会津 (蒲生氏郷・保科正之他)

2019年4月25日 (木)

本・戦国時代の表と裏(2018/7)・渡邊 大門

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戦国武将たちは毎日毎日合戦に明け暮れていたわけではない!
領内の統治を行ったり、経済活動を推進したり、土木工事を積極的に行ったりすると共に、
彼らにも日常生活があり、趣味や娯楽に興じていた。
あまり表に出ないテーマを中心に据えて、その裏側を探ることで知られざる戦国社会の姿を解説!
天皇、公家、将軍、軍配師、外交、検地、合戦、城郭、武器、商人、キリスト教、仏教、
娯楽、鷹狩、能、学問、食事、名前、官途、茶道、温泉…多種多様な視点から戦国社会を解き明かす入門書!


戦国時代のひと通りの事が分かる内容である!
知らない話に、意外な話もあり面白かったが………
内容は下記の通りである!!


はじめに
第一部   戦国時代の合戦と支配
第一章 戦国時代の支配
第二章 室町幕府と天皇・公家
第三章 合戦の準備から戦後処理まで
第四章 合戦における軍配者の役割
第五章 合戦で用いられた武器
第六章 戦国合戦と城郭
第七章 戦国大名と御用商人
おわりに

 
第二部   戦国時代の生活様式
第八章 戦国時代の教養・娯楽
第九章 戦国時代の宗教
第十章 戦国時代の食事
第十一章 戦国大名と茶道
第十二章 戦国大名の名前の付け方
第十三章 戦国大名と温泉
おわりに


第一部   戦国時代の合戦と支配
第一章 戦国時代の支配
家臣団の編成の解説がある!
一門衆、譜代衆、外様とあるが、家中騒動は家臣の対立がある?
検地の解説がある!
毛利氏の検地があり、各給人の所領を決める!
枡などを統一する!! これで中世的な支配下から脱する??
宇喜多秀家の領国経営がある!
岡山城下町の整備の方針がある!!
武家と商人を分けて寺町を作る!!
産業促進に取り組み、名酒を促進する!
治水に新田開発も行う!!
そう言う例では、石見銀山の開発例もある!
官位の解説がある? 越前守とかは勝手に名乗っているのも多いようだ!
この章は分かり易いが………


第二章 室町幕府と天皇・公家
室町幕府の解説がある?
それほど強固な政権ではなかった???
腐っても鯛か?? 後継者争いがある?
各地の大名も問題が多い!
応仁・文明の乱が始まる!
将軍家の力のない状況が続き、義昭が将軍になる!
後援者は織田信長であるが、決裂する!!
この時代の天皇は貧しかった??
即位式が出来ない! 金のために官位を売る! 葬儀が出来なかった!
公家も地方に下向する! 土佐の一条氏である!
また大名に招かれて地方に行く公家も多い!
そして公家の娘と大名の結婚もあり、姻戚関係が結ばれる!!
暦を握るものが天下を握る??
当時も暦の問題がある! ずれて来て現実に合わない? これを決める人が天下人になる!!
これを以て信長の野望がある? そんな事は無いようだが………
苦難の時代である???


第三章 合戦の準備から戦後処理まで
合戦の流れがある!
① 武道の訓練
② 軍評定
③ 陣触れ
④ 戦場の持ち物
⑤ 着到
普段の訓練があり、作戦会議がある!
これに主導権を持ちたい武将もいる?
戦場に連れている兵力、武器等は規定されている?
鐘が鳴り、法螺貝も鳴る!!

軍勢が押し寄せたとき、難を避けるために禁制などの制札の交付をお願いする!
略奪は認められている!! 戦いの決着の付け方も色々ある!
秀吉は城主が腹を切ることで決着させるようだ?
和睦に臣従もある!! 毛利、上杉はそのようだが………
首実験があり、敗者の処遇がある!!
それにより領土が確定する!! 恩賞も確定する!
負けた方は再仕官を求める! そんなにうまくはいかないようだが………
戦死者はどうなるのか? 関ケ原には東西に首塚があった?
落ち武者狩りも厳しい! 明智光秀も土民に殺されている??
合戦図屛風を描き合戦の模様を残す! 先祖の功績をたたえるために??


第四章 合戦における軍配者の役割
軍配師養成学校足利学校が出て来る! ここには行っている??
厳密にはそうは言えないようだ??
高名な吉備真備!
『孫子』『呉子』『尉繚子』『六韜』『三略』『司馬法』『李衛公問対』らの兵法書がある!
岡山の閑谷学校がある! ここも上記の勉強をしていたと思うが………
宿星、雲気、日取り、時取り、方位等の軍配術がある!
出陣の作法、軍略、外交、諜報、調略、築城術………
「四神相応の地」 陰陽五行………
軍配団扇  軍配

 小早川隆景  玉仲宗琇・白鴎玄修
 鍋島直茂   不鉄桂文
 直江兼続   涸轍祖博
 上杉景勝   請願寺是鑑
 結城家    上野幸源
 豊臣秀頼   白井龍伯


第五章 合戦で用いられた武器
刀剣
名刀の産地は、備前、大和、山城………
槍の方が優位に立てるようだ………
戦闘になれば刃こぼれする? 近藤勇はその為に脇差は長いほうが良いと言っていた??


射程距離は50mと言う??
鉄砲に取って代わられる???


槍は長いほうが良い?? 
宝蔵院流の槍がある? 宮本武蔵が戦った………
本多忠勝の蜻蛉切は二丈余(約6m)あったようだ!!
誰にでも扱えない???

鉄砲に大砲
鉄砲の生産地!
近江国友、和泉堺、紀伊根来………
紀伊雑賀に根来は鉄砲集団である!
相当数装備しているが、本当のことは分からない?
大砲は関ケ原に大坂の陣で使用されている??

水軍
その存在は日本独自のものである!
倭寇も水軍か?? 藤原純友の乱?? 
織田水軍と毛利、村上水軍との戦いは面白い?
鉄甲戦もある??
各地に水軍がある??
向井水軍、松浦水軍、九鬼水軍……… 数は多い!!


第六章 戦国合戦と城郭
城の普請は百姓を動員する? 
異能集団がいる!  穴太衆は石垣のプロか?
水の手が重要であるが、山城は厳しい!
例えば上月城、三木城に行っている!
兵は野宿である! 何万もいる!!
囲まれる方も、囲む方も糞尿の始末がある!! 馬糞もある??
包囲される方はまだしも、される方は捨てにも行けずに疫病が流行る!!
食事はそれなりに工夫されている? でも長期には耐えれない??

籠城戦の解説がある!!
① 兵力の消耗が少なくて済む
② 補給路を断ち、情報も遮断出来る
③ 城をそのまま手に入れれる
④ 長期戦になると補給が困難になり、士気も衰える
⑤ 死に物狂いにならないように、逃げ道を作っておく??
秀吉の、上月城、三木城、鳥取城、備中松山城包囲は、ある意味非人道的であると!!


第七章 戦国大名と御用商人
各地の大名の商人がいる! 多いようだ………
 今川氏  駿府今宿  友野氏
 織田氏  美濃・尾張 伊藤氏
 蘆名氏  会津若松  梁田氏
 上杉氏  越後府中  蔵田氏
 北条氏  武蔵河越  宇野氏
 佐竹氏  常陸水戸  深谷、遠山、小川氏
 武田氏  甲斐    坂田氏
 今川氏  駿河・遠江 瀬戸方久 銭の犬??
 宇喜多氏 備前・美作 来住法悦

堺の商人! 今井宗久、千利休、津田宗及!
博多の商人 島井宗室は九州の大名を相手にしている!
秀吉は神屋宗湛を使う!
気になるのは、家康と茶屋四郎次郎が出て来ないが………


第二部   戦国時代の生活様式
第八章 戦国時代の教養・娯楽
教養としての娯楽?
和歌、連歌  辞世の句も考えなければならない!
博奕、囲碁、将棋、双六、酒宴!
社交の場である情報交換の場である??

能、幸若舞、歌舞伎、茶の湯、和歌、連歌……

武芸の鍛錬
 馬術  竹中半兵衛は馬に金をかけてはならないと?
     が、武将は名馬を求めている?
 相撲  信長が好きなようだ?
 鷹狩  信長は好きだったようだ! 鷹匠と言う人間が多かった!
時代が落ち付くと失業か?
戦国女性も辞世の句を残している!!


第九章 戦国時代の宗教
大名と宗教は密接不可侵の関係である!
武田信玄  諏訪大社
上杉謙信  毘沙門天
徳川家康  排他的な日蓮宗を弾圧した
キリスト教 高山右近、明石掃部、大友宗麟、小西行長、黒田如水、蒲生氏郷

キリスト教を嫌った人々
 毛利元就   浄土真宗
 長宗我部元親
 武田信玄   不動明王などの神仏
 松永久秀   法華宗
 朝山日乗   天台宗
 龍造寺隆信

戦国武将は僧侶に影響を受けている!
 武田信玄    岐秀元伯、快川紹喜
 今川氏     太原崇孚雪斎
 上杉謙信    天室光育
 伊勢宗瑞    以天宗清
 徳川家康    南光坊天海
 毛利氏     安国寺恵瓊

ガラシャの話はなかったが………


第十章 戦国時代の食事
昔は朝、夜の二食である! 織豊期に三食性になった?
名産もあり、意外に豊かな食事と言う!
食事、酒席のマナーもある??
織田信長のうす味を嫌った話もある! 田舎者なのか?
お好み焼きの、蕎麦、馬刺し、八丁味噌らの起源がある!!
戦国武将の好物がある!
 毛利元就 白身魚
 最上義光 鮭
 武田信玄 鮑の醤油漬け
 上杉謙信 かちどき飯
 豊臣秀吉 割粥


第十一章 戦国大名と茶道
鎌倉耳朶、室町時代の茶の解説がある!
道具賞玩の場から、亭主と客の精神的交流の場にしようとされる!
侘び茶の世界、村田珠光、竹野紹鴎
後継者、今井宗久、津田宗及、千利休!
千利休の孫が三千家を興す! 表千家、裏千家、武者小路千家である!

「利休七哲」 利休の弟子である!
前田利家、蒲生氏郷、細川忠興、古田織部、牧村兵部、高山右近、芝山監物!
利休と言う人も良く分からない人である?
蒲生氏郷、細川忠興らは文武両道と言う!!
狭い茶室で密談する場所のイメージがあるが………
侘び、さび????


第十二章 戦国大名の名前の付け方
蒲生氏郷は、家臣に蒲生の姓と郷の字を家臣に与えた!
石田三成の家臣の蒲生郷舎、蒲生郷安、蒲生郷成、蒲生郷可、蒲生頼郷………
そう言うものだと思っていた! 
武田信虎の虎を家臣に与えた!  武田家は信に義である!
朝倉氏の景、伊達家の宗、島津家の義、織田家の信、
徳川家の家、豊臣家の秀らがある!
そう言う事は知っていた!
徳川家康は、今川義元から元の字を貰い、今川家から離れる時元の字を捨てた!!
そう言うことは知っているが………

子供は~丸等の幼名があり、元服すると ~太郎などの仮名、諱を授けられる!
氏  同族集団を示す! 地名、朝廷の職亭、天皇から与えられる!
姓  古代の氏族  真人、朝臣、宿禰
諱  死後に贈られる称号であった
苗字 氏だけでは判断できずに、地名などを苗字にする
官途 受領 尾張守、 京官 左大臣
幼名 幼年時代の名前、牛若丸、竹千代
仮名 烏帽子親に付けて貰う ~太郎、~次郎


第十三章 戦国大名と温泉
武田信玄は温泉で湯湯治を行っている?
有馬温泉には官兵衛が治療に行った………
秀吉が花見気分で有馬には出かけている??
戦国大名と温泉がある??
上杉謙信   生地温泉
島津義弘   吉田温泉
織田信長   下呂温泉
武田信玄   下部温泉
北条氏綱   走湯
前田利家   草津温泉
伊予河野氏  道後温泉
徳川家康   熱海温泉
有馬温泉は逸話が多い………
今も栄えている!!!!!


戦国時代の表と裏・渡邊大門

 

2018年12月 5日 (水)

BSプレミアム・英雄たちの選択「徹底シミュレーション 江戸城攻略~由井正雪に勝機はあったか~」

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【司会】磯田道史、杉浦友紀

【出演】千田嘉博、小谷賢、門井慶喜、神田松之丞

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三代将軍・家光の死の直後、幕府を倒す陰謀が発覚!

軍学者・由井正雪率いる浪人たちが江戸城に侵入して幼い4代目を拉致する計画だった!

由井正雪の計画は事前に発覚したため実行されなかったが、

もし実行されたら江戸城攻略は可能だったのか?

磯田道史、小谷賢、門井慶喜の諸氏は、正雪とは違う方法なら可能だったと主張!

不可能とする城郭考古学者の千田嘉博氏とそれぞれの攻略案をめぐって論戦を交わす!

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慶安の変は、慶安4年(1651年)4月から7月にかけて起こった事件!

由比正雪の乱、由井正雪の乱、慶安事件とも呼ばれることがある!

主な首謀者は由井正雪、丸橋忠弥、金井半兵衛、熊谷直義であった………

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承応の変は、慶安5913日(16521015日)に起こった事件!

戸次庄左衛門の乱、承応事件とも!

主な首謀者は別木庄左衛門、林戸右衛門、三宅平六、藤江又十郎、土岐与左衛門! 

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楠木正成の流れの軍学者であり、門弟3000人と言う! 

天下を狙った???? 信じられないが………

計画は江戸城奪取である!

 城内の弾薬庫を爆破する!

② 登城して来る幕府の重役を捕らえる? 殺す?

③ 混乱に乗じて将軍をさらう

天下の浪人を集めて乱を起こす???

江戸城は天下普請である!

外様大名らが疲弊しているが、徳川家は人の金で江戸城も造った???

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この乱はクーデターであり、政権奪取である!

奪取後の政権構想はどうするのか??

由井正雪が将軍になるのか???

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佐藤優の本にクーデター計画がある!

福田和也「日本クーデター計画」 日本のクーデター計画である!!

押さえるところがある!  これが押さえなければ失敗する!

では現在である!!

➀ 警視庁とその通信中枢

② 日銀と、全都銀の本店、計算センター

③ 東京証券取引所とコンピューター中枢

④ 東京電力の配電中枢

⑤ NTTの通信中枢

⑥ NHK  各マスコミ関係

⑦ JR、私鉄、地下鉄のなどの首都圏公共交通の制御中枢

⑧ 港と空港

これ等を押さえればクーデターは可能だと!!

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では江戸時代は??

➀ 江戸城、将軍!

② 奉行所

③ 金座、銀座、両替え屋

④ 関所

⑤ 御三家?

江戸城に、将軍に何かあれば御三家が動く!

現に寛永11年(1634年)、家光が病床に伏した際、義直は大軍を率いて江戸に向う!

つまり江戸に何かあれば御三家が動く??

正雪も京、大阪で別動隊を派遣している!!

門弟3000人とは言え、どこまで信用出来るのか??

又、情報の連絡はどうするのか?

現在とは違う? タイムリーに伝わらない?

江戸城攻撃も由井正雪は指揮していない?

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この番組は、江戸城攻撃のシナリオが主体である???

どう攻めるかの分析である???

それはそれとして、両軍の兵の質はどうなのか??

そのへんが抜けている???

計画を論じればクーデターが出来ないことになる???

少し思っていたのとは違う??

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時代は浪人を生んでいる??

幕府の取り潰し政策がある!

浪人が増える一方である?

保科正之は、家光の死後、遺命により甥の4代将軍家綱の輔佐役になる!

末期養子の禁を緩和し、各藩の絶家を減らした!

会津藩で既に実施していた先君への殉死の禁止を幕府の制度とした!

大名証人制度の廃止を政策として打ち出した!

玉川上水を開削し江戸市民の飲用水の安定供給に貢献した!

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番組では保科正之の名前は出していない!

単に末期養子の禁を緩和し、各藩の絶家を減らし浪人が増えないようにした話で終わっている!!

わざと出していないのか???

これが由井正雪の乱後の浪人対策である!!

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また浪人が教育者になる!

もう仕官は出来ないと察している???

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2018年11月 8日 (木)

本・名将にみる生き方の極意―自覚の持ち方・覚悟の決め方(1997/2)・会田 雄次

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人間性のもっとも根源的な本質は、動乱期に顕著に現れる。

本書は、日本人が歴史上もっとも自由にその人間性を発揮し、競争し、
日本を発展させていった戦国時代の名将たちを中心に、

その決断と行動から指導者のあるべき姿を追求したものである。
その意味で本書は単なる成功のハウツー書でもなく、人生の修業書でもない。
「人間とは何か?」を考えるうえで必読の書なのである。

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内容は24話ある! 以下がその内容である!
一、生き残るため不可欠な明哲保身の心得 黒田如水と蒲生氏郷の無念!!
 天下を狙っといわれる、二人である! 
 黒田如水は秀吉に警戒されて干された??
 蒲生氏郷は会津に飛ばされて毒殺された?? それは無いと思うが………
 が家康を嫌い天下を狙える男ではない?? 感情が先走っている??
 少し過大評価されている???
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二、小人をつけ上がらせぬこそ肝心要 直江兼続の名家老ぶり
 有名な話である? 生き返らせてくれと言う無理に、閻魔と直接交渉してこいと、
 首をはねる! 現在も金にしようとするやからにはそう言う態度も必要か??
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三、もっこふんどしの心構えを知るや 細川忠興に見る将のたしなみ
 下帯が戦闘で死ぬと脱げ落ちる? 著者も南方戦線で同じようなことを見ている!

 そう言うモノのようだ? 
 だから下帯を首から吊るすなどの対応をして脱げ落ちないようにする!

 心がまえの問題である???
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四、軽く見られて終わるべからず 上杉景勝の自己演出の妙

 乱世、動乱の時代にはイエスマンではいけない? 
 順調な時代はそれでもよかったが………

 上司に愛される、慕うわれだけでではダメ1
 頼りにされる、頼もしいがられるようにならなければならない?
 上杉景勝はそれが出来たと??
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五、性に偏るは滅亡への道 豊臣秀吉の致命的な欠点

 知らなかった話であるが、秀吉が奥州征伐で小山にて
 成田氏氏の娘か妹を献上された?

 それで禄を戻して貰いながら、関ケ原以降は家康に付く!!
 今まで苦労を共にした功労者を無視、ホステス、愛人に金を注ぎ込んでいる??
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六、「烹られる走狗」たる技術 「組織人の礼法」の達人 伊達政宗
 「狡兎死して走狗烹らる」 上に立つものは猜疑心がある!
 そう言うものと思い、対処せよとの戒めである!
 源義経、足利直義、武田信繁、豊臣秀長らの弟も疑われる??
 追従のパホーマンスが必要である??
 伊達政宗はそれをやった???
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七、最後に笑う者の条件と体質 「厳島作戦」に賭けた毛利元就の執念
 「一芸もいらず、能もいらず、遊びもいらず、履歴もいらない!
 ただ日夜ともに武略、調略の工夫をすることこそ肝要である!」
 勝つべくして勝つ!! 謀略を持って、陶晴賢を破る!!
 最後に笑う者は、執念深い、粘液質的な性格の持ち主と言う!
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八、「智は知にあらず」の思想 危地を救った張孟談の啖呵
 日本には適当な例が見当たらず、韓非子から取って来ている!!
 日本の賢者・識者の頭の中には「知」 知識はいっぱい詰まっている!
 が事を後から説明するよな後追い知はあっても、
 知を働かせて難局を打破し、未来を指示するような「智」は無い!

 知識を集積し、それらを自在に活用する「智」を持つことが指導者にとって
 不可欠である!

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九、知識教養人がかかる罠 明智光秀が見誤ったもの
 本能寺の変での織田軍団の分析がある!
 家康、滝川一益、柴田勝家については当たっていた?
 丹羽長秀は最初から省いている??
 問題は秀吉である! 
 知識教養人は、知恵はあるが教養のない体系的知識のない人を軽く見る!
 学歴、学校格差編重のではダメという事なんだろう………
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十、「画竜点睛」という事 ビスマルクと徳川家康の鮮やかな仕事
 成功には演出が必要???
 ビスマルクはドイツ統一戦争演出がある!
 田舎のベルリンではなく、パリでヴェルヘルム一世の即位式をやった!
 それが世界に響いた??
 家康は最終的な勝利を獲得するために、三成に兵を挙げさせて天下を取った!
 日本、企業は成功を世界に認めさせるパホーマンスをやっていない?
 必要なんだろう………
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十一、成功に溺れず、成功に懲りよ 戦法に見る織田信長の本領
 良く言われる話である! 桶は座の合戦で奇襲で勝った?
 しかし後の戦いは、敵より多くに兵力を集めて戦っている!
 「失敗の経験に学ばず、戦功に溺れる」
 日本陸軍のノモンハンの事件がそうである!!
 信長は同じ戦術を使わなかった? そう言う誘惑にかられたであろうが………
 これ程の天才はこれから日本市場に現れるのか? 
 それほどの天才でも本能寺の変で命を落とす!
 もっとも秀吉は城攻めで同じような攻め方をしている?
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十二、待つべきは相手の「変」 「しかけ」に敗れた秋山信友と柴田勝家
 秋山伯耆守信友! 大好きな武将であるが………
 この話は知らなかったが、そんな調略をしていたのか?
 柴田勝家も秀吉の罠に、佐久間盛政が引っかかり、勝家は敗れる!
 どちらも仕掛けにはまる?
 仕掛けて、相手の動揺を誘う??
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十三、「虎穴に入る」ための心術 後漢の班超、豊臣秀吉、ロレンツォ・デ・メディチの豪胆
 「後漢書・班超伝」 この話から入る! 
 虎穴、敵中に入らなければならない?
 秀吉は、秀家を差し出した宇喜多直家、某略で生きている!
 人質に出された秀家を連れて単身岡山城に出向く!
 そして秀家を返す!! 反対されるが直家も死の間際で秀吉を信用する!
 妻を差し出す話は??
 イタリアの話は知らなかったが、ヨーロッパの駆け引きである?
 冷徹な計算が元になっている? 博打の要素が多い!!
 日本も学ぶべきであると??
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十四、「後継ぎ」と「適材適所」両立の方法 毛利元就の眼力と三人の息子
 毛利元就は、宇喜多直家と同様に謀略でのし上がっている?
 後継者の問題と息子三人の適性を見て、山陰吉川家に元春!
 山陽小早川家に隆景を養子に送り込む?
 現在はローテーションで配置している?
 それより適性を見る! 単に二世で跡は継がせない??
 毛利元就は冷徹に息子を見ている??
 それが必要??
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十五、人をして刮目させる術 長曾我部元親と織田信長のひそやかな精進

 「刮目」
 目をこすって、よく見ること。注意して見ること
 斎藤道三との初対面時、異様な格好でど肝を抜く!
 これはパフォーマンスである? 周辺に人間によく見させる訓練はしておく?
 長宗我部元親は子供の頃は軟弱と言われていた………
 これが敵を良く見ていて的確な指示を出し、見直される??
 本を一冊、二冊読んだぐらいで講釈を垂れるなど………
 自己鍛錬しておく!
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十六、欠点・短所を座右に置け 北条氏康と徳川家康の自己矯正法
 家康は三方ヶ原で負けた時、その姿を絵にして戒めとした! 
 北条氏康は子供の頃に臆病者と言われていたようだ!
 それを自覚して、「小心者の氏康」と叫んで敵に向かった?
 巧言令色に惑わされずに、自己陶酔に浸らない?
 人間の本質は変わらない? 
 それを自覚しなければ短所に振り回される人生になる?
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十七、「愛する者」にこそ備えよ 石田三成と明智光秀はなぜ見捨てられたか
 二人の共通点!
 ① 激しい自由競争の中で、自らの能力と努力でのし上がった
 ② 人材を集める 
 ③ 信賞必罰で昇進させる
 ④ 近代的な経営が分かっている
 が光秀と最後まで共にしたのは7人? 
それだけのモノなのか?
 斎藤利三、明智秀満らは最後まで戦っている?
 三成も最後は地元の百姓に突き出された??
 しかし司馬遼太郎・関ケ原ではそうではないが………
 「清濁併せ呑む」度量の大きさが無かった………
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十八、上司を見限る時と場合 安国寺恵瓊の失敗と浅野長政の明察
 安国寺恵瓊の成功と失敗?
 成功は信長が高転びし、秀吉の台頭を予測した?
 失敗は???
 ① 秀吉の晩年の見誤る! 秀吉に入れ込み過ぎている!
 ② 石田三成に組した? 
 ③ 自信過剰
 ④ 僧でもあり、武将では無かった? 外交僧である??

 関ケ原の合戦では失敗する??
 浅野長政は逆に秀吉を見限る!
 身内同然であるが、朝鮮出兵に反対する??
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十九、人物眼こそ教養なり 蒲生氏郷と上杉謙信の人材採用
 武田信玄もしかり、仕官させるにはやはり人間である!!
 見る目のある人間は違う!!
 もっとも蒲生氏郷は見るところが違うのでは???
 「智者を退くべし」 口先だけの人間は分かる??
 上杉謙信は抜擢して育てた???
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二十、乱世の女たちの心の据え方 豪姫、細川忠隆の妻、毛利勝永の妻
 豪姫は宇喜多秀家の妻で、八丈島にはいかなかった?
 同じく前田家の忠隆の妻はガラシャと共に死ななかったので忠興から非難される!
 が細川家の跡取りの地位を捨て、妻と暮らす??

 蒲生氏郷の娘は前田利政に嫁ぐ! 関ケ原の合戦で利政は改易されるが、
 風流人として生きた点々…

 毛利勝永は、秀頼に取り立てられて大名になる! 
 元は田んぼの土くれが秀吉のおかげで人形になり大名になった!
 負けても元の土くれに戻るだけだと! 豊臣家に忠誠を尽くせと親に言われている!
 秀吉はこう言う人間を当てにすべきだった?? 
 関ケ原で改易されて、土佐山内家に預けられるが大阪城に走る!
 妻は自分を捨てて行けと!! 司馬遼太郎・城塞が詳しい!!
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二十一、貫くべきは自分の所業 酔狂者 鍋島直茂の決断と信念
 どう言う事に反応するか?? チョットどころかだいぶ変わっている?

 龍造寺を乗っ取った?? 龍造寺孝信の信を貰い、、
 鍋島信生の名前を独立した時変える?

 したたか七武将であるが、このエピソードは面白い?
 実際の政治に使ったのかは分からないが………

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二十二、危機を好機と化す シーザーと小早川隆景の度胸
 シーザーの話は知らないが面白い! 英傑である!
 海賊に捕らわれるがそれを逆手に取って海賊を滅ぼす??
 有り得る話である!
 小早川隆景は13歳で大内家に人質に出されて、内情を的確に報告する!
 どちらも度胸放胆がある!!

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二十三、自分の変身を成功させる工夫 ジョセフ・フーシェと細川藤孝の世渡り道

 藤孝は、足利、織田、明智、豊臣、徳川と重要視された?
 それなりのテクニックはある?? 人柄と能力があったから??
 誰にでも出来る者ではない??
 フーシェもフランス革命からナポレオン、その後も生き延びた?
 見る目がある??
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二十四、ゲームとしての闘争 真田幸隆と上杉謙信の知略戦

 嘘か本当か分からない話であるが、面白い!
 相手の素性を見破りながら観察させる? ネタとしては有り得ないが………
 どの資料に乗っていた話なのか??
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名将にみる生き方の極意―自覚の持ち方・覚悟の決め方・会田雄次
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2017年12月22日 (金)

本・歴史の坂道 - 戦国・幕末余話(2017/8)・中村 彰彦

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戦国や幕末維新を舞台に数々の傑作を送り出してきた著者が近年に発表したエッセイを収録。
大坂の陣における加賀藩主・前田利常の奮戦、国宝松江城を造った名将・堀尾吉晴の生涯、さらに会津藩・新選組・旧幕臣など時代の奔流のなかで己の志を貫いた人々の潔い生き方を取り上げ、歴史の陰に埋もれていた知られざるエピソードを発掘する。
史料を博捜し、全国の史跡を探訪して、小説・史論を書き進める過程でもたらされた豊かな果実。歴史の面白さを堪能させるエッセイ集。

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著者の本はよく読んでいる方である!
山内昌之との対談も多い!
日本の何処の国にも、治世の能臣 乱世の奸雄がいる。
地方には、武士の時代の高名な人がいる。  悪名高い人もいる!!
正当に評価されていない場合がある?
石田三成も、「司馬遼太郎 関ケ原」 で正当に評価されている!
著者は、保科正之に対する思い入れが強い!  その本も良く読んでいる!
徳川時代は、割とよく書かれないと感じるが………
知恵伊豆、新井白石、小栗上野介らもいるが………
逆に、田沼意次、妖怪・鳥居曜蔵らがいるが………
内容は下記の通りである!
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Ⅰ 歴史の坂道
Ⅱ 言葉の遠近法 
Ⅲ 戦国と江戸の話
Ⅳ 戊辰戦争への道
あとがき

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会津の話が多い!  「司馬遼太郎 王城の護衛官」
学生時代に読んだとき、驚きだった!  こう言う事だったのかと!
司馬遼太郎に松平と言う人から連絡があった。
司馬遼太郎は会津の松平家だと分かったようだ!
雍仁親王妃勢津子が、雑誌に掲載されると即座に目を通し
、「祖父の立場を初めて公平に書いてくれた」 旨、会津松平家当主の松平保定を通じてお礼の言葉を司馬に伝えている。
会津の怨念もある! 特に長州に向けられている?

その会津についての話も多い!
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Ⅰ 歴史の坂道
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坂道を転げる話になるのか??
日本は国際法を守ろうとしていた! ここで会津藩出身者が活躍した!
第一次世界大戦の捕虜の扱いがある!
関東大震災時の会津出身の著名人がいる1
関東大震災に、救援物資を東京へ送った、池上四郎。
第一次世界大戦時のドイツの捕虜の扱い!
川島広守。 インドネシアから引き揚げ時、部下の帰国を確認してから帰国した!
アメリカ、マケイン上院議員みたいな感じである!
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会津は、蒲生氏郷が治めた! 後に上杉景勝で関ケ原の合戦を迎える!
新城を神指城を造りかけている! 7万5千5百坪の居城である!
ここで直江兼続と新選組斎藤一の話がある。 面白いと言えば面白いが………
著者は絶えず、保科正之の業績を褒める!
よく読んでいるので、重複の内容が多いが、尊敬できる!
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W・ウィリスの証言がある。 見ている事だけ記述しても、それに至る経緯が分かっていないので事実に副わない内容になりかねない例がある!
宇喜多秀家の末裔の話がある! 関ケ原の勝者の誰よりも長く生きた!
さざれいしの説明がある。 初めて知った?
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会津松平家の断絶の可能性があった?
この危機に田中玄宰が策を巡らして、水戸徳川家より内密に子供を貰う!
その前に、懐妊の噂を流している??
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高遠城は著者の思い入れが強い!  保科正之の居城でもあった!
武田勝頼の最後の時、果敢に抵抗したのは仁科五郎盛信!
信玄の身内でも逃げているが、玉砕!!  ただし一日と言う!
仁科軍3000で、戦死者は2580人と言う!
織田軍は信忠が主将で5万の大軍で2750人の戦死者と言う!
ちょっと信じがたい??

筑前岩屋城は700の兵で、攻めるは薩摩である!
薩摩本軍で無いとは言え、比べるとどちらが善戦したのか?? 岩屋城も玉砕している!
ただ岩屋城は個々で時間が稼げて、秀吉の援軍の到着の時間を造った?

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佐川官兵衛の話がある!  この名前は良く知っている!
「司馬遼太郎 燃えよ剣」に土方歳三と佐川官兵衛の会話がある。
鳥羽伏見の戦いである。
「これからの戦は、北辰一刀流でも、天然理心流でもない!」
この言葉が、学生時代から引き続いている! 後に西南戦争で戦死している。
もっと重職についてもおかしくなかったが………
顕彰碑がある。 又観に行きたい!!
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Ⅱ 言葉の遠近法
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前田利家の側室の話。 三代藩主利常を生む!
真田幸村の抜け穴伝説。
九度山にもある。 が実際には抜け穴なんか出来るのか?
立って歩けるのは? 這って歩くのか? 雨仕舞は?
その中は松明で明かりを取るのか?
絶対に無理と、この年になってからは思うようになった?
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堀尾茂助の息子金助の話がある。
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Ⅲ 戦国と江戸の話
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著者の軍師に対する思いがある。
山本勘助、竹中半兵衛、黒田官兵衛、直江兼続、立花道雪の5人である。
立花道雪とは意外な感じであるが……… 著者には道雪の短編がある!!
嫌味がある! NHK大河ドラマを当て込んで書かれた本は、ロングセラーになっていない!
良く分かる!!

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会津の歴史がある!
葦名➡伊達➡蒲生➡上杉➡蒲生➡加藤と続き、保科正之が継ぐ!
会津松平家である。

正之については著者は書きまくっている!
三大美事の達成!
〇「末期養子の禁」の達成 〇大名人質制度の廃止 〇殉死の禁止。
会津藩主としては、
〇幕府より早く殉死を禁止 〇社倉制度の創設 〇間引きの禁止 
〇養老年金制度の創設
〇救急医療制度の創設   〇会津藩の家訓十五ヵ条の制定

五代目松平容頌の改革
〇産業振興 〇藩校日新館の開設 〇実践的な長沼流軍学の採用
藩校日新館への入学前の守るべき規則。 「什の掟」 田中玄宰である! 
一、 年長者の言ふことに背むいてはなりません
二、 年長者には御辞儀をしなければなりませぬ
三、 虚言を言ふ事はなりませぬ
四、 卑怯な振舞をしてはなりませぬ
五、 弱い者をいぢめてはなりませぬ
六、 戸外で物を食べてはなりませぬ
七、 戸外で婦人とことばを交えてはなりませぬ
ならぬことはならぬものです!!

そうして幕末を迎える。 困った時の会津たよりである!!
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著者は堀尾吉晴のの長編を書いている。
司馬遼太郎、「鬼謀の人=花神 大村益次郎」
「英雄児=峠  河井継之助」

この本は短編の時の方が面白かった!! あまり期待はしない!!
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前田家の話がある! 真田丸で挑発に乗った??
知恵伊豆の知恵についての話もある。 パックス・トクガワである!
書き過ぎるほど書いている、保科正之の業績になる!!
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Ⅳ 戊辰戦争への道
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奥羽越列藩同盟の設立の詳細の記述がある!
官軍と言われている薩摩、長州、土佐、肥前も人材的には不足している!
肥前は優秀な人間が多いようだ………
が、薩摩は日本のはずれである!
教育も知性も無い人間もいる。 そう言う人間が高慢な態度を示す!
25藩の奥羽列藩同盟。後に長岡藩等6藩が参加して、奥羽越列藩同盟になる。
武装中立を掲げる、河井継之助! この方針は間違っていた??
そして鶴ヶ城の攻防戦!
函館戦争になる!
官軍も無理難題をいっている! 会津藩は、斗南藩3万石として不毛の地を与えられる1
西南戦争で恨みを晴らしに行く気持ちは良く分かるが………
土方歳三もわずかではあるが記述されている!!
宮古湾の海戦もある!
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西郷隆盛のことば!
「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困るものなり」
河井継之助の章がある
私利私欲で戦ったわけではないが、芸者遊びは好きだったようだ!
中国、九州を歴訪し、富国強兵策を重視している。 山田方谷にも従事している!
一、 攘夷の愚蒙、海防も大事であるが隣国との交際はより一層大事である。
二、 薩摩、長州が朝幕の離間を策している。
三、 政道一致、上下一統、富国強兵に努力すべきなのに、いつまでも天下は変わらぬものと心得ている者が多い。
四、 長岡藩は小藩なれば、藩政を充実させて実力を養い、大勢を見極めて大事を誤まらぬことである。

藩が小さ過ぎたとも言われている!!
新政府にも役に立っていたのではないか??
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著者の好きな秋月悌次朗が最後である。
会薩同盟を結ぶが、左遷される!!
先の言葉の人間である! 「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困るものなり」
地道な活動をしている!
「北越潜行の詩」の碑と解説板の建立の日がある!
その日の朝、美しい虹が出て、荒れ模様だった空がにわかに静まった!!
マァどうなんですかね??
大変楽しいエッセイ集でした! 又著者の本は読んで行きたい!!
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歴史の坂道 - 戦国・幕末余話・中村彰彦
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2017年12月 7日 (木)

本・織田武神伝・(①天下繚乱篇1995/2~⑩一期一会篇2002/12)・桐野 作人

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天正十年(1582)6月2日、本能寺は火に包まれた。明智光秀の大軍に囲まれて、稀代の天下人織田信長は落命した。このとき、妙覚寺に宿泊していた嫡子信忠はどうしようとしていたのか。
ドラマはそこから静かに幕を開ける。個性が伝わらない信忠だが、武田攻めですでに武将の片鱗を顕していた。信長の後継者にふさわしい颯爽たる貴公子だった。
だが、信忠が生き延びたとしても、光秀をどうしたら討てるのか。「中国大返し」をした秀吉、「伊賀越え」をした家康はどう出るか。
北陸の勝家は、上州の一益は、甲州の河尻は、また信忠に絡みつく正体不明の忍群たちは敵か味方か。物語は信忠の成長を軸に、群雄たちの新たな天下布武へと突き進む。

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全10巻で、発行が1995年から2002年までである!!
本能寺の変で信長と信忠が死ぬ!
がもし信忠が生き延びたらと言う設定である!
実際に生き残れた可能性はあったようだが………

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本能寺の変事態に黒幕がいる!
連歌師が仲介する? 禁裏??  朝廷??
歴史のIFがある!
信長の後継者、信忠が落ち延びる?
この信忠を中心に、異戦国史が展開される?
織田信忠には、蒲生賦秀が付く!
織田信孝に丹羽長秀は、中国大返しの秀吉に付く!!
家康は、やはり甲斐・信濃を狙う!
上杉は救われる??  柴田勝家に精彩がない???
関東では瀧川一益が北条に、歴史通りに大敗する?
光秀は信忠に負ける!!  必秀配下の組下の武将たちは??
筒井順慶、細川藤孝、高山右近、中川清秀らは??
争いの中心地いるので去就に迷う??
九州、四国に北國、関東、東北の動きはどうなるのか?
そう言う中で物語が展開する!! 合従連衡である!!
強すぎる織田ではない?? 弱体化している?
秀吉は自立し、家康も自立する! 光秀の軍団は壊滅している!
滝川一益は敗残の将である!!
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島左近が信忠に付く! 蒲生賦秀、氏郷と言った方が分かり易いが………
蒲生賦秀は左近と気が会う? 
水軍が重要になる!  大物、村上水軍VS九鬼水軍!!
噂の鉄鋼船が登場する? 淡路も争奪戦があり、仙石が戦死する。
堺の争奪戦が始まり、近畿一円が戦場になる!
秀吉VS信忠である。 ここで問題は前田利家である。
信忠のところにいるが、将来は? 島左近もである!!
柴田勝家の存在感が薄い??
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敵の敵は味方??
越後上杉景勝、小田原北条、東北政宗、四国長曾我部、九州島津らがどう動くのか?
秀吉と家康が結ぶ? が、地理的には離れている!!
機内は信忠が抑えている?
紀州には雑賀に根来の傭兵集団がいる!
大阪城築城に堺を抑えている秀吉であるが、戦況は今一である!
四国は長曾我部と毛利が、伊予をめぐって争い、毛利が撤退する。
この辺りは漫画チックである??  機内も信忠が押している。 
細川藤孝が優遇されて、忠興が国持大名になる!
これにより丹波の堀秀政の状況が悪くなる?
元将軍義昭が帰京するが、神輿に過ぎず、信忠、秀吉、堺商人に禁裏に翻弄される??
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奥州では政宗が地下をつける!!
北条は伊達と家康との同盟に走る。 佐竹は共通の敵である?
九州が不安定である。 大友宗麟が信忠に助けを求める。
これにより島津が大友攻め、九州制覇に向かう??
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秀吉が追い詰められる?
知っている秀吉の家臣も死んでいく!
結局播磨・備前の2か国になる。
福島正則らも死ぬ! 弟秀長、蜂須賀小六、中村一氏、堀尾茂助、山内一豊らも死ぬ!!
切腹を条件に城兵を許すことになる。 介錯は大谷紀之介である。 その後切腹!
宇喜多秀家も秀吉に殺される!
結局小西行長、石田三成、加藤清正、黒田官兵衛らが生き残る!!
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九州は史実通りに進む。
高橋紹運の筑前岩屋城の玉砕!
長曾我部信親の討ち死にもある!
毛利は秀吉から完全に離れる。
毛利の救援もある!!
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東北では、徳川、北条、伊達の同盟があるのか?
大蔵藤十郎が正信と合わずに伊達に仕える!!
於松、信玄の娘はキリシタンになり、高山右近に求婚される??
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信忠は中原の25ヶ国を収める? 信長に匹敵するが、武将はどうかなと?
上杉、毛利、長曾我部も味方である! いつまで続くかどうか分からないが………
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徳川、北条、伊達の三国同盟は政宗が走る!
北条、伊達の攻撃を受けて佐竹は青息吐息になる………
北条も独自の支配であり、中央集権ではない??
伊達は信忠に、関東切り取り放題の許可を貰う??
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三河では柴田勝家が動く。 あまり重要な役回りではないが、やはりかかれ柴田である!
しかし信忠の怒りに触れて、蟄居を命じられる!
三河では史実通りに家康に対して中入れが行われる!
池田勝入に堀秀政と、森長可がいないが………
池田親子は討ち取られている!
九州は信忠の勢力範囲になっている。
一応この時点での領土である。
長曾我部          四国
毛利・小早川・吉川   
中国
宇喜多          
備前
島津・大友………   
九州
播磨    蒲生 播磨中将である! 100万石と言う!
越後    上杉
東海    徳川
関東    北条、佐竹
東北    伊達、最上
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豊臣関係の武将たちは???
島左近、小西行長、石田三成、黒田如水、池田勝入、堀秀政らは信忠に仕える!!
加藤清正は、蒲生賦秀に仕えている!
島左近、石田三成、直江兼続が戦場で共に戦う!!

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男の欲がある!
この時期キリスト教の布教が進んでいる?
高山右近、蒲生賦秀、小西行長らが洗礼を受け、お遊びの連判状を作る。
これが後で信忠の疑惑を頂かせる!!
黒田如水がチクる?? 他人を陥れようとした?
蒲生賦秀も蟄居になるが、高山右近の方が厳しい処分を受けている!
伊達にいる大蔵藤十郎を怪しげである!
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信忠の息子が元服する。 信道と名乗る!
秀信ではないのがおかしい??

天皇の譲位がある。 信忠は右大臣から摂政へと進み、公武両界を支配する!!
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蒲生賦秀が上州へ行く!  協力者は真田である?
北条と戦い、北条を撤退に追い込む!  伊達も撤退に追い込む!
黒田如水が、密告の件で心を入れ替えている?
忠実に蒲生賦秀に仕えている!  侍大将は加藤清正!!
蒲生賦秀は大成功を収める!!
東海では家康も和議に追い込まれる!
天下は織田信忠の物になる!!!
秀吉の養子も織田家に帰って来ている。 信玄に人質だった御坊丸も帰って来ている。
北畠信雄も信忠に忠実である! そこそこ一族も揃っている!
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北条と陸奥が残り天下の形成はほぼ固まる!!
家康は1,5ヶ国に押し込められるが、家は存続する!
於松は信忠と初めて会い、そして分かれる………
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本はそこまでである! それ以降ははどうなるか?
関東は蒲生賦秀が治める!! つまり北条は滅亡する!
伊達に最上は生き残る!
巨大な戦力は、いずれ滅ぼされる??
関ケ原の合戦は、信忠VS蒲生賦秀か?? 
蒲生賦秀には、黒田如水、加藤清正、島左近、石田三成、それに直江兼続が付く!!
これは面白いが………
やはりキリシタンはやはり弾圧される?
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少し気になることがあった!
お市の方は世から捨てられた存在なのか?
細川ガラシャが少しだけ登場する? キリシタンならもっと出て来ても構わないのでは??
そう言えば、大好きな藤堂高虎は全く出て来ない!!
全10巻の長い異戦国史が終わりました!
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2017年5月19日 (金)

本・名君 保科正之―歴史の群像・中村彰彦

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この清らかにして驕らぬ無私の精神を持ったリーダーが、今の日本に求められている。
保科正之と時代を変えた武士達を描く歴史随想である。
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著者の本はよく読んでいる。
保科正之に関しては、書き過ぎとも思うが・・・・
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3つの時代に分かれている。
「豊臣秀吉、徳川家康をめぐる人々」
「名君 保科正之とその末裔たち」
「幕末、明治の群像」
著者のお得意の、専門分野の会津藩が一章ある。
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どうしても戦国時代に目が行く。
宇喜多直家、秀家親子がそれぞれ単独で取り上げられている。
なかなか面白い。
秀家の妻、豪姫の事も記述されている。
秀家35歳で八丈島に流される。
関ヶ原の敗者でありながら、誰よりも長く生きた。
戦国の貴公子???
養父秀吉の期待に応えたのは、秀家だけなのか??
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家康も3章ある。
関ヶ原の島津義弘の退却、本多忠勝、小野次郎衛門の話は短くまとまっていて、
分かり易い!
保科正之は著者の専門である。
会津の人材については、著者の本が詳しい!
あまり良く言わない人もいるが、著者の本で知った名前は多い。
保科正之、田中玄宰、佐々木只三郎、黒河内伝五郎、森要蔵父子、伊庭八郎、
佐川官兵衛、秋月悌次郎らが記述されている。
著者の本はよく読んでいるので、知っている話が多いが、読んでいて楽しい!
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幕末はあまり興味が無い。
徳川慶喜、側室を連れて大阪から逃げた!
子供が21人と言う。
高貴な人は考えが違うのだろう・・・・・
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河井継之助。
スネル兄弟と取引する。
商人である。死の商人と言われる。
が、河井を「古今の大義」に殉じた者として悼み、資産を失った事も後悔していないと言う。越後長岡の藩主を万が一の時、亡命させる事まで依頼していたようだ。
銭金抜きで河井に協力したと言う。
もっとも河井は距離を置いてみていたと言うが・・・・・
面白い歴史随筆である!
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2016年7月22日 (金)

本・名君 保科正之―歴史の群像・中村彰彦

この清らかにして驕らぬ無私の精神を持ったリーダーが、今の日本に求められている。
保科正之と時代を変えた武士達を描く歴史随想である。

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著者の本はよく読んでいる。
保科正之に関しては、書き過ぎとも思うが・・・・
3つの時代に分かれている。
「豊臣秀吉、徳川家康をめぐる人々」
「名君 保科正之とその末裔たち」
「幕末、明治の群像」
著者のお得意の、専門分野の会津藩が一章ある。
どうしても戦国時代に目が行く。
宇喜多直家、秀家親子がそれぞれ単独で取り上げられている。
なかなか面白い。
秀家の妻、豪姫の事も記述されている。
秀家35歳で八丈島に流される。
関ヶ原の敗者でありながら、誰よりも長く生きた。
戦国の貴公子???
養父秀吉の期待に応えたのは、秀家だけなのか??
家康も3章ある。
関ヶ原の島津義弘の退却、本多忠勝、小野次郎衛門の話は短くまとまっていて、
分かり易い!

保科正之は著者の専門である。
会津の人材については、著者の本が詳しい!
あまり良く言わない人もいるが、著者の本で知った名前は多い。
保科正之、田中玄宰、佐々木只三郎、黒河内伝五郎、森要蔵父子、伊庭八郎、
佐川官兵衛、秋月悌次郎らが記述されている。
著者の本はよく読んでいるので、知っている話が多いが、読んでいて楽しい!

幕末はあまり興味が無い。
徳川慶喜、側室を連れて大阪から逃げた!
子供が21人と言う。
高貴な人は考えが違うのだろう・・・・・

河井継之助。
スネル兄弟と取引する。
商人である。死の商人と言われる。
が、河井を「古今の大義」に殉じた者として悼み、資産を失った事も後悔していないと言う。越後長岡の藩主を万が一の時、亡命させる事まで依頼していたようだ。
銭金抜きで河井に協力したと言う。
もっとも河井は距離を置いてみていたと言うが・・・・・

面白い歴史随筆である!

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名君 保科正之―歴史の群像・中村彰彦

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2013年12月12日 (木)

本・保科正之―徳川将軍家を支えた会津藩主・中村 彰彦

徳川秀忠の子でありながら、庶子ゆえに嫉妬深い正室於江与の方を怖れて不遇を託っていた正之は、異腹の兄家光に見出されるや、その全幅の信頼を得て、徳川将軍輔弼役として幕府経営を真摯に精励、武断政治から文治主義政治への切換えの立役をつとめた。一方、自藩の支配は優れた人材を登用して領民の生活安定に意を尽くし、藩士にはのちに会津士魂と称される精神教育に力を注ぐ。明治以降、闇に隠された名君の事績を掘り起こす。

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中央公論社の新書判である。小説は別にある。
著者は会津に思い入れがある。
沢山記述しているので、読む本は沢山ある。。
保科正之についても何冊か記述している。
順次読んで行くつもりである。
保科正之の名前を知ったのは、やはり司馬遼太郎だ。
松平容保の話ではどうしても藩祖、保科正之が登場する。
「会津藩家訓」 徳川家に忠誠を尽くす。
これがある為に、反対が多かったにもかかわらず幕末京都に行く事になった。
そう言う話で知っていた。

保科正之は秀忠の息子である。
著者と山内昌之で経歴を知ったようなものだ。
高遠は、仁科五郎信盛が玉砕した城として知っていた。
一度行きたいと思っていたが、著者のおかげでますます行きたくなった。

高遠、山形、会津と国替えになる。
家光は、弟忠長を殺した。
柳生一族の陰謀の世界だ。
が正之は家光、4代将軍家綱に忠実に仕えた。
家光も信頼した。
領国に帰らず、江戸で政務をとった。
国元の家老たちがしっかりしていたのだろう。
元会津藩主、蒲生氏郷は万石級の家臣を多く抱えた。
この方式は氏郷ほどの統率力があれば有効と言う。
会津松平家は千石級の家臣を多く抱えた。
風通しを良くしたと言う!
どちらが良いのかは分からない?

明暦の大火の後の江戸城天守閣を再建しなかった。
他にすることがあると言う事だろう・・・・・・

望まれない出生?助ける人も多かったようだ。
こうなると、秀忠の妻は、淀君の妹と言うがおかしいんじゃないかと思う?
名門意識が強すぎるのか?
保科家に対する思い。松平の姓を名乗らず保科正之で通した。
御三家に次ぐNo4の立場にある。
石高も水戸家より多くならないようにしたと言う。

やった業績が記述されている。
明暦の大火の後の指導力
三大美事。
①末期養子の禁の緩和。
②殉死の禁止。
③大名承認制度の廃止。
会津藩の社倉制度。これにより米を備蓄して凶作時の対策が出来ている。
実際に役に立ったと言う!

『御政事御執行之御趣意』 がある。現代でも出来ていないのではないか?
①90歳以上の者への老養
②間引きの禁止
③旅人への配慮
今の政治家に参考させたいような話である。
小泉元総理も、米百俵の精神だけでなく、こちらも言えばよかったのにと思うが・・・・・・

ただ私生活はそれほど恵まれたとは言えないみたい!
著者は何度も思うが、こう言う埋もれた話を掘り出している。
良く調べているともう。
著者の本は、積んである本も多いので、順次読んで行くつもりである。

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保科正之―徳川将軍家を支えた会津藩主・中村彰彦

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2013年12月 1日 (日)

本・会津のこころ・中村 彰彦

混迷する幕末の京都守護職をあえて引き受け、戊辰の戦いで刀折れ矢尽きるまで、徳川への忠誠と尊王に殉じた会津藩。その強く、清らかな心根はどこから生まれたのか?本書は、会津の下級武士「弥太」のたくましい暮らしぶりから、独自の子弟教育―「什の誓い」、篭城戦で活躍した山本八重の覚悟まで、現代に受け継がれる“会津のこころ”を繙いていく。日本人が誇りにすべき精神の粋がここにある。   

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著者は会津贔屓か?それとも保科正之か?
別の本だが、秀吉は東北を治めるのに、水戸・会津を重要視した。
地政学上もそうなると読んだ事がある。
水戸には土着であったが佐竹義宣がいた。会津には最初蒲生氏郷、亡き後は上杉景勝をいれた。
いずれも徳川に対してよい感情を持っていない。
徳川もそれを引き継いだという。
水戸に御三家を、会津には最初藤堂高虎をもって行こうとしたが、加藤嘉明をもって行った。
改易後、家光の弟になる保科正之を配した。
会津は重要なところと理解していた。

会津は藩祖より教育がしっかりしてる。
明治時代の、姿三四郎のモデルと言われる、西郷四郎は会津出身である。
会津は朝敵、敵役と思っていたのは学生時代まで。
やはり司馬遼太郎だ。『王城の護衛者』
松平家の当主からお礼の連絡があったと言う。
公平な立場で会津を書いてくれたと。

会津藩は恭順しているにも関わらずに攻められた。
著者言うように、慶喜のおかげで攻撃されたと言ってもいいのだろう。
奥羽列藩同盟、会津を助けるために結成されたと言う。
別に薩長に対抗する為では無かったと言う。
幕末の騒乱による死傷者の数の少なさは、山内昌之も記述していたが、少ない!

会津に関するエッセイがある。
保科正之
会津藩士列伝
会津の女性達が記述されている。
最後に対比の意味で、長州がある。

保科正之の生まれから名君ぶりが記述されている。
自身お江の方の嫉妬より、堕胎されそうになった経験かがあるために、これを禁止した。
『三大美事』を達成。
末後養子禁止の緩和、大名証人制度(人質)の緩和、殉死の禁止。
玉川上水開削の建議。
明歴の大火の後しまい。

大火の時の果断な決断。食料、米をほっておけば焼かれるだけだと。
町民に取り放題だと言って、焼失を免れた。
石田三成にも同じような話があった。
堤防が決壊した時に、米をもって土表代わりにして防いだ。のちに本来の土表と取り換えて米は農民に与えた。
領民に慕われる人は違うのだろう・・・・・
沢山の善行
が記述されている。

そして家臣たち。女たち!具体的な前がある。
NHK 『坂の上の雲』 これに決死隊が登場する。白襷隊!
結局二〇三高地は取れずに、参謀に批判されていた。嫌な場面だった!
この白襷隊の中隊長が、会津藩士、町野武馬。
会津戦争に反対したが、いざ開戦となると、最後の一人まで戦うべしと!
佐川官兵衛も登場する。

女は自害したので悲惨である。
21人自害した西郷家。
薩長もよくやる。戦死した会津藩士を埋葬させなかったという。
当然新島八重も出て来る。井深八重と言う名前もある。
当時の女性にしても武士階級は、和歌が出来る。そう言う勉強をしている。
今とはえらい違いだ!

会津の武士たちの生活もよく分かる。
著者の本は、よく共著している山内昌之の本と共に、読もうと思って積んでいる。
順次読んで行きたい。

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会津のこころ・中村彰彦

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2011年9月27日 (火)

戦国武将・蒲生 氏郷・ 限りあれば吹かねど花は散るものを 心みじかき春の山風

石田三成の家臣には蒲生性が多い。蒲生氏郷が亡くなった時に浪人した蒲生家浪人を抱えたようだ。
特に蒲生頼郷・蒲生郷舎とかが有名だ。関ヶ原では奮戦した!
となれば氏郷本人が先頭になって戦っていたら凄かったと思う。
昔から興味があった武将の一人だ!
近江日野・伊勢松坂・会津若松は、皆行った。氏郷が目的で行ったみたいなもんだ!
何か興奮した事を覚えている。

家康嫌いで、名護屋で家康と利家の部下が争った時、真っ先?に利家側についたようだ。
一番印象に残っているのは、司馬遼太郎 「覇王の家」 の小牧長久手の陣の話だ。
古来兵は田舎が強い。日本では九州と東北が強い。僻地ほど強い。粘り強いからか?
東海でも尾張は弱く三河は強い。尾張は商業都市で、三河は田舎だ!
戦場に出てくれば三河兵は強い。尾張兵は弱い!
と言う事だが、蒲生氏郷が連れている近江兵は、三河兵に恐怖を感じず、むしろ泥臭さを感じていたようだ!
恐れるどころか軽蔑?していたようだ。
氏郷が家康と三河兵を恐れていないので兵も恐れない!
そう言う自信が 「猿メ、狂ったか!」 と秀吉の事を言ったのかもしれない。
と言うより自信過剰だったのだろう。惜しい!


蒲生 氏郷は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将。初め近江日野城主、次に伊勢松阪城主、最後に陸奥黒川城主。蒲生賢秀の三男(嫡男)。初名は賦秀(ますひで)、または教秀(のりひで)。またキリシタン大名でもあり、洗礼名はレオン(或いはレオ)。子に蒲生秀行。

①奇癖として有功の家臣に蒲生姓を乱発し、家中に稀少なるべき同名衆を大量生産し、前田利家にたしなめられている。蒲生家中に蒲生姓の家臣が多いのはこのことによる。

②氏郷は月に一度家臣を全員集めて、自らの屋敷で会議を行い、この時の会議は「怨まず、怒らず」が約束事となっており、氏郷自らが風呂を沸かしたり、料理を振舞ったと言う。

③氏郷は天下に対する大望を持っていたとされ、あるとき側近を集めて秀吉亡き後の天下人が誰になるかを語った。血統や年齢での順序ならば秀吉の甥で養子の秀次であるが、氏郷は秀次を「彼の愚人に従ふ者誰かあらん」と酷評した。徳川家康の名を出すと、「彼の人は吝嗇に過ぎる。天下を得(る)べき人にあらず」と評した。次に前田利家の名を出すと、氏郷はようやく頷いた。そして「加賀少将(利家)は御高齢。もし(利家が天下を)得ずば、我が得るべし」。

④西村某という家臣が軍令違反を犯しながらも武功を立てた。しかし氏郷は功を認めながらも軍令に違反したとして西村を家中から追放した。だが西村は氏郷を尊敬しており、しばらくして氏郷に帰参を願い出た。氏郷は帰参の条件として「わしと相撲を取れ」と言い出した。西村は応じて氏郷と相撲で対決し投げ飛ばした。周囲の家臣たちは顔色を変えて「帰参したいのならわざと負けたほうがいい」と忠告した。が、西村はまたも氏郷を投げ飛ばした。だが氏郷は怒らずむしろ笑いながら「お前は浪人している間に根性が卑しくなっているのではないかと思っていたが、どうやら昔のままのようでよかった」と帰参を許したという。

⑤大和の筒井順慶の家来で、松倉権助というものがいたが、何が原因か家中で臆病者の噂が流れ、家に居にくくなり、氏郷のもとへ訪れ  「拙者は臆病者と言われておりますが、良将のもとでは使い道があると存じますので、お召抱え願いたい」 と言うと、氏郷は「正直者で見どころがある」と召抱えましたが、まもなく起こった戦で松倉は、目覚ましい活躍をして名のある首を上げ、「目がねに狂いはなかったわ」と氏郷は二千石をあたえ物頭にしました。感激した松倉はその後直ぐの戦で、最も勇敢に戦いましたが、敵陣深く入りすぎ討取られた。 「松倉は剛勇で、久しく人の下に置いておけないと思い、取立てを急いだが、恩に報いようと無理な戦いをして死なせてしまった。もう少しゆるゆると取立ててやれば良かったのに、おれの思慮が浅かったため、あったら武士を失った。」と近臣らに語り、はらはらと涙を流したらしい。  

                                     
⑥佐久間久右衛門安次という者が召抱えられ、初めて氏郷と面会するときに緊張をしていたのか、畳の縁につまずいて転んだ。近習の小姓たちはクスクスと笑い、面目を失った佐久間は下を向いていたが、氏郷は「わいら子供の分際でなにがわかる。佐久間は畳の上の奉公人ではない。千軍万馬の間を駆抜け、敵の勇士を討取るのを職分とするものだ。わいら座敷奉公の者が、佐久間を笑うとは何事だ。」と叱りつけたので、佐久間は涙を流して感激した。以後の戦で命を惜しまず戦った。

エピソードは沢山ある。自信家で部下思いでもあったようだ!
関ヶ原の合戦の時生きていれば面白い存在になっただろう。
二郎は好きな武将の一人だ!

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