ドイツ

2019年12月30日 (月)

英雄たちの選択 「“帝国”の誕生~明治天皇・立憲君主への道~」

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軍服にひげの西洋の皇帝風スタイルに変身し、全国巡幸では生身の姿を国民に披露。
新時代の立憲君主として、明治天皇が国民に受け入れられ、「帝国」が誕生する道程を描く。
幕末まで、京都以外では民衆に馴染みがうすかった天皇。
明治維新で王政復古を掲げた新政府は、天皇を新しい君主として国民に認知させることを急いだ。
明治天皇は、この要求に応え、軍服にひげの西洋の皇帝風スタイルに変身。
明治5年から始めた全国巡幸では、生身の姿を国民に見せた。
政治的には、伊藤博文らの立憲君主制に賛同し、明治憲法の制定を後押しした。
明治天皇が国民に受け入れられ、「帝国」が誕生する道程を描く。


【司会】磯田道史 杉浦友紀
【出演】原武史 君塚直隆 赤坂真理
【語り】松重豊


59年の在位で、一世一元を確立する!!
14歳で即位した!!

明治の政権は、天皇を中心とした政権を造ろうとした!!
当時は天皇の存在は知られていない!!
しかし、京の人間にしては身近な存在であった!!
江戸とは違う!!
地域によって違っていた???
まず天皇を人に知ってもらいたい!!

巡幸  天皇を国民の前にさらす??? 見せる!!
京から江戸で20日かかって着く!!!
次に、全国巡幸を行う!!
薩摩から北海道までである!!

明治11年、北陸・東海道の巡幸に行く!! もっとも大掛かりなものだった!!
中山道の愛知川?? 宿場町である!! 休憩した宿がある!!
現在は料亭である!!
休憩場所が保存されている!! 30分の滞在である???
その為に造っている!! 昭和まで借金を返し続けた………

金沢  元藩主前田家が接待しその権威を見せる!!
新潟  眼病患者が多いので、下賜する?? 得を見せる!
群馬  製糸工場を見学する!!
学校、庁舎を見て回る!!!!
巡幸には、フランスから購入した馬車に乗る!!!

大久保利通が暗殺される!!
元田永孚に佐佐木高行らの側近が、「天皇親政」へと動く!!
天皇を徳を備えた天皇を教育している!!

これが、岩倉らと対立する!!
当時、自由民権運動が盛んである!
憲法の制定がある! どんな憲法にするのか?
伊藤博文が調査にヨーロッパに行き、ウイーンで目を開く!!
君主 行政 議会とお互いが管理する???
プロイセンの憲法を参考にする!
「立憲君主制」
反対も多い!!
が天皇に講義する1!  分かり易く解説する!!
何から何までを行うのではない!!
議会、内閣と調和する???

大日本帝国憲法 発布!!!  国民は喜ぶ!!
第二次世界大戦まで続く………
以降、昭和。平成、令和と続く!!

現在、世界で福祉などで走っているのは、北欧などである!
王国であると!! 
まだまだ王国は捨てたものではない???

 

2019年12月19日 (木)

本・太平洋戦争 日本の敗因 6  外交なき戦争の終末(1995/8)NHK取材班

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絶対国防圏の戦略拠点が次々に陥落、日本の上空が米軍機に完全に支配され、
敗戦は必至とみえた昭和20年1月、大本営は「本土決戦計画」を決めた。
本土での地上戦ならば一度は勝てる。一矢を報いれば、無条件降伏だけは………
沖縄が本土決戦の捨て石とされ、住民もろとも焦士と化していた時、
日本が和平工作の全てを託そうとしたソ連は、
「ヤルタの密約」通りに、米ソ共同の軍事訓練を行っていた。

第6巻は、戦争終結である!!
半藤一利に保阪正康の世界である!!
「聖断」「日本の一番長い日」が有名である!!
頼る国が無いのは分かるが、最後はソ連である!!
ノモンハンで戦い、絶えず仮想敵国はソ連である!!
独ソ開戦時は北上、ソ連攻撃の案もある!!
内容は下記の通りである!!

プロローグ
1 対ソ外交への甘い期待
2 参戦防止のための対ソ交渉
3 一億玉砕へ
4 戦争終結のための対ソ交渉
5 ソビエトへの和平仲介依頼
エピローグ
参考文献
あとがき


プロローグ
ソ連参戦への衝撃がある!!
日本はどうやって戦争を終わらす気でいるのか???
スイス、スウェーデンでの和平交渉がある!!
が、外務大臣東郷茂徳は効果があるとは思えなかった??
それよりアメリカとの直接交渉を望んだが、陸軍は承認しない!!
頼れるのはソ連か??  一筋の光明がソ連である!!
ソ連・スターリンは、ヤルタ会談で1943年に時期が来れば対日参戦すると!!
そのソ連を頼りにしている???
1943年末期にはドイツ勝利の可能性は無くなっている!!
P51の登場、T34の性能アップ、Uボート制圧等がある!!
この時期ソ連のシべリア鉄道での極東への輸送が確認されているが信じない??
駐ソ大使は、イギリスなどの放送などから情報をと噛もうとするが、出来ない!!

1 対ソ外交への甘い期待
1944年7月 サイパンが落ちる!!
1945年1月 フィリピン上陸!!
1945年2月 硫黄島上陸!!
日本は、陸軍が全力を出せ決戦出来るのは本土決戦しかない!
300万の兵を動員して1回は勝つ!!  後は外交だと!!
1回勝つとはどういうことか?? 上陸して来たアメリカ軍を追い落とすのか??
どちらにしても1945年末である!! それまでB29と艦載機による攻撃を受けて陣地などは無い?
この時期になれば、戦艦による艦砲射撃もある!!
勝てると言う陸軍の頭の中はどうなっているのか??
その為には、ソ連を刺激しない!!

1941年4月に締結された日ソ中立条約は有効期限が5年である!
1年前、1945年に何もしなければ自動的に延長になる!
1年前に中立を破棄すると言えば、1945年に条約は失効する!!
それをして欲しくない!! 主導権はソ連になる!!

日露戦争時のポーツマス条約の破棄!
南樺太や旅順の返還!
漁業条約の廃止!
千島列島の領有!!
これらの絶好の機会である!!
満州、朝鮮半島、樺太等がソ連としてはソ連意外に渡ることは許せない!

軍部の独走がある!! 日独伊防共協定、三国同盟!!
松岡洋右外務大臣の独走がある!!
どう見ても松岡洋右は手玉に取られている?
日独伊ソの4国同盟に発達させようとする………
夜郎自大???

信じられないが、独ソの仲裁を日本がやろうとする?? 陸軍の圧力がある!!
スターリンも、ヒトラーもビックリである!!
どちらも相手を叩きのめすまで止める気は無い!!
本土決戦と同じで、自分の都合で相手は動くと思っている??
ソ連に対して幻想を抱くが、日ソ中立条約は不延長になる!!

2 参戦防止のための対ソ交渉
鈴木内閣が成立する!
陸軍の要求!!
一 あくまで大東亜戦争を完遂する!
二 陸海軍の一体化に努めること!
三 本土決戦必勝のため、陸軍の企図する諸政策を具体的に躊躇なく実行すること!
東郷新外務大臣が就任する!
沖縄戦が始まる!!
沖縄は捨て石にさせられる!!
本土決戦のために時間稼ぎをする!!
普通上陸してくる敵には、水際で攻撃する!!
出来ればそこで撃退したい! アメリカも覚悟していたが拍子抜けである!
それが無ければもっと少ない犠牲で済んだ!!
補給も出来ず、現地調達である!
戦いの前に精鋭師団を動かしている?
沖縄は差別を受けている??
佐藤優のお母さんは沖縄の激戦を生き抜いている!!
しかし方言などでスパイ容疑をかけられて殺された住民も多い!
軍隊も住民も犠牲になっている??
本土の参謀本部の人間はそう思っていたのか??
犠牲になるのは当たり前と思っている!!
本土決戦でも同様であろう………

対ソ外交の目的!
1、 ソ連の参戦防止!
2、 ソ連の好意的中立の獲得!
3、 戦争終結に関しソ連をして日本に有利な仲介をさせる!
陸軍は、未だに日本は広大な占領地を確保している??
軍部、陸軍は強気である!!
日本も広田、漁業関係者を交渉に使う!  それなりに手は尽くしている???
沖縄が陥落する!!
沖縄の惨状が書かれている???
本土の参謀本部はそれが分かっていない???
それで本土決戦である!!
母親の兄が沖縄で戦死している!! どんな思いだったんだろう………

3 一億玉砕へ
戦争完遂を目指す陸軍は、本土決戦方針を国策としたい?
国力の現状を正しく提出しても、無視する??
まともに考えれば戦争出来ない??
石油も入ってこない? 艦戦は動けず、武器も劣る??
「生産意欲ならびに敢闘精神の不足」
「国力の戦力化に関する具体的施策の不徹底」
ことによればクーデターが起こりかねない!! それを恐れる!!
戦争目的が、自存自衛、大東亜共栄圏の建設から、国体護持、皇土防衛に変わる!
天皇制の維持と、本土防衛である!!

軍の予想される最悪に事態!
① 米兵の日本本土駐兵!
② 陸海軍の武装解除!
③ 天皇制廃止!
④ 日本男子の海外への奴隷的移住!

高木惣吉の予想!
① 米国の政策に強調し、将来危険性を包蔵せざる政府の樹立!
② 軍部の勢力を掃蕩したる自由民主的政策の変革!
③ 国体の変革!
④ 民族の殲滅!
① 、②しか現実的な対策は無い!!
しかし国体の維持が認められない場合を考えて徹底抗戦になる????

本土決戦の計画がある??
保阪正康の本土決戦はある!
これが詳しいと思う!!
ともあれ老人、女性、子供にまで武器を持たす!!
一億玉砕である!!
銃、剣、刀、竹槍、鎌、ナタ、玄能、出刃包丁、鳶口………
実際に決戦が行われたら、住民は見捨てられていただろう………

4 戦争終結のための対ソ交渉
極東ソ連軍の増強がある!!
この情報を無視する!!
ガタルカナル島のアメリカ軍の反攻を、上陸されても反撃と認めなかった?
都合の悪い情報は無視する???
関東軍も精鋭とは言い難い????
ソ連を迎え撃つ状態では無かった??

谷光太郎が書いていたが、アメリカはソ連への援助物質を、ウラジオストック経由で輸送した?
キング提督は日本が何故攻撃しないかと思った??
答えは、怖くて出来なかった………

ソ連にアメリカの船舶を与える??
乗組員の訓練までしている!!
これは無理である!!!

5 ソビエトへの和平仲介依頼
近衛特使を派遣しようとするが、拒否される!
「無条件降伏」にも「無条件の条件」がある????
講和の条件がある!!
「賠償として一部の労力を提供することに同意する」
これがシベリア抑留になっている??
ここで瀬島隆三の名前が出て来るかと思ったが………
アメリカも無条件降伏が何かを知らせようとする!
それが分からないから日本も降伏せずに戦う??
① 軍国主義の抹殺!
② 日本国土の占領・領土の縮小!
③ 武装解除!
④ 戦争犯罪人の処罰!
これに天皇制の存続を初めは容認した!!
アメリカの世論に対して、「自らの政治形態を選択される自由を与えられる」
原爆も完成する!!

ポツダム宣言が発表される!  受諾すべきだと!!
しかしソ連の名前が無いので拒否する!!
この時期になってもソ連の仲裁に期待する???
ポツダム宣言は様子を見る話しだったが、「黙殺」となる!!
世界が早期の回答を求めたが、日本は変に詳細にこだわったと!!
面子にこだわり、現実的な対応が出来ずに、責任を回避した!
陸軍のことを言っている???

エピローグ
シベリア抑留の事実がある!!
ソ連は早々と人員の配置を決めている??
密約???
日本軍自らがシベリア抑留に関与していた??
ここに占守島の戦いの記録も欲しいが………


太平洋戦争 日本の敗因6 外交なき戦争の終末・NHK取材班

 

 

 

2019年12月16日 (月)

本・太平洋戦争 日本の敗因3 電子兵器「カミカゼ」を制す(1995/7)NHK取材班

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太平洋戦争域で守勢に回った日本は、絶対国防圏を設定し新たな戦争指導方針を決定した。
一方、アメリカもB29による日本本土爆撃を決定し、サイパンは前線基地として不可欠となった。
天王山となったマリアナ沖海戦。 
乾坤一擲、必勝の信念で米機動部隊に殺到する日本軍機は、目前でつぎつぎに撃墜される。
勝敗を分けたのは、新兵器のレーダーとVT信管。 
電子兵器の差であり、兵器思想の差であり、文化の違いであった。


読んでいて思ったが、このVT信管、もしドイツがこのVT信管を持っていたらどうなっていたか??
イギリスとアメリカの爆撃隊はもっと被害を受けていた???
いかに日本の軍人の頭の固さ、無能さが書かれている!!
絶対国防圏?????  絶対と言う言葉は無い!!
マリアナ沖海戦がある! 
日本は新鋭大型空母大鵬を初め9隻、アメリカは護衛空母を含めて15隻の空母を参加させた!!
今後もう二度と起こることの無い戦いである!!!
内容は下記の通りである!!

プロローグ
1、 サイパンを死守せよ
2、 日本のレーダー
3、 日米の兵器思想
4、 戦いを制したエレクトロニクス技術
エピローグ
参考資料・文献
あとがき


プロローグ
サイパン島では指揮官は自害した! これは当たり前である!!
しかし住民を巻き込んだのは許される事だったのか???
VT信管が開発されている!!
これが日本の攻撃機の運命を決した………

1、 サイパンを死守せよ
「絶対国防圏」 と言う国防圏を設定した!!
根拠はあるのか??  何も特別な陣地があるわけではない?
B29の情報が入ってきている!
この基地にサイパン島が使われる!!
日本は43,000人の兵を投入する!
両軍の艦隊戦力は???
          日本      アメリカ
空母        9隻      15隻
戦艦        5隻      7隻
艦載機       73隻      93隻
その他艦戦     437機     956機
基地航空機     450機(もっとも海戦前に壊滅している)
よい勝負になるはずだった………
しかしパイロットの技量には差がある!!
レーダー、VT信管らの武器の差がある!!
東條英機は、サイパンを難攻不落と断言する!!
小澤治三郎VSスプルーアンスである!
この戦いに日本はパイロットの練度不足をカバーするために、アウトレンジ戦法を使う!!
まず索敵である!!  先に敵を見つける!!
日本の航続距離の長い特徴を活かす!!!
敵より先に攻撃隊を出した!!
この時、日本は勝ったと思った???
朗報を待っているがいつまでたっても来ない???
アメリカはレーダーを開発し、攻撃隊を待ち受けている………
技術開発の差がある!!!

2、 日本のレーダー
日本の技術がある!!! 優れているモノもあるが遅れている!
総合的に研究する形になっていない!!
コンダクターがいない??
研究開発に対する、海軍の態度!!
(一) 海軍は研究問題を与えるとき、一貫性が無い!
(二) 海軍は生産拡充に対して熱心ではない!
(三) 海軍は資材の世話が良くない!
(四) 研究拡張に協力が足りない!

日本は守りの兵器と軽視される!!
攻撃兵器重視である!
「輜重輸卒が 兵隊ならば 蝶々・トンボも 鳥の内」
補給も軽視されている!!

ドイツから技術供与を受けるが、潜水艦ではなかなか運べない!!
アメリカはレーダーを主要兵器と考える!!
日本は継子扱いである!!  設置場所も空いている場所で、探信儀の場所も適していない!!
守りの兵器と、さげすまれる!! 卑怯者が使う兵器だと!!
電波を発することさえ許されなかった?
硬直した軍人には理解できなかった?? 開明的と言われる海軍でもそうである!!

『海戦要務令』
役には立たなかったようだ!  戦争前に改訂もされず艦隊決戦を求める!!
防御を無視し、攻撃のみ重視する!!

3、 日米の兵器思想
子供の頃、零戦とグラマンの艦載機の写真を見た!!
翼が折れる位置が全然違う!!
零戦は先だけだが、グラマンは半分ぐらいに折れる!!
積める機数が違ってくる!!
翼を折ると、構造補強は必要となる!
当然重量が増して性能は落ちる???
零戦の先だけは、性能が落ちないぎりぎりの寸法と言う!!
戦争はやはり量であると!!

マリアナ沖海戦は、レーダーで攻撃隊を発見して待ち伏せ出来た!!
400機近い攻撃機である!! 上空で待ち伏せされる!!
艦隊上空にたどり着いたのは40機と言う!!
半藤一利言う、よくたどり着いたと!!
新米パイロットが多く、アウトレンジで長距離を飛んでいる!
パイロットの消耗が響いている??  補充の事を考えていない?

零戦の分析がある!
アメリカの航空マニアが、零戦を復元している!
その細かさを褒めている!! 軽量化のための努力がなされている!
零戦は攻撃重視で防御を考えていない!
これは設計要求がそうであったからである!!

一方グラマンは、グラマン鉄工所である! 頑丈である!!
F4Fワイルドキャットでは、分が悪い!
F6Fヘルキャットはそれより強力である!
確か零戦を凌ぐ戦闘機の設計は、F8Fベルキャットである!
格闘戦に持ち込まれずに、一撃離脱の攻撃方法を取られる!!
マリアナでも上空から攻撃する!!
戦闘機に対する思想が違う!!!
アメリカは人命尊重で、防御も強化されていて、救命のためのキッドもある!
日本は無いに等しい!!

源田実の言葉がある!
防御の要望があり、どれぐらいの性能低下があるかの会議で、源田実が言う!
「大和魂で、パイロットはさらに腕を磨き、
   うんと軽い戦闘機を造ってもらい勝ち抜こう」

チョット信じられないが………
エンジンも工業力の差で高出力のエンジンは造れない!!
ダイムラーベンツの高性能エンジンをライセンス生産出来なかった???
工業力の差があった!!
零戦は日本が造った戦闘機としては、よくできた戦闘機である!!!

4、 戦いを制したエレクトロニクス技術
三野正洋が書いていたが、熟練工50人工場に返してくれたら、1500人の人員を他にまわせると!
軍の担当者はそれを許さない! 気に入らなければ召集する?

VT信管とは????
目標の近くで自動的に爆発する! 当たらなくてもよい!!
ここ開発には、アメリカの科学者を総動員している!!
科学者が軍に対して主導権を持つ!! 軍も協力する!!
日本とは違う??
欠点もあるが修正されている!
砲弾への装着は女子工員も多用している!!
2200万個が生産されている!
「VT信管は勝利を導いた主要な科学的功績である! E・キング」
日本も同じものとして、「有眼信管」を開発する!
完成していたが、やはり幻の兵器である!!

マリアナ沖海戦!  勝利の報告を司令部は待っている!
敵より早く攻撃隊を発している!
まして新鋭空母大鵬が撃沈されている!!
第一攻撃隊 244機、第二攻撃隊82機、合計326機で、230機を失った!!
アメリカの評価!!
一 組織的防御方法を知らい! かってに動き回っているだけ??
二 共同攻撃出来ていない!
三 軽業師のような操縦は出来るが、航空戦は全く知らない!!
翌日、アメリカが攻撃する!
戦闘機85機、急降下爆撃機77機、雷撃機54機、合計216機を発進する!
日本は75機で迎撃する!!
日本も天山が10機攻撃に出るが、電探を重すぎると言って外している!!
戦死者は、アメリカ111人、日本2451人!  惨敗である!!
サイパン島は、日本兵4万人、住民1万人が死んでいる!!
避難させれなかったのか??

空母レキシントンの戦闘記録がある! レーダーを評価している!!
日本の軍人は、電探に冷たかったが、「電探で負けた、電探で負けた」と電探のせいにする?
トップクラスの技術者をつい切っていない!!
陸軍は平気で技術者を招集する!!
「欧米の技術を知っていたら戦争出来ない!!
 陸軍軍人は欧米の技術を知らない! 大和魂で戦争する?
 科学に対する民死期が無かったのは、軍人でもあり日本人である」

エピローグ
特攻隊である!!
もう攻撃機が目標までたどり着けない??
ならばそのまま突っ込むしかないと!!
沖縄特攻では、2406機、3863人が戦死した!!

あとがき
VT信管等のエレクトロニクス兵器に、神風特攻隊である!!
明らかに技術的に負けている!!!

太平洋戦争 日本の敗因3 電子兵器「カミカゼ」を制す・NHK取材班

 

2019年12月15日 (日)

NHKスペシャル・激闘ガダルカナル  悲劇の指揮官

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太平洋戦争の転換点となったガダルカナルの戦い。
日本陸軍の精鋭部隊916名が、1万人を超えるアメリカ海兵隊に戦いを挑み、全滅した。
指揮官の一木清直大佐は、無謀な突撃作戦にこだわり、部下の命を奪ったとして非難を浴びてきた。
果たしてそれは真実なのか?  今回、アメリカで膨大な戦闘記録を発見。
一木支隊の知られざる激闘の実態をドローンによる地形調査を交えて、高精細な三次元のCGで復元する。
10倍の敵が待ち構えているとは知らず、「死の罠」にはまっていった一木支隊の兵士たち。
予期せぬ大敗北の裏には、共同作戦に打って出た陸軍と海軍の対立があった。
両者の溝が深まる中で、戦場は地獄と化していった。
部隊全滅の責任を負わされた指揮官の悲劇に新発見の史料から迫る。


ガタルカナル島は、日本から6000キロ離れている!!
アメリカの反攻の第一歩である!
もっともキングと、ミニッツのこっそり始めた反攻である!
即座に日本は反撃する!!  見敵必戦! 三川軍一司令官である!!
この時の海戦は、日本の勝利である! もっとも輸送船を見逃している!
この反撃は、キングにミニッツにとっては、太平洋戦争中最も衝撃を受けたようだ!!
ミニッツは射撃場へ行き、憂さ晴らしに銃を撃ったようだ!!

アメリカの反撃で陸海軍の会議がある!!
海軍側には、宇垣纒、岡定俊がいる!!
陸軍側は、服部卓四郎、辻政信がいる!!
陸海軍ともやる気満々である!!
アメリカ何するものぞ!!!

陸軍が最強と言われる一木支隊ををおくる!!!
軍都・旭川である!!

輸送船を見逃したことを、陸軍は非難する!
後にレイテ海戦でも同じことをしている!!

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陸海軍とも敵の戦力を過小評価している!
敵は2000名?? 実際は19000名!!
陸軍二見参謀は少なくとも8000名と見ている!!
一木支隊を投入する!!
が敵兵力が強力なのが分かり、連絡するが、中継基地の潜水艦が敵空母攻撃に向かっている!
海軍、宇垣纒は、陸軍を囮にして敵空母を撃滅すると言う!!
陸軍の被害が出るのは仕方がない?????

一木支隊は攻撃に失敗する! 援助にゼロ戦が飛び立つ!!
一木支隊援助ではない!!  敵空母発見で攻撃に向かう!!

ここはNHKはおかしいのではないか???
ゼロ戦は恐らくラバウルから離陸している!!
ラバウルからガタルカナル島までは精いっぱいである!!
これが機銃掃射だったら問題ない!
がラバウルを飛び越えて空母攻撃である!!
ゼロ戦だけ攻撃に向かったのではないと思うが、航続距離が足らない!!
もしゼロ戦だけ攻撃に行ったのであれば、問題多い!
空母に機銃掃射しに行ったのか???

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ともあれ逆にアメリカ戦闘機に容赦のない機銃掃射をされる!!
連合艦隊、宇垣纒は、陸軍が敵を軽視していると!!
陸海軍の協力なんてない!!!
アメリカは海軍が海兵隊を持っている!
非営利型最強の組織である!!!

1942年12月陸海軍の会議である!!
服装が白から黒に変わっている!!
海軍はガタルカナル撤退を決めるが、陸軍は反対する!!
人情論で戦は出来ない!!!
敵機動艦隊撃滅が最優先である!!!
死んだ兵が気の毒である!!!
一木清直大佐は果たして無能だったのか??
そんなことはない!!
ノモンハンと同じで上層部に責任があると!!!

 

2019年12月14日 (土)

本・太平洋戦争 日本の敗因2 ガダルカナル 学ばざる軍隊(1995/5)NHK取材班

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ガダルカナル島は、「日本兵の墓場」となった。
一木支隊は、数十倍の火砲、二倍の兵力の米軍に、夜間白兵突撃を試みて、全滅した。
犯すべからざる『歩兵操典』、
「素質劣等なる敵にたいする、必勝の信念の勝利」という精神主義であった。
ガダルカナル島の日本兵31,000余人の内、撤収できた兵10,000人余。
戦死者5000~6000人、大半が栄養失調、マラリヤ、アメーバ赤痢などで倒れていった。


太平洋戦争 日本の敗因2 ガダルカナルである!!
読んでいて悲しくなる!!
「NHKスペシャル・ノモンハン 責任なく戦い」があった!!
責任は誰にある??  辻政信と言う!!
高級参謀の証言がある!
「辻ってのは天才だから……… 言う通りやっていれば間違いない」
そりゃ負けるわな!!  読んでいて楽しい本ではない!!
内容は下記の通りである!!


まえがき
プロローグ
1 知られざる島
コラム1 ガタルカナルの地図
2 見たことのない戦闘
コラム2 「ガタルカナル」の映像秘話
3 汝の敵を知れ
コラム3 アメリカ軍の語学学校
4 繰り返される失敗
コラム4 アメリカ西海岸の特別秘密尋問所
5 袋小路の現実

参考文献
あとがき


まえがき
ガタルカナル、ニューギニア、インパール、レイテ………
同じような戦いを繰り返す!!
日本陸軍の原型であり、当時の陸軍が自己過信に陥っていた………

プロローグ
孫子である!!
昔小学生の時に、物知りがいた!!  変わっていたが………
よく言っていた!!
「勝つと思うな、思わんでも負ける?」
「敵を知らず、己を知らざば百戦危うい??」
日本はアメリカの事を知ろうとしたいたのか???
アメリカはきっちり分析している!!
欧米の文明・文化が物質的なものであるのに、日本は大和魂で精神的なものと思っている!!
歩兵のみが強力な力を持ち、武器はその補助の道具に過ぎない戦いは中国では通用した!
今やそれが通用しなくなった時に、どうやればよいのか分かっていない!!

1 知られざる島
遠い島・ガタルカナルである!!!
アメリカの最初の反攻の地である??
日本が先にこの島に飛行場を造った!!
これをアメリカが発見し、奪回に向かう!!
アメリカ軍の上陸でアメリカの反攻かと思われたが、日本は信じない!!
信じないと言うより1943年まで反攻は出来ないと思っている??
固定観念に固まっている!!
しかし流石と言うか、見敵必戦、即座に攻撃する!
第一次ソロモン海戦で圧勝する!!
アメリカ重巡を撃沈、圧勝する!! が輸送船攻撃を行わずに引き上げた??
どうもアメリカはドイツ打倒第一主義である!
その中でキングとミニッツがこっそりと上陸させた???
両提督にとって、太平洋戦争で個人的には最悪の日だったようだ!!
ミニッツは終日、射撃場で憂さを晴らしていた???

どちらもガタルカナルの地図を持っていない!!
あるのもええ加減な地図である!
お互いその程度の知識である!!
飛行場が造れるので重要視された????

日本兵についても無知だった???
日本人の9割は眼鏡をかけている!!
正当には評価されていない?

日本陸軍はガタルカナルの名前に位置すら知らなかった!!
アメリカとの戦争は海軍の担当と思っていた!!
日本の戦略は??
① 南方の拠点と資源を確保して長期戦を行う体制を整えて、
アメリカ艦隊をおびき出し殲滅する??
② 中国への支援を断ち、蒋介石政権を屈服させる??
③ ドイツ、イタリアがイギリスを屈服させる??
④ 中国とイギリスが屈服すれば、アメリカは戦争継続意志を失う??
日本は中国に100万からの兵を置いている??
開戦前に、天皇に言われている!!
「中国大陸も広いが、太平洋はもっと広い!!」
陸海軍が別々に戦っている??

司馬遼太郎言う、統帥権が問題になる!!
田中新一、服部卓四郎、辻政信の名前が出て来る!!
辻政信には半藤一利がインタビューしている??
服を脱ぎ、傷跡を見せて、ここは何処? ここはあそこと自慢したようだ!
凄い迫力だったと!!
声が大きく、反対意見を言うと、臆病者と威嚇する!
アメリカを舐めている!! 軟弱だと!! 正当に判断していない!
アメリカの情報を上げても無視される!!
日本には大和魂がある!!
反攻も1943年以降だと思い込んでいる!!
辻政信については、山下奉文が評価している!
「この男、矢張り我意強く、小才に長じ、こすき男にて、
 国家の大をなすに足らざる小人なり」
 敵の評価も正当に評価出来ていない????

コラム1 ガタルカナルの地図
戦略上完全に無視されていて、まともな地図は無い!!
アメリカの方が正確か??
日米とも相手の地図を奪取して参考にしている!!
未知の地で戦うには正しい地図が必要である!!

2 見たことのない戦闘
敵は活気に乏しい??  これで攻撃する???
中国へ違法、兵気がみなぎっている??
旭川の一木支隊が出撃する???
もう勝った気でいる!!
が、装備は貧弱である!!
歩兵砲、重機関銃、軽機関銃、敵弾砲は圧倒的にアメリカが有利である!!
日本は38式歩兵銃である!! ボルトアクションで連射は出来ない!
白兵主義になる!! アメリカが恐怖するほど死者を出した!!
これを撮影したフィルムを破棄するように命じられるが、残している!
貴重な記録になった………

「歩兵操典」
必ず勝つと言う、信念を持って銃剣突撃すれば、重砲も機関銃も物質的力に勝つことが出来る!!
負けたのは、必勝の信念、攻撃精神が足らないことになる!
日本は貧しい!!  
自動小銃も試作しているが、銃弾の使用量が多く、補給出来ない!!
どこの圀も持たない、軍刀を持っている??

「統帥綱領」
参謀や高級指揮官の原則を示す!
辻政信の意見!! 敵を知る必要が無い??
「敵のことを考えて作戦を立てようとは思ってはならない!
ともかく積極的な攻撃で主導権を握る!
敵の反攻では無いと判断したら、直ちに攻撃、突撃すればよい!
途中で敵の火砲を威力が凄まじいと状況が変わっても、
方針変更してはならない!」

精神至上主義の日本軍!
「皇軍一貫の精神」「統帥上不動の精神」
第一次世界大戦のヨーロッパ戦線に参加せず、中国戦線の相手にだけ通用している??

ノモンハン事件である!
ソ連の事を客観的に見ていない! 自軍がそうだからソ連もそうなんだと!!
「敵のことを考えて作戦を立てようとは思ってはならない!」である!!
どちらも相手に一撃を与えて思い知らせる???
ここで失敗した、服部、辻は同じことをして負け続ける………
ノモンハンから何も学んでいない!!
敗因究明の報告も、妨害を受け、それでも作成したが無視される!
研究した事実だけが欲しい??
服部、辻は間違いを認めない!!

コラム2 「ガタルカナル」の映像秘話
ガタルカナルの映像は機密扱いだった??
日本軍の捕獲兵器!!
全滅した日本軍???
撮影者は、のちに硫黄島でも撮影する………

3 汝の敵を知れ
日本陸軍は大陸に目が向いている??
補給も駆逐艦に頼る!!  鼠輸送??
ガタルカナル放棄も検討されるが、中途半端になる!!
輸送も成功すると、また攻撃になる??
川口支隊が攻撃する!!!
この頃になると、日本兵の死者も多く文章などがアメリカに捕獲されている!
川口支隊長が女性と写っている写真もある??? 当然奥さんではない??
機関銃に突撃する!!!!

アメリカは日本語の教育をする! 開戦の半年前から教育している!!
でなければ、漢字を読めない??
日本兵は日記を書いている!! これも情報源である?
捕虜についてである!!
「虜囚の辱めを受けず」
食料を与えて落ち着かせてから尋問にかかる?
① 本人の経歴
② 捕虜となった時の状況
③ 日本人部隊と人名
④ 武器と装備
⑤ 輸送と補給
⑥ 日本及び占領地帯のの軍事基地
⑦ 士気とプロパガンダ
⑧ 特別情報
捕虜はアメリカに送られる!!
「戦陣訓」がある!!
捕虜となった将校は自決し、兵は汚名返上で激戦地に投入される!!
それが当たりまえなのか???
負けた戦いで生き残った兵は死ぬように戦場に投入される!!
ミッドウエー海戦後も、海軍の兵は一時的に監禁状態だった!!
軍なんてそんなものなのか?? 返事の良いのは危ないと!!

コラム3 アメリカ軍の語学学校
暗号解読には語学が必要である!!
敵性語と言って教育しない国もある!!
カルフォルニアで人を集めて教育した!
日系兵も使う!!
尋問、翻訳などに使う!! 2~3年で100倍の規模にしている!!
勝利の立役者である………

4 繰り返される失敗
日本陸軍は、敵を知らず、近代戦を知らないことを認める??
本腰を入れるが、補給が出来ない!!
補給も半分以上は海に沈んでいる??
日本軍はジャングルを切り開く!
アメリカ軍を正確に判断出来ていないし、ジャングルの中を進むのに地図を見ていない!
どれだけ苦労するか、参謀は分からない??
インパールが良い例なのか???
日本は希望的観測に頼る?
三回目の攻撃も失敗する??
砲兵が圧倒的に負けている!
死傷率も40%を超えている??

辻政信の敵に関する認識??  
「心配無用」 積極的意見を言う!!
「意気込みさえあればなんとかなる」 「
大兵のジャングル通過??

銃弾も日本は一発一発大事に撃つ!!
アメリカは弾幕を張る!! それだけのハードとソフトがある!!
次元が違う!!
火力なきアメリカは脆弱である!!
「火力に膚接する我が白兵力」 「敵また甚だしくこれを恐怖」
裏付けのない「作文」が並んでいる??
火力無しのアメリカは考えられない???
下手に突撃が通じないと言うと、士気に影響する??

コラム4 アメリカ西海岸の特別秘密尋問所
米軍の手厚い介護があり、警戒心が薄れた時点で尋問する!
果たして何人帰国したのか? そこまでのデータは無い!!

5 袋小路の現実
服部卓四郎作戦課長はガタルカナルへ飛ぶ!
南太平洋海戦で日本はポイントで勝つ!!
ガタルカナルは「今一押し」か、「現状想像にぜっするものあり」
作文がある!!
「補給路も確立しつつある」
ラバウルとガタルカナルの間に航空基地を造る!
制空権確保が絶対条件???
実際は確保出来ていないが、輸送が実施されて大被害を受ける!
第三次ソロモン海戦である!
ドラム缶輸送に、潜水艦輸送がある!
そこまで追いつめられるが、辻らはあくまで「ガタルカナル島奪回」である!!
田中作戦部長は更迭され、後任は真田穣一郎である!
撤退しかない………

アメリカの教授の日本批判がある!
「日本の指導者には世界観が無い! 
   欧米の軍事力を見極めていたら戦争は無かった………」
 目の前の問題しか見えない! 
 地図に線を引くのは誰でも出来る!

 重要なのは、威勢の良い言葉ではなく、
 目的、具体案、敵の戦法を把握して対策を考える!

 総力戦への物資輸送をも含めた国力の計算も必要である!! 
そう言う肝心な部分が抜けている!」

信念なき戦い? 「転進」でごまかす!!
ノモンハンと同じく、ガタルカナルでの戦いに何も学ばずに敗戦を重ねる!!
読んでいて楽しい本ではない!!
日本から遠く離れた戦場で殺されたような兵士にはどういってよいのか分からないが………

太平洋戦争 日本の敗因2 ガダルカナル 学ばざる軍隊・NHK取材班

 

2019年12月13日 (金)

本・太平洋戦争 日本の敗因 1  日米開戦 勝算なし(1995/5)NHK取材班

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軍需物資の大半を海外に頼る日本にとって、海上の物資補給線を確保することは、
戦争を遂行する上での生命線であった。
にもかかわらず、日本は「太平洋シーレーン」を確保するプランを持たないまま開戦に突入した。 
勝算はない。
船舶は不足し、海上護衛の考えのない日本は、輸送船を次々と沈められ、
戦争計画は根本から崩れていった。
「合理的全体計画」を持てない、今に引継ぐ日本の決定的弱点。

「昭和16年夏の敗戦・猪瀬直樹」がある!!
模擬内閣閣僚達は、7月から8月にかけて研究所側から出される想定情況と課題に応じて分析する!!
軍事・外交・経済の各局面での具体的な事項(兵器増産の見通しや食糧・燃料の自給度や運送経路、
同盟国との連携など)について各種データを基にである!!
日米戦争の展開を研究予測し、当時の近衛文麿首相や東條英機陸相以下、
政府・統帥部関係者の前で報告された!!
その結果は、「開戦後、緒戦の勝利は見込まれるが、その後の推移は長期戦必至であり、
その負担に青国(日本)の国力は耐えられない!
戦争終末期にはソ連の参戦もあり、敗北は避けられない。
ゆえに戦争は不可能」という「日本必敗」の結論を導き出した!
これは現実の日米戦争における(真珠湾攻撃と原爆投下以外の)戦局推移とほぼ合致するものだった!
この本を読んでいるので、大変良く分かる!!
が、「太平洋戦争 日本の敗因1 日米開戦 勝算なし」には出て来ない!
無理に無視しているのか???
内容は下記の通りである!!

まえがき
プロローグ
1 甘く見た船舶問題
2 破綻した計画
3 急落する国力
4 反撃するアメリカ潜水艦
5 崩れ去る日本経済
6 飢餓と敗戦と
参考文献
あとがき
文庫版あとがき

日本の終戦の考えがある!!
山本五十六が言う、ワシントンを日本は攻略出来ない!!
アメリカを降伏させれない!! どこかで講和である??
開戦はドイツ勝利頼みである???
イギリスには1940年に、バトル・オブ・ブリテンに負けている!
1941年にはドイツの短期勝利はもはやない!!
日本は、自分本位な長期不敗の体制をつくる!!
東南アジアの資源確保である!!
資源と言っても金を払って買うわけではない??
これを運ばなけれなならない!! シーレーン確保である!!
風呂屋の釜である!!
第一次世界大戦でイギリスはUボートによりあわやと言うところまで追い込まれた???
日本はシーレーン確保の重要性を理解していたのか??
この本を読むと嫌になる!!!

日露戦争はアメリカの講和を当てにしていたようだ??
太平洋戦争は仲裁国は無い!
ドイツが負けても、聖戦完遂を言う!
このあたりの日本の軍首脳はどう考えていたのか??
本土決戦???  主観的事実を客観的事実と勘違いする


まえがき
戦前と戦後の日本、日本人は変わっていない!!
1995年である? 韓国の慰安婦問題の記述がある?
えらく編者は日本が何もしていないと思っている???
流石NHKである???


プロローグ
ベトナム沖に沈んだ日本の艦船、商船がある!!
この戦死者は、靖国神社に祀られていない!!
戦争に徴収されて、護衛も満足なく沈められて沈没し、船員の多くは死ぬ!
この人たちの補償はどうなっていたのか???

1 甘く見た船舶問題
東南アジアの資源確保で長期不敗の体制を確立する!!
軍令部の計画はそう言うことのようだ??
その為には東南アジアの資源を日本に運ばなければならない?
タンカーがいる!!
第一次世界大戦でドイツはあわやと言うところまでイギリスを追い込んだ!!
この戦闘は当然参考にしなければならない!!
現に「昭和16年夏の敗戦」ではイギリスの船舶損傷率を参考にしている!
たしかロイズの保険もである!!
結果は実際の戦闘通りになった????

日本の国力は正ししく把握されていた??
が、日中戦争で疲弊していながら、アメリカを過小評価して、根拠の無い楽観主義で海戦に突っ走る!!

       土井大佐        軍令部          実際の損失
戦争第一年  60万トン~100万トン 80万~100万トン    96万トン
戦争第二年  60万トン~80万トン 60万トン~80万トン   169万トン
戦争第三年               70万トン        392万トン
これを見ると、日本は干上がっている!!!
どこからこんな予想が出たのか???
長期不敗の体制は、何処に行ったのか???
日本ほど海上輸送に依存している国は他には無い!
国民生活への影響!
産業への影響!
アメリカは日本を分析している???

日本は南方資源地帯を占領した!!
1、 治安の回復
2、 重要国防資源の急速獲得
3、 作戦軍の現地自活

ビンタン島のボーキサイド
      1942年    1943年    1944年     1945年     
輸入量   29,800トン  64,900トン  27,500トン  2,000トン

パレンバンの石油生産量
輸入量   1942年度165万トン(45%)、 1943年度230万トン(27%)

日本の海軍は敵戦闘艦の攻撃と言う派手な艦隊決戦主義を考える!!
攻撃して来る、敵艦の補給の攻撃なんて考えない!!
第一次世界大戦のイギリスの状況を研究している軍人もいる!
しかし無視されている!
無制限潜水艦作戦は禁止されていたが、アメリカは最初から日本には有効と理解していた!!
真珠湾攻撃が理由ではない!! 「オレンジ計画」ですでに計画されていた!!

2 破綻した計画
アメリカの魚雷の性能の悪さがある!
不発で爆発しない??
これを運用が悪いと、海軍兵器局に言われる! 責任を認めない!!
怒った艦長たちは、実際に発射して事実を認めさせる?
そのおかげで日本は助かった????
その日本は護衛艦の概念が無かった???
連合艦隊も護衛艦を出さないので、老朽船を集める??
しかし開戦当初は日本の輸送も順調すぎるほど順調であった!!
アメリカは対Uボート作戦にキングが本腰を入れる!!
キングの凄さは、Uボートを攻撃するのに潜水しているUボートを攻撃するのは愚の骨頂だと!!
製造工場に、基地を狙う!! それが出来る爆撃機がある!!
ポール・ケネディによれば、1943年末には対Uボート攻撃の武器が揃ったと!!
護衛空母、長距離爆撃機B24、護衛艦、レーダー、暗号解読、対潜兵器の充実がある!
日本は何もなかった?? 
暗号解読で位置を察せられてアメリカ潜水艦に攻撃される!!

無謀な戦線拡大??
ガタルカナルで消耗戦に巻き込まれる!!
輸送船を沈められる!!
1942年8月から1943年2月までに、140隻、656,500トンが沈んでいる!!
この徴用も日本は出来ない??
軍と政府の二つの最高権力を持つ矛盾が露呈している??

3 急落する国力
太平洋戦争で、日本の船舶は1058万トン撃沈された!
860万トンが500総トン以上の商船、190万トンが海軍の軍艦!
日本が船1トン造るたびに3トン沈められていた!!
資材がない為に満足な船が出来ない??

戦時標準船がある!  沈むことを前提で造られている!!
アメリカは大量生産に走る!!
「できる限りすべてを早く、大きく、新しく」
「リバティ・シップ」は2,708隻、2918万トン造られている!!
日本は想像も出来ない数である!!!
戦闘艦にしてみれば、空母27隻、護衛空母111隻を造っている!

占領地の政策がある!!
大東亜共栄圏ではなく、大東亜共貧圏???
輸送が上手くいかないので、すべてが悪い方向に進む!
現地で無理な資源開発と農作物の作付けの変更をやらしている!!
植民地だったが、宗主国との関係でそれなりに経済はまわっていた???
が、日本の無理な変更で上手くいかなくなった???
何処が長期不敗の体制なのか?????

4 反撃するアメリカ潜水艦
レーダーによる攻撃!!
暗号解読により商船の位置が判明している!
マル・コード?? 日本の船は○○丸と丸が付く!!
通視力に優れた夜間潜望鏡!
FMソナー!
測深儀!
船内のアイスクリーム製造機!

魚雷の性能の悪さは改善される!
アインシュタインが改良にヒントを与えている!!

日本経済は急降下している??
資源の輸入が無くなっている!
食料も不足している!  肥料も軍需にまわされて生産に回らない!

「絶対国防圏」
守れるのか?? 勝敗は時の運!!
軍令部が自信が無い!! 実際に何対策は出来ていない!!
谷光太郎によれば、マリアナには確信がある??
「計算では1キロメートル当たり砲3・3門あればよいが、砲5門配置される予定」
そう言う馬鹿な話があった!!!

海上護衛総司令部が設立されるが、艦船も少なく受け持ち範囲も広い!
瞑目だけの組織か??? 実情を報告すると、握り潰される!! 士気にかかわると??
海防艦が活躍している!!
キングは日本の護衛艦を狙えと!!
海防艦は一般大学卒が多く、身を捨てて守る!!
つまり魚雷の盾となる?? 

5 崩れ去る日本経済
「絶対国防圏」????? ここを突破されたら負けである!!
現実にサイパンを失いB29の攻撃を受ける!!
この世に絶対はない!!  不沈戦艦も無い!!
現在は中国が国防圏を言っている!! もろに日本が入っている!!
第一列島線は、九州を起点に、沖縄、台湾、フィリピン、
ボルネオ島にいたるラインを指す!

第二列島線は、伊豆諸島を起点に、小笠原諸島、グアム・サイパン、
パプアニューギニアに至るラインである!

中国も歴史に学んでいない!! 
あの日本海軍を以てしても守れなかった???

トラック島が空襲を受け、大損害を出す!!
1944年の船舶の損失は392万トンになる!
軍需相も戦争続行は不可能だと!!

ベトナムから食料を徴収する!
雑穀を植えていたのを日本が作物を変更させていた!
その為に米を日本が持ち帰ったために、餓死した人が200万人いたと!!
数字はどうなのかと思うが、実際に日本に責任はある!!

1945年1月、「ヒ八六船団」がベトナム沖に集結している!
タンカー4隻、貨物船6隻、護衛艦6隻である!!
船団は壊滅!! 海防艦3隻が助かる!
何人死んだのか???
アメリカの潜水艦を最も多く撃沈したのは護衛艦である!!
ミニッツ提督が言う!!
効率的に護衛艦と船団を組めばもっと被害は少なかった??
全くの補給軽視であり、攻撃一辺倒の軍部である??

6 飢餓と敗戦と
日本ほど戦略爆撃に対してもろく、何の備えもしていない国は無いと!!
疎開の為の施設もない!!
軍需工場を地下に持って行かない! 何の対策もしていない!!
B29により完全に焼き尽くされた??
そう思うと、北朝鮮は大したものである!!
地下に隠している?? 過去から、朝鮮戦争から学んでいる!
戦争目的も変わる??  聖戦完遂!!

連合艦隊の最後! 最後と言っても石油が無く動けない??
「弓折れ矢尽きる」まで戦わなければならない??

アメリカによる日本の敗因!!!
海上封鎖により、飢餓と無気力が待っていた!
この海上封鎖だけで、原爆もソ連参戦もなしで、11月には降伏していた?
同じ敗戦国ドイツと比較しても、国民の摂取カロリーに差がある!!
日本ははるかに劣っている?
日本の戦争計画の失敗である!!
短期決戦に掛けたが、その貧弱な国力でアメリカと戦わなければならなかった??
しかし、日本海軍は長期不敗の体制では無かったのか???

野村吉三郎駐米海軍大将!
アメリカの巨大な国力は知っていたが、実際の国力は想像を超えていた!!
浅野良三 日本鋼管社長!
鉄が入ってこなかった、船舶の大量損失が敗因だと!!

戦争は最前線の戦いだけが戦いではない!
戦場への補給ルートが切断されれば長期戦は成り立たない!!
商船を失い燃料が無くなれな艦戦も航空機も無力である!!

あとがき
日本は自らの戦争責任を自ら裁こうとしなかった!
戦後補償をドイツと比較されている?
実際の違いは分からない???
日本特有の「ズルズルの歴史」を引きずっている???

文庫版あとがき
東南アジア各国の日本の侵略の歴史がある!!
よくは思われていない???
その辺りを日本はどう思っているのか??
ギャップがあるようだ!!!
日本の歴史の教科書は、たいがい時間切れで現在史は教えない???


太平洋戦争 日本の敗因1 日米開戦 勝算なし・NHK取材班

 

2019年12月12日 (木)

本・日米開戦と情報戦(2016/11)・森山 優

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エリートたちはなぜ最悪の決定を選んだのか。
1日に20通以上の外交暗号を解読しあう熾烈な日米英インテリジェンス戦争。
ローズヴェルト、チャーチルら指導者が生の情報に触れることで強まる対日対決姿勢。
松岡洋右外相に翻弄され、陸軍・海軍内の組織利害対立で指導力を発揮できない
日本の中枢部―戦争に至る不毛な現実を描く、
決定版!

著者の本は最近読みだした!!
意思決定、菊澤 研宗の合理的に失敗する????
考えた末に悪い方向へと行く!!
内容は下記の通りである!!

はじめに
序 章 日米はなぜ戦ったのか
第一章 政策決定とインテリジェンス
第二章 「南進」と「国策」
第三章 独ソ開戦と南部仏印進駐
第四章 対立の深化から破局へ
結 論 誰が情報戦の勝利者だったか
年表
あとがき


はじめに
真珠湾陰謀説??? 名言だと思ったのはレイテ沖海戦の栗田健夫の撤退がある!!
この批判に対して「栗田と同様の立場に立ったものが審判者たる資格を持つ!!」
ウィンストン・チャーチル!!
後世の歴が分かっているものは何でも言える???
批判は難しい………
が、無謀な戦争に向かったのは何故なのか???

序 章 日米はなぜ戦ったのか
アメリカと日本はなぜ戦ったのか??
アメリカは日本に対して東アジアの門戸開放・機会均等原則と、
日本の「東亜新秩序」の対決である???
しかしアメリカの理想は中南米ぐらいで世界の何処にもない??
日英、日中には具体的な争点があった??
これが日米は具体的な争点がなかった???
原則論、イデオロギーの争いである!!!
南部仏印進駐が直接の動機になる!!
「自存自衛」
平和的に資源は入手困難なので、それを取るための戦争でした??
「自存自衛」の考えはドイツ勝利による南進熱がある!!
そもそもドイツが勝利していなければ、南仏進駐はあり得なかった!
アメリカは歴史上からも国情からも自国から戦争することはないと!!
自存自衛と大東亜共栄圏には隔たりがある!!

第一章 政策決定とインテリジェンス
佐藤優によれば、情報機関、インテリジェンスは国力に比例する!
当時の日本のインテリジェンスも相当なものだった!
日米とも相手の暗号を解読していた!!
どうして情報を手に入れるのか??
スパイ活動
暗号解読
公開情報
わざと偽の情報を流す!! イギリスが得意なのか?
死体に情報を持たせる???

歴史は勝者の歴史でもある!
情報戦に負けた方は、生命の危機になる! その為に記録は焼却されている!
日本は暗号解読されていて、ミッドウエーで負け、山本五十六襲撃などの結果がある!
負けっぱなしみたいに感じるが………
真珠湾陰謀説は信じられるか??
もし分かっていたら出撃した時点で軍艦は外へ出し、戦闘機で迎え撃てばよい!
真珠湾を犠牲にすることはない!!
陰謀説は成り立たないのではないか???
                    
第二章 「南進」と「国策」
1、「南進」の「決定」をめぐる政治過程
中国戦線が泥沼化している時期に、ドイツの勝利がある!!
イギリスも屈服するのは目の前だと!!
これに便乗しようとした???
第二次近衛内閣である!! 松岡洋右が外務大臣である!
イギリス本土崩壊と言う現実に東南アジアの利権も確保したい!
日支満だけではなく!!
国策が変わる!!
国策と言っても、南進か? 北進か??
中国をどうするかである??
好機南方武力行使!!
5月15日から1週間にわたり対米戦争の図上演習がある!!
これによりもって1年半、甘く見て2年、短期決戦の見込みはなく、
南方の資源の輸送も確保できるかどうかわからない????
ここ図上演習はどうやったのか? 何処で戦ったのかが分からない!!
が、ドイツ勝利で「南進論」が渦巻く!!
1940年9月、北部仏印進駐が平和裏に始まる!
フランスとの交渉は済んでいる!
ところが陸軍は武力進駐を考える!!
これに海軍は怒り置き去りにする!!!
富永恭次の名前がある!!
9月27日、三国同盟締結!!!
これは日本に何の恩恵ももたらさない!!!

ローズベルト大統領は東南アジアを攻撃されても戦争にならない!
フィリピンもどうなるか分からない!
そう言う判断がある!!
戦争が長引けば日本は謝りをおかし戦争になるだろう!!

日本の南進も、資源確保? 日中戦争を優位に運ぶため?
陸軍内部も対立がある!! 穏健派と強硬派である!!
南進は英蘭との戦争か? 蘭印だけなのか???
要は決定的なものはない………

2、ドイツからの情報  オートメドン号事件
1940年11月、イギリス商船オートメドン号がドイツに拿捕されて、重要な情報が手に入る!
① 現状では極東に艦隊を派遣することは不可能
② 日本はシンガポール攻略を望んでいる
③ ヨーロッパ情勢がはっきりするまで、日米のあからさまな対立はあり得ない
④ アメリカとの軍事協力を促進するために日本とのあからさまな対立は避ける
⑤ 艦隊が欠如しているために国益に対する被害を防ぐことは出来ない
⑥ 現状日本が、仏印、タイを攻撃しても我慢する
あと戦争になったらどうするか?? 対策が書かれている!!
8月段階でのイギリスの認識である!!
日本の国策が変わったようにイギリスも変わる!
正しく情報が利用されたかは不明である!!!

3、タイ仏印国境紛争調停問題と南方策
石川信吾の名前が出て来る!
1940年12月 
① タイとの友好条約の批准
② 調停に対するフランス本国の回答促進
③ 2月上旬、バンコク、サイゴンに艦隊を派遣する!
ここらあたりを読んでいると分からなくなる??
英蘭の思惑、アメリカの思惑????
日本の強硬派と穏健派???
「両論併記」 よく分からない???
陸海軍の誰が実権を握っていたのか???

イギリスはアメリカの援助がなければアジアでは持たない??
そのためにアメリカが背後にいると思わせる!!
米英不可分である!!

この時期、武力行使と言うが、本当にやる気だったのか?
流れを読んでいると、戦争をもてあそんでいる感じがする!
イギリスの戦争準備は出来ていない???
シンガポール、マレー半島………
軍備は十分ではないと!!
日本の極めて正確な観察がある!!
一 英米の結合は米が英と心中する程のものにあらず、
二 英の極東危機は英が米を信頼せざるに困る。米の対日協同、英として信頼するに足らざるが如し
実際はどうだったのか???

第三章 独ソ開戦と南部仏印進駐
1、「好機南方武力行使」構想と「対南方施策要綱」
「好機南方武力行使」構想は海軍は消極的である!!
が予算獲得の手段ではある???
日米交渉が、日ソ中立条約を締結した松岡洋右が主導する!
南部仏印進駐と言うものはどうしてもやりたい人間がいる???
松岡洋右も目的のためには手段を択ばない!!
そういう時期に独ソ開戦が始まる………

2、独ソ戦と新「国策の」の決定  7月2日の御前会議
独ソ戦のソ連の領土をどうするのか??
ドイツが勝つと思っている!
「渋柿」 今この時、渋柿でも取りに行く!
「熟柿」 ドイツが勝てば、ほっておいても取れる!
分かり易い例えである!!!
「南北準備陣」
海軍は対ソ戦を警戒するが、陸軍は「渋柿」論である!!
後世の回顧録、日記の引用があるが、本当かなと???
一定方向の南進、北進はあり得ずに複雑に絡み合っている???
1940年5月にオランダは降伏している!
その後も日本は蘭印の現状維持を表明し、貿易量の拡大を図る!
が三国条約で否定的になる!!
海軍に陸軍、外務省は松岡洋右であるが、意見がまちまちである!!
南進、北進、現状維持に拘わらず、仏印とタイは確保したい!!

ハルピン情報?? ソ連の謀略???
極東ソ連軍の西方への移動は日本にかかる圧力を和らげる!
が逆に手薄と思い日本の攻撃を招くかもしれない???
松岡洋右も良く分からない????? 自ら英雄は頭を転向する?????
三国同盟、日ソ中立条約で輝いたが、独ソ開戦で北進、ソ連攻撃を主張する!
ドイツが勝った時のために、日本も血を流していた方が良い!!
あくまでドイツ勝利である!!
英ソ同盟になり、極東に米ソの基地が作られると困る!!
日本は攻撃範囲である!!
海軍は対米英戦には自信があるが、対英米ソ戦には自信がない??
3年目以降は自信がないのではなかったのか??
要は戦争をやりたい人間が多い!!!

対ソ戦の危険性を松岡に石川信吾は私信をおくっている!
① 陸軍の航空兵力が不足しているので海軍航空隊も全力で援助しなければならない
② 米ソ連合空軍が出来る
③ アメリカが太平洋に展開できる兵力は2300機、これらを撃破する確信はあるが、増加する
④ 遠距離爆撃機に爆撃される
⑤ ウラジオストクには70~80隻の潜水艦がいてこの対策に艦を取られる
対ソ戦の愚を並べて、太平洋に不敗体制を作ることを求める???
日本の防空体制の貧弱さは陸軍も認めていて、夜間十数機、昼間二、三十機の爆撃機の数回の爆撃で灰燼に帰す??

「国策要綱」 空き巣ねらい式のもっとも狡い拡張政策であい、侵略思想があった!
これは英米に暗号解読される……… 日本の意図は丸出しである!!!

3、「国策要綱」の影響と南部仏印進駐
戦後公になった三つの資料!
「真珠湾攻撃記録および報告」
「コールデン・ハル回想録」
「真珠湾への道」
国策要綱がどれほどの影響を与えたのか!
暗号解読日から著者は読み解く!!
ハルも回顧録は自己保身もある!!
結論から言えば、これは対日全面禁輸の引き金になったのか??
違うようだ!!!

4、南部仏印進駐と対日全面禁輸
南部仏印進駐に松岡は直接ヴィシー政府と交渉する!
交渉は他国に影響を与える!
南部仏印進駐は、ドイツが承認しその後北進する???
アメリカは北進すると!!
イギリスは北進はないと!!
同じ情報である! 翻訳に微妙な差がある!!
イギリスはヨーロッパにアメリカを参戦させたい!
そのためには我慢する!! 単独で日本と戦えない??
松岡はアメリカと戦争する気はさらさらない!!
そうなると松岡にとっては枢軸路線が頼りになる??
広東電がある??  史実か? 後付けか?
そんな話が多い!!
イギリスもアメリカも日本を追いつめると戦争になりかねないと心配する人間は多い!!

石油の全面禁輸??? これは犯人がいるようだ???
ローズベルト大統領もそこまで考えていなかった??
世論がそれを支持した?? 官僚制のもつれ???
ディーン・アチソン犯人説???
しかしローズベルト大統領が決めたと!!
結局のところ分からない????
日独は不可分か??  英米とは違う???
そういう誤解がある!!
全面禁輸は、北進、南進へのけん制があり、世界の情勢に連動している!!
こう言う時期に関特演??? よくやる!!  対外的に信用されない??

松岡は南印に手を出しても英米は立たないと!!
海軍は中止も考える!!
この時に中止していれば戦争はどうなっていたか???
日米巨頭会談構想が出る!!
この時期「国策要綱」が解読されている! 悪い時期である!
日本は本気で和平を考えているのか??
「ABCD包囲網」 これもややこしい??
全面禁輸を軍は予測していたのか??
陸軍は予測していなかった??  そこまで考えていない!!
海軍は日米開戦の調本人の石川信吾は予測していたと!!
しかし戦後の証言である! 割り引いて考えれば嘘とも考えられる!!
タイミングがずれていたらどうなっていたのか???

第四章 対立の深化から破局へ
1、第三次近衛内閣の崩壊と東条内閣の発足
外交と同時に艦船の戦闘準備人はいる! 整備である!!
近衛文麿とローズベルト大統領の巨頭会談がある!!
海軍が期待し、陸軍が警戒する!!
巨頭会談はアメリカが拒否し、近衛内閣は潰れる!!
後継は東条英機である!!!
イギリスは東条内閣を不吉とした!!!
アメリカは交渉継続を望んでいると判断した!
この時期まで日本の対ソ戦の可能性を探っていた!!
海軍は戦えるのは2年で、3年以降は不明である??
真珠湾攻撃に反対した軍令部は長期不敗の体制を言っている???
矛盾と言う!!
「国策再検討」
戦争は有形無形の国家総力と世界情勢の推移により勝敗は決まる!
有形の国家総力は負けている!!
無形の国家総力、つまり精神力に頼る??
それに世界情勢の変化である! 1942年になっても英本土上陸があると思っている???

甲案、乙案による交渉がある! アメリカはこれを解読している!
しかし誤訳があったようだ………
最終案となれば次に何が来るかは明確である!!
イギリスはこの時期アメリカの言うがままである!!
ドイツ戦に参戦を期待している!
駐日アメリカ、イギリス大使の日本が良く分かっているものの意見を聞かない!!
解読情報に頼る!!
ローズベルト大統領は、英領、蘭印が攻撃されれば介入すると!!
全閣僚が承認した!!!

2、暫定協定案とハル・ノート
コミンテルンの陰謀がある?? この方が分かり易い!!
暫定協定案の目的は時間稼ぎである!
暫定協定案とハル・ノートは、ホワイトが起草した!
・アメリカ海軍の太平洋からの撤退!
・日本の満州からの撤退
・20年を限度とする日米不可侵条約の締結
・中国における治外法権の撤廃
・香港の返還
・排日移民法廃止の議会への請願

ローズベルト大統領の暫定協定案
① 経済関係の回復 禁輸の一部解除
② 日本はこれ以上兵を送らない
③ アメリカがヨーロッパに参戦した場合三国同盟を発動しない
④ 日中会談の橋渡しはするが、アメリカは会議に参加しない
まとまるように感じるが………

暫定協定案の要約!
① 日米とも南東・北東アジア、南太平洋へ軍事的進出しない
② 日本は南部仏印から撤退し、北部仏印の兵力を7月26日現在の規模まで減らす
③ 輸出制限措置の緩和
④ 有効期間は3ヶ月、延長もあり得る!!
これには中国が反対する!!

ハルが暫定協定案を諦めた理由は??
情報漏洩接!
スティムソンの御情報説
アメリカはこれ以上弱みを見せたくなかった???

3、なぜローズヴェルトは奇襲を許したのか
いかに日本に最初の攻撃、一撃をさせるのか??
アメリカは東南アジアに目は向いていた???
三隻の小舟を手配している!
これを攻撃させたい???  おとり???
1931年の演習で真珠湾は日本の攻撃で壊滅している!
真珠湾は空襲に弱い!! これは常識だったようだ………
山本五十六が真珠湾を攻撃する計画のうわさが漏れている??
アメリカはデティールにこだわり全体像を見失った???
真珠湾に警告はされていなく、空襲対策を怠っている!!
陰謀説が出る………

4、なぜ日米交渉は失敗したか
日米間は原則的対立がある!
交渉を日本は自分の都合の良い方にリードしようとした!!
野村大使の問題もある!!
何とか交渉をまとめようとしている!! その為に反対されることを言わずに、改竄もしている??
いろいろ案があるが、もっと早く甲案、乙案を出していれば………
出すタイミングを間違っている!!
どちらも強硬派がいる!
それが最悪の時期にぶつかった??
しかしアメリカもイギリスも日本を舐めていた???
眼鏡をかけた小人か???

今の朝鮮半島との関係に見える!!

結 論 誰が情報戦の勝利者だったか
南部仏印が進駐が戦争を招くと! 幣原 喜重郎である!
外交暗号にも接せずに、外交官としての常識、経験と人脈に頼っている!
グルー駐日アメリカ大使に、クレイギー駐日イギリス大使は警告を発し続けた!!
正しい判断である!
暗号解読に接している担当者は間違い、接しなかった者が正しかった!!
しかし確信を持って行動したのは一部の日米戦必死の宿命論者に確信犯だけである!!

あとがき
「両論併記」に「非決定」
まるで自分が所属して来た組織みたい???
個人的意見だが、すべてが満足する結論はない!!!
それが負ける理由である!!!

日米開戦と情報戦・森山 優

 

 

2019年12月10日 (火)

本・経済学者たちの日米開戦 : 秋丸機関「幻の報告書」の謎を解く(2018/5)牧野 邦昭

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なぜ開戦したのか?――経済学者たちの「失敗の本質」。
有沢広巳ら一流経済学者を擁する陸軍の頭脳集団「秋丸機関」が、
日米の経済抗戦力の巨大な格差を指摘する報告書を作成したにもかかわらず、
なぜ無謀な対米開戦を防げなかったのか。
焼却されたはずの秘密報告書から、「正確な情報」が「不合理な意思決定」につながっていく過程を
克明に辿り、
日本屈指のエリートたちが陥った「痛恨の逆説」を解き明かす。


「猪瀬直樹・昭和16年夏の敗戦」
緒戦、奇襲攻撃で勝利するが、国力の差から劣勢となり敗戦に至る………
日米開戦直前の夏、総力戦研究所の若手エリートたちがシミュレーションを重ねて出した戦争の経過は、
実際とほぼ同じだった!
知られざる実話をもとに日本が「無謀な戦争」に突入したプロセスを描き、意思決定のあるべき姿を示す!
大変面白かった!! この報告書は顧みられなかった!!
今回の本は、経済学から何故戦争したのかと???
しかし書類は焼いたと!! その中から答えを出した!!
そうかな?????
内容は下記の通りである!!


はじめに
第一章 満州国と秋丸機関
第二章 新体制運動の波紋
第三章 秋丸機関の活動
第四章 報告書は何を語り、どう受け止められたのか
第五章 なぜ開戦の決定が行われたのか
第六章 「正しい戦略」とは何だったのか
第七章 戦中から戦後へ
おわりに


はじめに
正確な情報があったのになぜ戦争を選んだのか???
3年目以降は分らない?? つまり戦えないと分かっていて戦争を始めた!!
それでいて南方資源を確保し、長期不敗態勢を造る!!!
書類は焼かれているが、その中で復元して実働を探る??


第一章 満州国と秋丸機関
「秋丸機関」 秋丸次郎??? 満州国から陸軍省に呼ばれる!!
陸軍軍務局軍事課長岩畔豪雄大佐に挨拶する!!
経済戦の調査研究に着手する!!
「ノモンハン事件で戦車の攻撃方法、飛行機の使い方に彼我の差を痛切に感じたり」
石井部隊をモデルとする???
それだけで間違っていると思うが??

国際情勢がある!
アメリカブロック、ソ連ブロック、英帝国ブロック、中欧ブロック(ドイツ、イタリア、)バルカン)
東亜だけ取り残されるわけにはいかない??
アメリカブロックは無いが……… 
満州に石油が発見される?? それはものにならない???
人員が揃い、各国を担当する!
秋丸機関」は昭和15年1月末に設立され、5月に陣容が整った!!
ちょっと人員不足で、付焼刃的な感じがするが………


第二章 新体制運動の波紋
当時は日本も政争がある?? 新体制??
「今日の内外重大の時局に対処するために、5年先、10年先を展望したうえで、
 広く国民に訴え、充分に支持され、協力されるような政策」
よく分からない組織である??
読んでいてよく分からない????
口を出す人間が多過ぎるのか????


第三章 秋丸機関の活動
欧州の戦局がある??
フランス降伏、イタリア参戦、バトルオブブリテンが始まっている!!
ソ連にアメリカは参戦していない!!
何をすべきか??
一 ソ連は依然研究の重点たること
二 英国は本国以外の地域の向背及び戦略的価値が重視せらるるにったこと
三 米国は仮想敵国として研究上重要となりたること
四 ドイツは戦勝を齎したる最大原因と認めらるるナチスの国防経済体制の研究が重視せらるべきこと
五 フランスは研究上の重要性を減じたるも、ドイツ占領地域の経済力の研究が必要であり、
  惨敗の原因は如何なる政治経済的の欠陥に基くかの研究が重要なること
六 イタリアは地中海、紅海の制覇にあり、アフリカ・近東地方への進出が注目される外大した変化はない
七 東亜は英米依存の脱却に依り東亜共栄圏を如何に確立すべきかの検討が重要になる

アメリカと戦争が現実味を帯びている??
日本の研究もある! 研究手法はオーソドックなものなのか??
英米への貿易の依存の高さ?
中国一国の戦争の倍は出来ないと!!

「戦争というものは、四分ぐらい勝つ見込みがあったらやるもんだ」
そう言う考えがまかり通っている??
研究は進まない!!

「経済戦の本質??」
重要であるが、明確な回答は未だない!!

「国防経済力」
第一 国防経済力の強さは、これを構成する諸力の最弱点によって定まる
第二 国防経済力は戦争勃発時、即時配置すべき経済力が大きい程、早いほど大きい
第三 国防経済力の強弱は、経済力が如何なる曲線を描くか?

岩畔豪雄は偽札をばらまく???

「狭義の経済戦」 
敵の経済を崩壊さんがための、軍事的・政治的・思想的および経済的処置である!
「抗議の経済戦」
戦争経済に対する攻防戦にて、之がため用いられる軍事的・政治的・思想的および経済的処置である!
よく分からない説明である???


第四章 報告書は何を語り、どう受け止められたのか
1941年前半の状況??
前年、バトルオブブリテンでドイツは負ける????
日独伊三国同盟を結んでいる!
北部仏印進駐がある!!
アメリカとの関係が悪化している!!
月日は何説かあるが、報告書がある!
要はアメリカの国力の大きさが強調されていて、持久戦は難しい!!
報告書が発見される!!
「英米合作経済抗戦力踏査」
一 英米合作すれば、英国の供給不足を補い、戦争遂行に耐えれる経済抗戦力を有す
二 英米合作は更に第三国に70億弗余の軍需資材の供給余力を残す
三 最大供給力発揮には、開戦後1年から1年半の期間を要す
四 英国船月平均50万トンの撃沈は、対英援助を無効にする!
  1943年にて年600万トンを多く超えることはない!
撃沈数は順調だった………

「ドイツ経済抗戦力踏査」
一 経済抗戦力踏査は1941年最大で、42年より低下する!
二 ドイツは労働力の限界に達している! ソ連の生産力を利用しなければならない!
三 それでも不足する分は南アフリカまで取りに行かなければならない!
四 独ソ戦が長引き、消耗戦になれば抗戦力が低下し、対米長期戦は不可能になる?

そして日本の対策を提言している!!
一 北進より南進を勧める!
二 北と南の二面作戦は出来ない!
三 北の消耗戦を避け、南の資源戦争へ向かう!
四 資源獲得により、経済抗戦力を蓄え、高度国防国家建設の経済基礎を確立する!
五 北は南が上手くいけば解決する!
六 南の資源確保は、半枢軸国側だけでなく、枢軸国側の政策も容易にする!
はっきり言えば、ドイツの勝利は難しいと言っている!!
短期で独ソ戦が終われば、イギリスには勝てるかもしれない!!
長期になれば日本もアメリカも勝利はない!!
報告書の扱いは諸説がある!!
読んでいると都合の良い考えしかないのかと??

独ソ戦が短期で終わらなかった???
この時日本が北進してソ連を東西から攻めたらソ連は崩壊していた!!
実際は北進は出来なかった??
もし北進すれば、「対米英ソの戦争」になる!
それを避けるための「対英米開戦」
屁理屈みたいに感じるが………
対ソ認識だけは正しかった………


第五章 なぜ開戦の決定が行われたのか
日米経済力の比較がある!  普通なら戦わない!!
第一案 対米開戦
第二案 日米国交回復論
第三案 情勢観望論  臥薪嘗胆????

第二案が望ましいとしながら、どうせ開戦ならば早いほうが良いと!!
戦備局の判断がある!!
南進は、船舶の問題では否定的、石油だけなら賛成!!

「猪瀬直樹・昭和16年夏の敗戦」に言及している!!
緒戦、奇襲攻撃で勝利するが、国力の差から劣勢となり敗戦に至る………  総力戦研究所!!
日米開戦直前の夏、総力戦研究所の若手エリートたちが
シミュレーションを重ねて出した戦争の経過は、実際とほぼ同じだった!
知られざる実話をもとに日本が「無謀な戦争」に突入したプロセスを描き、意思決定のあるべき姿を示す!

著者は評価していない!! 過大評価であると????
教育機関であり自由に出来た???
秋丸機関を褒めるに対して、扱いが偏っているのではないか………

日米の経済格差は自明の理のことだったと!!
それでは報告書は意味があったのか??
何か言い訳に感じるが………
なぜリスクの高い、開戦となったのか??  
① 行動経済学による説明!
② 社会心理学による説明! 枢軸側で中立を保ったスペインの例がある??

開戦には、国際情勢の推移の期待がある!!
何か??? ドイツ勝利である???
つまり他力本願である!!!
先の見通しが立たない! アメリカが応じなければ出来ない外交と、
開戦3年目以降は不明と言う状態では、どうなるか分からないから合意出来た???
戦争終結への見通しが無く、それゆえ戦争を始めた!!!


第六章 「正しい戦略」とは何だったのか
独ソ和平へのあっせんを考えている!!
ヒトラーとスターリンのあいだを取れる政治家なんかいるのか??
ドイツと日本の思惑が違う!! 共同の作戦なんかない!!
ドイツは結局日本を信用していない???
日本は信用されずに、情報が洩れていると考えられた??
実際に大島駐独大使の電報は解読されていた!!
ドイツも日本も暗号は解読されていた???
イタリアはザルか???

結局どうあがいても、ドイツも日本は勝てない!!
ましてや陸海軍の不一致がある!!
実際はどうなのか??
① 日本の船舶の減少  連合軍と枢軸軍の国力の差!!
② アメリカの造船力ののけた外れの大きさ
造船は第一次世界大戦と第二次世界大戦では違っている!
アメリカは大量生産を図る!
日本の英米の造船予想は、倍違っている??
船を例に出しているが、軍用機もお話にならないほど差がある!!

開戦は避けられたのか??
開戦したがっている軍人は多い?? 戦えば何とかなると???
戦争したくない軍人は多い!
がここまで来たら開戦もやむ得なし!!
不死鳥伝説???  廃墟の中から蘇る!!
それで開戦したというのも、どうなのか??
国際情勢の変化???
ドイツの勝利を当てにする???
なら戦後の社会主義と資本主義の対決を思えば、スペインは賢かった??
臥薪嘗胆という選択肢は無かったのか??
日本にはリーダーが居なかった??

経済学者がこの時期出来たことは???
今開戦しても負ける!! それならば3年我慢して戦力を充実させる!
開戦はそれ以降だと???
逆にドイツの敗北を予想し、その後の米英VSソの対立を予想して臥薪嘗胆する???
でまかせでもよいのでそう言う報告をして時間を稼ぐ!!
しかしその時ドイツの勝利を見ていると、バスに乗り遅れるなの気持ちも分かるが………
ましてや国民をどう説得するのか?????


第七章 戦中から戦後へ
秋丸機関は思想的には右から左の人がいたのか???
ゾルゲ事件が尾を引いている?? 
それで報告書などが焼かれたのではないか??
開戦後、秋丸機関は、武村機関になる!!
秋丸次朗は軍の経済学の仕事をやり終戦を迎える!!
武村忠雄はその後も分析し、ノルマンディー上陸作戦を予測する!!
各人活躍している!!
終戦に、戦後の復興に、エネルギー・原発に働いたようだ!!!


おわりに
「日米開戦すれば高い確率で敗北する」
「なぜ日本は開戦と言う選択肢を選んだのか??」
「先行きが見通せないからこそ、日本は日米開戦に踏み切った」
狂信者以外は日米の国力の違いが分かっていて、3年以降はどうなるか分からない???
その状況で開戦したのは、合理的選択だったのか????


経済学者たちの日米開戦 : 秋丸機関「幻の報告書」の謎を解く・牧野邦昭

 

2019年12月 9日 (月)

本・ヒトラー対チャーチル 80日間の激闘(1995/7)・ジョン・ルカーチ

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ヒトラーは勝利するところだった―もし、それを阻止する男、チャーチルがいなければ。
西部電撃作戦から対ソ戦決定までの80日間を、雄渾かつ繊細に描く珠玉の歴史ドキュメント。


ヒトラーVSチャーチルの対決である!!
マンシュタイン計画でドイツはフランスへ侵攻する!!
意表を突いたのか、この作戦は成功する!!
ダンケルク撤退がある!!
その間のドイツ、イギリスの抗争がある???
1940年7月10日から10月31日までドイツ空軍と
イギリス空軍の間で戦われた航空戦がある!
この航空戦にいたる、戦いか? 講和か?? その経緯がある!
内容は下記の通りである!!

Ⅰ     対決  80日間の激闘
Ⅱ    第一の偶然  5月10日
Ⅲ   滑り阪    5月11日~31日
Ⅳ   孤立か    5月31日~6月30日
Ⅴ    大いなる期待 7月1日~30日
Ⅵ   第二の偶然  7月31日
Ⅶ    五十年後
エピローグ
訳者あとがき

 

Ⅰ  対決  80日間の激闘
フランス侵攻である!
東部戦線、ポーランドで大勝している!
次はフランス戦になる!
イギリスはチャーチルが首相になる!
この時期、ヒトラーは思う以上に勝利を収めていた?
チャーチルは安泰では無かった!
世界は、共産主義、民主主義、ファシズムとに分かれている!
この時期、議会制民主主義は挫折している!!
イタリア、トルコ、ポルトガル、スペイン、ブルガリア、ギリシャ、ルーマニア、ユーゴスラビア、
ハンガリー、アルバニア、ポーランド、エストニア、ラトヴィア、リトアニア、」オーストリア………
世はドイツの時代なのか???

Ⅱ  第一の偶然  5月10日
ヒトラーは51歳、チャーチルは65歳!
両者の出自、生い立ちは違う!
ヒトラーは第一次世界大戦では伍長で戦場行く!!
ビスマルクを尊敬し、後にフリードリッヒ大王に変わる!!
イギリスとは講和か同盟を結びたかった??

チャーチルは一貫して反ドイツである!! 妥協しない!!
チェンバレンは違う! 
チャーチルも全面的に支持されたわけではない???
ハリファックスと言う候補もいた!!

オランダ、ベルギーを侵攻してフランスの攻め込む!
マンシュタイン計画である!!
マジノ線には向かわない!!
シュリ―フェン計画は取りやめである!!

ドイツが主導権を握っている!
ノルウェー侵攻もある!!

この時期はまだドイツの戦艦が活躍している!!
当然Uボートもである!

ヒトラーはチャーチルと会う機会があった!
が、会わなかった?? 会っていれば違う展開になっていたかの知れないが………

Ⅲ  滑り阪    5月11日~31日
この時期、宣戦布告から8か月経っている!!
ドイツ国民はヒトラーを支持している!
オランダ国王は亡命している? オランダは5日で占領されている!
5月10日から40日で、190万人のフランス兵を捕えた!
チャーチルは国民に言う!
「私が提供できるものは血と労苦と涙と汗しかありません」

ムッソリーニはどちらにつくか? 中立か???
アメリカは??
駐英大使がケネディ大統領の親父である!! 反英か??? 反共か??
ドイツが負ければ、ヨーロッパは共産化すると!!
この時期は、チャーチルとルーズベルトは親密ではない!!
イギリスにもファシスト、モズリーがいる!!

ダイナモ作戦  ダンケルク撤退が成功している!!
ヒトラーは上手くいきすぎていると感じている!
イギリスとは徹底的戦いたくない!!
ヒトラーは軍を停止させる!! ダンケルクから24キロの時点である!!
空軍に任せる気だと思った将軍もいる!
しかし将来の反攻時の兵34万が確保されている!!

ハリファックスはイタリア大使と会う!!
チャーチルにイタリアの仲裁を受けるように進言する!
この内容は書かれていないが、ドイツとイギリスでヨーロッパを分割し、ソ連に備える!!
チャーチルはフランスへ・パリに何度も飛ぶ!!
凄い政治家である!!  当時の日本の政治家には出来ない!!
ヒトラーとルントシュテット将軍も仲は良かったようだ………
後にはどうかな??
ノルマンディー上陸時に、ロンメルと、連合軍を迎え撃っている!!

Ⅳ  孤立か    5月31日~6月30日
ヒトラーは戦争が長く続かないと思っている!!
ユダヤ人の移住を考えている!
ダンケルク撤退で空軍が過小評価されている!!
「映画・ダンケルク」でも引き上げ兵が空軍にそう言う!
が、自分の船で救出に向かった船長は、パイロットを救出し、「私は知っている」

ヒトラーは大英帝国の破壊をたくらんだことは無いと!
フランスも反英の人減は多い!
1940年6月18日、ワーテルローの戦いの125周年記念日だった!
200周年記念のイベントには参加した!  楽しかったです!!

フランスとドイツの講和が成る!!
アメリカには、「アメリカ優先委員会」が結成されようとする?
孤立主義者である!!
ルーズベルトの3選がある??
これに勝つが、共和党の候補者も、タフトではない!!
それが幸いしている!!
ソ連の存在がある!!
ヒトラーはソ連侵攻をいつ考えたのか??
フランスが降伏したころから対ソ戦を考えていた??
イギリスに対するメッセージもある!!
講和である???  そうなれば1年早くバルバロッサ作戦が発令されていた??
ローマ教皇も仲裁に入る!!  主敵はボルシェビキか??

Ⅴ  大いなる期待 7月1日~30日
和平の可能性が遠のく………
イギリス進攻を考える??
ヒトラーは大英帝国の解体で、日本とアメリカが益を得るのは残念だ??
空軍はやる気満々である! ゲーリングが自信満々か??
7月3日、オランのフランス艦隊の処遇が決まる!!
イギリスはドイツに接収されかねないフランス艦隊を攻撃する!!
チャーチルである!!
イギリス侵攻には制空権の確保が第一である!!
作戦名「ライオン作戦」が「シーライオン(トド)作戦」に変更になる!!
8月13日 「鷲の日」
チャーチルは、イギリスは負けないと感じ始めている??
ドイツの敗北の始まりか??

Ⅵ  第二の偶然  7月31日
アメリカは中立から抜け出そうとしている??
チャーチルは自信を持つ!!
7月31日 ヒトラーはイギリスの前にソ連に侵攻すると語った?
バトルオブブリテンでも消耗がもったいないが………
ソ連が降伏すればイギリスも抵抗を諦めるだろう………
チャーチルは現状維持なら講和に応じた???
イギリスはアメリカから援助を受ける??
ド・ゴールはイギリスへ避難する!!
二人の対決は続く50年の歴史に徹底的な影響を与える!!

Ⅶ  五十年後
1940年9月17日 シーライオン作戦の無期延期を命じる!
戦艦ビスマルクの海戦!
V1、V2攻撃!
独ソ戦が始まり、真珠湾攻撃が実施される!
ドイツは敗北するが、ヒトラー、ルーズベルト、ムッソリーニは死に、
スターリンと生き残るが、かっての力は亡くなっている???

エピローグ
チャーチル  伝統的で時代遅れの世界の価値を守る役割を担った!
ヒトラー   国家社会主義とともに敗北し、国の内外の敵を憎悪した???

ヒトラー対チャーチル 80日間の激闘・ジョン・ルカーチ

 

2019年12月 8日 (日)

本・日本はなぜ開戦に踏み切ったか―「両論併記」と「非決定」(2012/6)森山 優

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第三次近衛内閣から東条内閣まで、大日本帝国の対外軍事方針である「国策」をめぐり、
陸海軍省、参謀本部、軍令部、外務省の首脳らは戦争と外交という二つの選択肢の間を揺れ動いた。
それぞれに都合よい案を条文に併記しつつ決定を先送りして、
結果的に対米英蘭戦を採択した意思決定過程をたどり、
日本型政治システムの致命的欠陥を鋭く指摘する。

著者の名前は最近よく見ている!!
分析を読んでいると、歴史を知っているものから見れば、なぜなのか??
と思うが、無責任極まりないと思うが………
内容は下記の通りである!!

はじめに
第一章 日本の政策決定システム
第二章 昭和16年9月の選択
第三章 なぜ近衛は内閣を投げ出したか
第四章 東条内閣と国策再検討
第五章 対米交渉案成立と外交交渉期限
第六章 甲案と乙案
第七章 乙案による交渉
第八章 ハル・ノート
おわりに
あとがき
関係年表


はじめに
リーダーシップ不在のままに状況に流されていく指導者たち!!
結果の重大さと、過程の空虚さ!!!!
読んでいくと大変良く分かる!!!

第一章 日本の政策決定システム
陸軍の横暴を責める!! 海軍善玉説も否定している!!
アメリカと戦争するならアメリカのことを知らなければならない!!
陸軍はアメリカとの戦争は海軍と思っている!!
陸軍はソ連である!! 海軍が戦争出来ないと言えば出来ない!
そうなると今まで海軍につぎ込んだ予算はどうなるのか??
国民に対する裏切りか???

日本国憲法と明治憲法!
日本国憲法はピラミッド型!!
明治憲法は横並び!!!
陸軍  参謀本部
海軍  軍令部
陸軍大臣は現役制として倒閣に使われる!!

統帥権干犯問題があり、統帥部が独走する???
明治時代は、維新以来の元老がいる! 歯止めになって、欠陥は問題になっていなかった!!
大本営政府連絡懇談会・連絡会議!
1940年11月末に第1回連絡会議は開かれる!!
国策を決定する!!
① 1940年7月27日  世界情勢ノ推移ニ伴ウ磁極処理要綱
② 1940年9月19日  日独伊三国同盟条約締結ニ関スル件
③ 1940年11月13日  志那事変処理要綱
④ 1941年1月30日  対仏印、奏施策要綱
⑤ 1941年6月6日    対南方施策要綱
⑥ 1941年6月25日  南方施策促進ニ関する件
⑦ 1941年7月2日    情勢ノ推移ニ伴ウ帝国国策要綱
⑧ 1941年9月6日    帝国国策遂行要綱
⑨ 1941年11月5日  帝国国策遂行要綱
⑩ 1941年12月1日  対米英蘭開戦ノ件

国策がコロコロ変わる??  ヨーロッパの戦争も影響している!!
国策は陸軍の中堅クラスが作成する!!

保阪正康が評価していた武藤章がいるが、立ち場によって考えが変わる!!
石原莞爾を突き上げるが本人も下剋上に合う!!
海軍の大角人事がある!! 有為な人材を放逐する!!
その為に人材不足になり、及川古志郎、嶋田繁太郎、永野修身らの力量不足は否めない!!

海軍は組織表がある!!
半藤一利の言う、官軍の名前が並ぶ!! これは印象に残っている!
高知が、永野修身、沢本頼雄、岡敬純、中原義正、石川信吾、藤井茂………
鹿児島が、高田利種、前田稔、神重徳、山本祐二………
高名な第一委員会があるが、「人事と金を握れば、天下は俺たちの物だ!」
この内何人死んだのか???
話が他の本からの引用になっている!!

明確な意思決定が困難な場合の決定は??
① 「両論併記」二つの選択肢を併記する! 南進、北進???
② 「非(避)決定」 決定自体取りやめ、文言を取り消して先送りする!
③ 同時に他の文書を採択することで、国策を相対化、相殺する!!

天皇の意思が明確に発揮されたのは、2・26事件に終戦の時である!
天皇を利用しようとしている!!
松岡洋右の言動がある!  平気で180度違うことを言う!!
そういう連中が多い???

選択肢とその結果が曖昧である!!
効果的な戦争回避が出来なくて、最もましな選択肢が日米開戦だった………

第二章 昭和16年9月の選択
9月6日の御前会議の遂行要領は10月上旬頃までに戦争に踏み切ると明記されていた!
1941年第三次近衛内閣は、松岡洋右を放逐する為に組閣された!
松岡洋右は、三国同盟、日ソ中立条約でアメリカに力の外交を進める………
「日米諒解案」 玉虫色の案である!!
日本はアメリカからの提案と思うが、アメリカは叩き台と思っている!
松岡放逐後に、南仏印進駐を行う! これで英蘭に対する攻撃拠点が出来た??
これにより対日禁輸が発動される????
これに対して対米開戦論が勃興する………
7月2日の帝国国策要綱は、南北準備陣の両論併記である!!
近衛はローズベルト大統領との直接会談で打開を図ろうとする………

海軍は出師準備が必要である! 開戦前に全ての艦船を動かせるようにしなければならない!!
臨戦態勢には準備が必要であり、理由が必要である!!
海軍は「遂行方針」であるが、陸軍は「開戦決意」の名言を要求する!!

8月30日 戦争を辞せざる決意、10月上旬と海軍が折れた!!
「遂行準備」「遂行要領」に変わる!
一 10月下旬に、戦争を辞せざる決意!
二 外交手段を尽くして要求の貫徹を目指す!
三 10月上旬で解決しなければ直ちに開戦とする!
これも曖昧なままだったと言う!!!
戦争も成算があるのは南方の資源獲得だけである!
長期戦は不明のままである!
外交でどれだけ成果があれば開戦せずも不明で、開戦しても称賛はない!!
天皇に対する杉山参謀総長の返事!
南方攻略の見通しが5か月と!
中国も4か月と言ったがどうなっている?
中国は広い!! 
それなら太平洋はなお広いと!!!
永野修身が言う!
成功の見込みがあるうちに手術すれば治る可能性があるが、このままでは衰弱する!!!
例えが悪いが………

対米条件とは??
① 米英の日中戦争への介入阻止!
② 米英の極東における軍事増強の停止!
③ 日本の書用物資獲得への米英の協力!
メチャメチャ都合の良い条件である!!
どうとでも取れる内容である!!

外務省が交渉する! 中国問題に絞って解説している!!
「志那よりは出来得る限り速に撤退する」
いずれにしても曖昧なままである!!
交渉相手は蒋介石か? 汪兆銘か??
① 中国からの撤兵の根拠を、日中による防共協定に置いた!
② 撤兵は日中戦争解決まで先延ばしし、居直りを続ける根拠を盛り込んだ!
③ 日中の経済交流!
④ 満州国の承認!!

アメリカ側も確認する!
① 両国間で一応領海に達した事項とは?
② 仏印を基地にして、「正当な理由」は北方か、仏印もか??
③ 日支間の協定の内容?
④ 日本が中国に特殊地位を持っているのか?
⑤ 無差別待遇の適用は、南西太平洋に限定されているのはなぜか?

対米条件の1本化???
陸軍参謀本部の強引さがある!!
外交推進派はどうしてもまとめたい!
その為にはごまかしもやる?? 秀吉に対する小西行長らか??
参謀本部は強硬なのか??
完全に開き直った案を出す!
日米とも担当者の立場がある! どちらも強硬派に妥協派がいる!
ワシントン野村大使も何とかまとめようとする! その為に表現を変える??
日本の撤兵に対する考えを事務的に詰めようとする!!
直接対談に望みをかけるが……… 近衛内閣は窮地に追い込まれる!!

第三章 なぜ近衛は内閣を投げ出したか
10月2日 アメリカは巨頭会談に否定的な回答をする!
及川外相は近衛に丸のみでも支持すると!!
近衛は東条を説得にかかるが不備に終わる!

英米可分論と英米不可分論がある!!
英国と米国は一心同体か??
東南アジアのイギリス軍を攻撃すればアメリカはどうするのか?
山本五十六は、英米不可分論である!!
海軍は英米不可分論を見直すと!
「海軍の無責任、不信、まさに国家を滅ぼすのは海軍なり」
海軍は南方作戦に自信がないと?? 船舶の消耗に耐えられない??
楽観論で進んでいる??

海軍は中国からの撤兵に冷ややかである! 実害がない!!
海軍石川は、海軍は責任取らない!!
下駄を近衛首相に預ける???
東条の暴露により、内閣は成り立たなくなる!!
近衛は、開戦決意でもなく、外交緩和でもなく政権を投げ出す!
原因は、官僚組織の割拠性、陸海軍の利害関係がねじれていた………

中国撤兵とアメリカとの戦争をはかりにかける?? そのはかりにかける人間がいない!
歴史が分かっている人間は、愚の骨頂と言う!
海軍は中国に利権がないので分かり易い!
が陸軍は英霊に申し訳ない! 大日本帝国と陸軍の利害が一致している??

陸軍はアメリカのことを知らない??
戦争は海軍がやるものと思っている!!
東南アジアを確保し、防衛に一部戦力を割けばよいと考えている!!
要は他人のことと思っているので陸軍は好きなことを言える!
同じく海軍も、今まで莫大な予算をとっていて何のために軍備を整えていたのか?
存在価値を疑われる!!
近衛内閣が崩壊し、後継は東条英機になる!!
東条ほど天皇に忠実なものはいない!!
抵抗勢力から政策決定の主体に祭り上げられる!!!

第四章 東条内閣と国策再検討
東条内閣が成立する!
海相に豊田副武を推薦するが、東条首相は拒否!
嶋田繁太郎になる!!
この時に、山本五十六か豊田を進めておればどうなったか??
外務大臣は東郷茂徳!!  大蔵大臣は賀屋興宣!! 
この二人は外交に条件を付けた?? 海軍が反対しきれば開戦は????

情勢判断がある!!
一  欧州戦局の見直し!
二  対米英蘭戦争の初期、数年先までの見通し!
三  開戦の場合、ソ連への見通し
四  対米英蘭戦争における、開戦三年に渡る船舶の微傭量と損傷量!
五  四の場合の民需用船舶輸送力と主要物資の需要見込み
六  対米英蘭戦争における予算規模と金融的持続判断
七  開戦の場合にドイツとイタリアに約諾させ得る協力の程度!
八  オランダのみ、イギリス・オランダのみに戦争相手を限定できる可能性!
九  1942年3月戦争発起ならば、対外関係、主要物資の需要見込み、作戦上の利害!
   これらを考慮した最適の開戦時期、戦争を放棄し人造石油増産による現状維持の能否、利害関係!
十  対米交渉継続の場合、前回御前会議決定の日本の要求を貫徹できる可能性、
   日本側譲歩による妥協の可能性とその当否!
   10月2日のアメリカ要求を全面受諾した場合の日本の国際的地位、中国での戦争前との地位比較!
十一 対米英蘭戦争が蒋介石に与える影響!!

一 欧州戦局の見直し!
  全くドイツの勝利を当てにしたわけではない??
  が、ドイツの不敗体制に期待している??
  対英戦の勝利の可能性? 独ソ戦の勝利に可能性?
  ただしアメリカが参戦しないことが条件である!!
三 開戦の場合、ソ連への見通し
  アメリカがソ連の基地を使用すれば日本は爆撃圏に入る!
  終戦までソ連は日本に手を出さなかった!!
八 オランダのみ、イギリス・オランダのみに戦争相手を限定できる可能性
  これは出来ないと!! 米英蘭は不可分であると!!

可能性?
開戦延期論がある!! 1942年春までである!!
12月5日のソ連の冬季攻勢が始まる!!
12月8日の開戦である!! 少し様子を見れなかったのか?
開戦延期論より、今しかないと開戦する!!
アメリカの欧州参戦の可能性よりも、ソ連が攻撃出来ない、
英米の軍備増強が未だのこの時期が開戦と言う統帥部に押し切られる!!

秀才集団、海軍の限界!!
海上輸送の損傷がある!!
楽観的な数字が並ぶ!! それなりの根拠があるが希望的数字になる!
これを根拠にする???
海軍は長期持久戦を戦う能力も無ければ、対策を構想して実行する意思も薄弱である!
企画院による物資関係の見積もりを理解できない??
開戦を主張する参謀本部もこんなものである!
開戦への要因!!!
一 臥薪嘗胆論への不安!
  アメリカの条件を丸呑みすれば三流国になる!!
二 対米交渉の困難さの再認識
三 鈴木企画院総裁の転向と嶋田海軍大臣の開戦決意!
  
嶋田繁太郎海軍大臣が開戦を決意する!!
伏見宮と、ジリ損になる前に戦争したい!!
では海軍の戦略は??
① 中国や南方資源地帯の防衛を担っている敵艦隊と航空兵力の撃滅!
② 南方資源地帯の占領確保!
④ 敵艦隊の撃滅と敵の戦意の破砕!

アメリカと日本の建艦計画がある!!
圧倒的さがある!! 戦争など出来ない!!
が今なら出来る???
3年先は分からないと言っている!
この本には出て来ないが、長期不敗体制???
海軍も支離滅裂である!!! 戦後の生き残った者の言い訳もメチャメチャではないか??
海軍は物資優先配当を要求する!
これに対しては参謀本部の批判が残っている!!
しかし対ソ戦で膨大な予算を取ったのは陸軍!!
海軍にも言い分はあるが、不都合な未来像から目をそらし、組織的利害に走った………

第五章 対米交渉案成立と外交交渉期限
対米交渉の条件がある!!
A 中国からの撤兵の条件
B 期間
C 駐兵範囲
D その期間
E 無差別原則
F 三国条件の解釈・履行
G 仏印
H ハル四原則
これに、9月20日の日米了解事項!
甲案、杉山による参謀本部内への説明、乙案とある!
ただ陸軍は撤兵時期を50年とか言って撤兵する気はない!!

11月1日の連絡会議!
一 戦争することなく臥薪嘗胆!
二 直ちに開戦を決意し戦争によって解決!  参謀本部
三 戦争決意の下に作戦準備と外交を併行!  東条首相

永野修身が言う!! 戦争は今しかない!!!
アメリカに日本を武力制圧する気があるのか??
臥薪嘗胆を続けてもアメリカが責めてくる可能性は低い!!

外交交渉はいつまでか??
12月初頭ならばいつまで外交が出来るのか??
11月20日までと海軍は言う!!
12月1日と言う期限が出来る!!
ここで東郷は乙案を出す!!
参謀本部は反対である!!

11月5日の「帝国国策要綱」
一 帝国は現下の危局を打開して自存自衛を完うし大東亜の新秩序を建設するために
此の再対米英蘭戦争を決意する!
一 武力発動の時期を12月初頭と定め、作戦準備を完遂す!
二 対米交渉は別紙通り!
三 独伊との提携強化を図る!
四 武力発動の直前、タイとの間に軍事的緊密関係を樹立する!
二 対米交渉が12月1日午前0時までに成功すれば、武力発動を中止する!
この案そもそもに反対する陸軍!
開戦に反対する山本五十六!

戦機は今しかない!! しかし3年後からは自信がない!!
3年アメリカが攻撃して来なければ、日米の海軍の差は今より開いている!!
仮に敵艦隊を撃滅しても、自軍の損傷の補給は出来るのか??
そう考えると、今しかないと言うのはおかしくなる!
しかし3年目以降は不明であるが、今開戦したほうが有利だとはっきり認識していたのは東条首相!
天皇の東条に対する信頼がある! 東条は東京裁判でこれに応えた??

日本の選択は「ベスト・ケース・アナシリス」
すべてが良い方に向かうことが前提である!
臥嘗薪炭、英米可分論は採用されない!
その結果が最悪の状態に耐えられなかった???
外交で失敗し、戦争に惨敗する最悪の結果を想定しておけばどうなったか??
国際情勢の変化???
これを臥嘗薪炭の策に盛り込まなかった??
国際情勢の変化とは??  今から見ると独ソ戦でドイツの価値が無くなり、
もはやイギリス本土上陸も無理になった事か??
いずれアメリカはヨーロッパに参戦する!!
結果として2面作戦になったが、ヨーロッパに集中したいはずである!!
3年目以降の展開が望めない中でも、開戦やむ得なしとなった!!
これが国策再検討での最大の成果であると!!!

第六章 甲案と乙案
東郷外相の考え!
① 外交に関するリーダーシップを掌握し
② 日本の譲歩をアメリカに対し最大限に演出し
③ 妥協案を陸軍には秘密裏に用意して交渉の糸口を掴みみ
④ アメリカが歩み寄ればそれを大きく印象ずけて
⑤  最終的には日本案をさらに緩和させる方向に道を開く

中国からの撤兵について譲歩しているつもりがそうではない!
日本は日米交渉のつもりである!
アメリカはその前段階の予備的非公式会談と表現している!
日本はハルの要求を受けいれば、中国の権益を失い、対日経済封鎖は緩和されることなく続行される??
さらには三国同盟からの撤退を求めている!!
甲案は失敗し、乙案になるが………

第七章 乙案による交渉
日本としてはかなり妥協している??
来栖三郎大使を派遣する!
野村、来栖も外交でまとめたい!
野村はアメリカの空気を知っている!
その為独断で案を改竄する????
乙案の配列が変わる!
一 日米両国政府は仏印以外の東南アジア、太平洋地域に武力進出をしないことを確約する!
二 日中の和平が成立するか、太平洋地域に公正な和平が確立したら、仏印から部隊を撤退させる!
三 日米両政府は、蘭印における両国の必要物資の獲得が保障されるよう、相互に協力する!
四 日米両政府は相互に通商関係を資産凍結前の状態に復帰する! アメリカは石油の対日供給を約束する!
五 アメリカ政府は日中両国の和平に関する努力に支障を与えるような行動を慎む!
これに対してハルは友好的だったと???
しかしハルはそうでは無かった???
アメリカは開戦の覚悟がある!!
その為に3ヶ月の日数を稼ぎたい?? 日本を焦らせる??

暫定協力案と包括的な協定 ハルノートを出す!
一言で言えば、日本がこれ以上の武力進出しない意思表示として南部仏印から撤退する!
そうすれば3ヶ月は一定程度の物資を供給する!
期待がハルノートで吹っ飛ぶ!!
ハルの心変わりがある??  何故なのか??
いろいろ言われるが、アメリカの謀略との案もある???
何かあったんだろう………

第八章 ハル・ノート
ハルノートの具体的な10項目!!
一  英、中、日、オランダ、ソ連、タイ、米国の多辺的不可侵条約締結
二  仏印の領土主義の尊重とそのための協定締結と貿易経済関係の平等待遇
三  中国、インドシナの日本軍・警察の撤収
四  蒋介石政府以外の日本軍・警察の撤収
五  中国における一切の治外法権の放棄、他の政府にも働きかける
六  日米通商協定締結協議の開始
七  資産凍結解除
八  円ドル為替安定のための出資
九  (三国同盟の破棄)
一〇 他国政府に対してこの協定の基本的な政治的経済的原則の遜守と適用を働きかける

アメリカは戦争準備に入った!!
何もしない??
日本に最後通牒を発してアメリカ参戦の限界線を明示する??
即時開戦???
ようはアメリカは戦争準備に入った!!
ハルは陸海軍に後は投げた!!
喜んだのは陸軍中堅幕僚である!!
これで開戦出来る!!
重臣らによる開戦阻止がある!!
「大東亜共栄圏などの理想のために戦争に踏み切るのは危険である」
「ジリ損を避けんとしてドカ貪にならない様に」
12月1日開戦が決まる!!!!!
最低限度の現状維持すら確保できなくなり、それまでの成果を無駄にしないために、
英米の世界秩序に挑戦した!!!

おわりに
「短慮で臆病な男が、慌てて刀を抜いて相手に切りかかった」

あとがき
「両論併記」と「非決定」
何処にでも転がっている話ではないか??
現に会社勤めの時もあり過ぎ利ぐらいあった!!
大変興味深い本である! 著者の本は又読んでいきたい!!

日本はなぜ開戦に踏み切ったか―「両論併記」と「非決定」 森山優

 

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