になった………

「歩兵操典」
必ず勝つと言う、信念を持って銃剣突撃すれば、重砲も機関銃も物質的力に勝つことが出来る!!
負けたのは、必勝の信念、攻撃精神が足らないことになる!
日本は貧しい!!  
自動小銃も試作しているが、銃弾の使用量が多く、補給出来ない!!
どこの圀も持たない、軍刀を持っている??

「統帥綱領」
参謀や高級指揮官の原則を示す!
辻政信の意見!! 敵を知る必要が無い??
「敵のことを考えて作戦を立てようとは思ってはならない!
ともかく積極的な攻撃で主導権を握る!
敵の反攻では無いと判断したら、直ちに攻撃、突撃すればよい!
途中で敵の火砲を威力が凄まじいと状況が変わっても、
方針変更してはならない!」

精神至上主義の日本軍!
「皇軍一貫の精神」「統帥上不動の精神」
第一次世界大戦のヨーロッパ戦線に参加せず、中国戦線の相手にだけ通用している??

ノモンハン事件である!
ソ連の事を客観的に見ていない! 自軍がそうだからソ連もそうなんだと!!
「敵のことを考えて作戦を立てようとは思ってはならない!」である!!
どちらも相手に一撃を与えて思い知らせる???
ここで失敗した、服部、辻は同じことをして負け続ける………
ノモンハンから何も学んでいない!!
敗因究明の報告も、妨害を受け、それでも作成したが無視される!
研究した事実だけが欲しい??
服部、辻は間違いを認めない!!

コラム2 「ガタルカナル」の映像秘話
ガタルカナルの映像は機密扱いだった??
日本軍の捕獲兵器!!
全滅した日本軍???
撮影者は、のちに硫黄島でも撮影する………

3 汝の敵を知れ
日本陸軍は大陸に目が向いている??
補給も駆逐艦に頼る!!  鼠輸送??
ガタルカナル放棄も検討されるが、中途半端になる!!
輸送も成功すると、また攻撃になる??
川口支隊が攻撃する!!!
この頃になると、日本兵の死者も多く文章などがアメリカに捕獲されている!
川口支隊長が女性と写っている写真もある??? 当然奥さんではない??
機関銃に突撃する!!!!

アメリカは日本語の教育をする! 開戦の半年前から教育している!!
でなければ、漢字を読めない??
日本兵は日記を書いている!! これも情報源である?
捕虜についてである!!
「虜囚の辱めを受けず」
食料を与えて落ち着かせてから尋問にかかる?
① 本人の経歴
② 捕虜となった時の状況
③ 日本人部隊と人名
④ 武器と装備
⑤ 輸送と補給
⑥ 日本及び占領地帯のの軍事基地
⑦ 士気とプロパガンダ
⑧ 特別情報
捕虜はアメリカに送られる!!
「戦陣訓」がある!!
捕虜となった将校は自決し、兵は汚名返上で激戦地に投入される!!
それが当たりまえなのか???
負けた戦いで生き残った兵は死ぬように戦場に投入される!!
ミッドウエー海戦後も、海軍の兵は一時的に監禁状態だった!!
軍なんてそんなものなのか?? 返事の良いのは危ないと!!

コラム3 アメリカ軍の語学学校
暗号解読には語学が必要である!!
敵性語と言って教育しない国もある!!
カルフォルニアで人を集めて教育した!
日系兵も使う!!
尋問、翻訳などに使う!! 2~3年で100倍の規模にしている!!
勝利の立役者である………

4 繰り返される失敗
日本陸軍は、敵を知らず、近代戦を知らないことを認める??
本腰を入れるが、補給が出来ない!!
補給も半分以上は海に沈んでいる??
日本軍はジャングルを切り開く!
アメリカ軍を正確に判断出来ていないし、ジャングルの中を進むのに地図を見ていない!
どれだけ苦労するか、参謀は分からない??
インパールが良い例なのか???
日本は希望的観測に頼る?
三回目の攻撃も失敗する??
砲兵が圧倒的に負けている!
死傷率も40%を超えている??

辻政信の敵に関する認識??  
「心配無用」 積極的意見を言う!!
「意気込みさえあればなんとかなる」 「
大兵のジャングル通過??

銃弾も日本は一発一発大事に撃つ!!
アメリカは弾幕を張る!! それだけのハードとソフトがある!!
次元が違う!!
火力なきアメリカは脆弱である!!
「火力に膚接する我が白兵力」 「敵また甚だしくこれを恐怖」
裏付けのない「作文」が並んでいる??
火力無しのアメリカは考えられない???
下手に突撃が通じないと言うと、士気に影響する??

コラム4 アメリカ西海岸の特別秘密尋問所
米軍の手厚い介護があり、警戒心が薄れた時点で尋問する!
果たして何人帰国したのか? そこまでのデータは無い!!

5 袋小路の現実
服部卓四郎作戦課長はガタルカナルへ飛ぶ!
南太平洋海戦で日本はポイントで勝つ!!
ガタルカナルは「今一押し」か、「現状想像にぜっするものあり」
作文がある!!
「補給路も確立しつつある」
ラバウルとガタルカナルの間に航空基地を造る!
制空権確保が絶対条件???
実際は確保出来ていないが、輸送が実施されて大被害を受ける!
第三次ソロモン海戦である!
ドラム缶輸送に、潜水艦輸送がある!
そこまで追いつめられるが、辻らはあくまで「ガタルカナル島奪回」である!!
田中作戦部長は更迭され、後任は真田穣一郎である!
撤退しかない………

アメリカの教授の日本批判がある!
「日本の指導者には世界観が無い! 
   欧米の軍事力を見極めていたら戦争は無かった………」
 目の前の問題しか見えない! 
 地図に線を引くのは誰でも出来る!

 重要なのは、威勢の良い言葉ではなく、
 目的、具体案、敵の戦法を把握して対策を考える!

 総力戦への物資輸送をも含めた国力の計算も必要である!! 
そう言う肝心な部分が抜けている!」

信念なき戦い? 「転進」でごまかす!!
ノモンハンと同じく、ガタルカナルでの戦いに何も学ばずに敗戦を重ねる!!
読んでいて楽しい本ではない!!
日本から遠く離れた戦場で殺されたような兵士にはどういってよいのか分からないが………

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