黒田官兵衛 本

2019年2月11日 (月)

本・歴史からの発想―停滞と拘束からいかに脱するか(2004/3)・堺屋 太一

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超高度成長期「戦国時代」を題材に、「進歩と発展」の後に来る「停滞と拘束」から、
いかに脱するかを示唆した名著の復刊。
巨大なる雑草・織田信長、不世出の補佐役・豊臣秀長、
中国史に学ぶ「勝てる組織」―など、
歴史と現代を鮮やかに斬り結んだ堺屋史観の傑作。

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最近は本の整理をやりながら本を読んでいる!  整理にならない???
堺屋太一の歴史の解説は面白い! よく読んでいる!! 大変面白い!!

そう思っている時、亡くなられた!! 83歳である!! 残念である!

ご冥福をお祈りいたします!!!

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はじめに
第1章  知の宝庫「戦国」を読む

      超高度成長期「戦国時代」
      「戦国」  雑草的バイタリティーの生態
      信長    非日本的、あまりに非日本的な例外

第2章  日本史に学ぶ「組織」と「人間学」
      不世出の補佐役   豊臣秀長
      組織人としての「智謀の人」
      「切れ者」の人間学

第3勝  中国史  万古不変の知恵
      「世界帝国」を築いた三つの発想
      「勝てる組織」とは何か

解説
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はじめに
歴史は繰り返すのか??
著者は万国博覧会開催時、石田三成を研究している!
そのことは良く書いている!!
歴史の類似性???
人口問題、資源問題、公害、CO2問題等は、今までになかった状況である!
それを解決すには???
歴史はその時代の歴史であり、現在とは違う!
それも考えに入れる???

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第1章  知の宝庫「戦国」を読む
・超超高度成長期「戦国時代」
ルネッサンス時代には文化は発達した!!
同時期日本は戦国時代である?
群雄割拠の時代で、自由競争社会である!!
土着化した旧貴族  薩摩・島津、豊後・大友、長門・大内、駿河・今川、
              常陸・佐竹………

主家乗っ取り     松永久秀、、宇喜多直家、浅井、朝倉、北条早雲、斎藤道三………
地道な努力で実力をつけた地方の豪族!
              織田、松平、伊達、毛利、長宗我部、上杉………

戦国時代前は、日本は餓死者も多く、医療は無く、科学技術も建築技術も遅れている!
それを前提としなければ分からないと!!
明、高麗から技術は入って来る………
農業も一変する! 鉄砲も入って来るし、鉱工業も発達し金銀が増産された………
関ケ原の合戦時、両軍合わせて5万丁の鉄砲があった………
商業も栄えて、流通が発達する! 楽市楽座である!!
毛利元就は、関ケ原の合戦時、40時間で安芸から大阪に入った!
海外へも飛び出していく!!
日本の輸出は刀剣?? 海外に日本人の村が出来る???
土木技術も発達し、コンスタンチノープル以東最大の城郭と言われた大阪城を造る!!
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経理技術が発達する! 主計将校団のの設立がある!
信長の優秀さに、家臣はついてこれない???
秀吉には、近江出身の有能な官僚がいる!
四国征伐、九州征伐、小田原城攻めらがある!
小田原城は謙信も信玄も落とせなかった?
補給の問題と農閑期にしか兵を動かせない!
引きあげるが、信長、秀吉の兵は引き上げずに攻撃する!!

戦を楽しむ農民たち!!  弁当持参で合戦見物に来る!! 
落ち武者狩りに、自ら足軽で戦いに出るものもいる!!
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戦国時代の、全ての基礎は自由競争!!
朝鮮侵攻にはほとんどの家臣が反対した!!
失敗の責任は秀吉一人である!! 悪しき例である!!
秀吉政権の成長志向がある!
天下を取ってからもそれがある!  そう言う体質になっている?
そのために、はけ口を朝鮮半島に求めた??
実際に朝鮮で領土を貰う気の武将もいた??
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16世紀末には、世界一流の技術と経済力を持っていた………
その後も同じパターンの成長を求めた??
従来の軍事的拡大以外の成長継続方法を思いつかなかった………
現在にも通じている………
物量的成長から、知的価値での成長の道ではないか???
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・「戦国」  雑草的バイタリティーの生態
「作物」VS「雑草」
「植木」VS「雑木」  雑草人間である!!

累代の育成で品種改良を経てないエリートは、促成作物である??

名門と言うのは何代にもわたる? 
ケネディ家も二人の息子を犠牲にして仲間入り出来た?

促成されたエリートは、(伸びすぎた個性的)は間引きされる??
平均的な優良性と秩序に対する従順さを持たなければならない!!
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しかし「雑草」「雑木」制約なしに、個性と実力を発揮出来る!!
雑草的人間が栄える条件がある!!

➀ 新しい産業、文化が栄える、技術革新、経済成長の著しい時代!
② 体制が崩れた時!!
体制、足利幕府が力を無くし、鉄砲などの技術革新、流通経済が栄えている!
この戦国時代は、雑草的人間が活躍した!!
北条早雲、斎藤道三、松永久秀の三人である!
北条早雲はともかく、後の人間は悪の権化みたいに言われる!
各地で作物を駆逐した雑草がある!!
中国の毛利元就、四国の長宗我部元親、備前の宇喜多直家………
奥州の伊達政宗………
作物、今川らも潰れる!!
その中でも作物も生き残っている??
薩摩・島津、常陸・佐竹らは生き残る!!
それなりの苦労がある??
佐竹善宣は相当あくどい事をしているが、「律義者」と呼ばれている!
石田三成に近く、反家康であるが、生き残った???
要は雑草的人間である???
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巨大な雑草、織田信長が登場する!!!
父信秀はそこそこの力がある! 財力もある!
が信長は雑草である??  大雑草???
既成観念から離れて、兵も流れ者、銭で雇う兵を使う!
得体の知れない人間も抱える!!
羽柴秀吉、滝川一益、明智光秀らを抱える!!
敵以上に兵を集中する!
勝ち目が無いと知れば撤退する?
本願寺、比叡山の権威も従わなければ認めない!!
妥協せずに徹底的にやる!!!
日本人ではないのか?? チンギスハン義経説がある?
それなら、信長外人説が出てもおかしくない??

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戦国時代後半には、五奉行のような官僚が活躍できる時代である!
そう言う時代は、幕末に明治からの戦争時代がある!
80年代はそう言う時代になっている! ホリエモンに楽天か???
時代はそうなっている………
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・信長 非日本的、あまりに非日本的な例外
著者が良く書いている!!
日本で無かったもの???

本格的な籠城戦、計画的な皆殺し、ゲリラ戦!!
何年にもわたる籠城戦は無い???
例外があり、全てに織田信長が絡んでいる??

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海外では数年は当たり前で、それだけの用意はしている!
アサシン教団の根拠地は、17年間戦った!
日本はせいぜい3ヶ月である???
その中での本願寺との戦いは異例である!
異民族との戦いでは、負けた方は皆殺しが当たり前である!
カルタゴも亡ぼされた………
信長は本願寺と妥協することも出来たがしなかった!!!
そこらあたりが違う!!
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伝統、習慣、制度、体制、常識、通説にとらわれない自由な発想がある!
それで尾張を治める! 内部抗争に勝ち抜き支配権を確立する!
負けると言われた今川義元との戦いに、裏切り者を出していない!
それだけ信頼されていたのだろう………
人間を道具とみて盗用した!!

それゆえ能力のある人材を取り立てる??
流れ者など、得体の知れぬ者も取り立てる!
銭で雇うた兵隊である? それだけに弱い!
そのために勝つ工夫をする!
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慎重さと執念深さがある!!
30年待ってから、役に立たないと信長が思った重臣を追い出す!
佐久間信盛親子、林佐渡らである!

「狡兎死して走狗烹らる」の世界になる!!
安国寺恵瓊の有名な予言がある!!
まぐれ当たりとも思えるが………
家臣の不満がある! 松永久秀、荒木村重、明智光秀と続く………
光秀が失敗しても、次に反乱する家臣はいたのではないか??
著者言う、秀吉、家康との合作で、1/3を担当したという!!

そうすると、ジンギス・カンらに比べると、はるかに小物だったのか………
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第2章  日本史に学ぶ「組織」と「人間学」
・不世出の補佐役   豊臣秀長
著者の大好きな補佐官である!
「BEST OF No⒉」である!!
諸葛孔明、周恩来らがそうである!
ローマのカエサルの副官、ラビエンヌはルビコンまでは従った?

秀吉は親類縁者に恵まれていない??
その中で唯一恵まれたのが秀長である!
義弟ではなく実弟のようだ!
才能が有り、兄に忠実に仕える!!
表に出ないで裏方に徹する!! 内部調整をやっている!!
この本には出て来ないが、金に執着があったようだ………
得難い人材だったようだ!!  貨幣経済の先駆者??
大和の国は寺社勢力が強く治めにくい??
これを金で治めた??  それだけの経済力があった!
まとめ役になっている!!
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補佐役の条件!!
➀ No1の可能性が無い? 無欲という事か?
② 自分の名で物事をしない!!
③ 最後のツメはNo1に譲る、させる!!
④ みんなが手柄をたてがる時に、後ろにまわる!

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日本人は軍師参謀が好きである? 不遇なほどよい!!
日本武尊、菅原道真、源義経、加藤清正、西郷隆盛らは評判が良い!
本当の巨人、頼朝、家康、大久保利通らは評判が良くない!
女房役は、「WHAT」でなく「HOW TO」人間である!
トップの命を忠実に実行する!!

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日本は山本勘助のような人物を重要視する傾向がある??
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・組織人としての「智謀の人」
現在組織の基本形がある!
No1→No2→スタッフ(参謀)→ライン(司令官)!
No1を狙わないNo2は稀な存在と言う!
では石田三成は?? 
No1を狙わない豊臣秀長、周恩来らがいる!!
著者は、官兵衛を単なる策謀家と見ている???
竹中半兵衛、本多正信、張良らはNo2であるが、良き相談相手になる?

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現在の組織構成に至る三ツの出来事!
第一 秦の始皇帝 郡県制度がある!
第二 10世紀頃、アラブのイスラム騎士団によるものである! 機能の分離と言う!
第三 プロイセン参謀本部!

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スタッフ、参謀を育てることは難しい! ドイツ参謀本部の人材登用の基準!
第一 「能力あって意欲のない者」
第二 「意欲も能力もない者」
第三 「能力も意欲もある者」
第四 「能力はないが意欲がある者」 これが一番悪い!!

「意欲も能力もない者」を「能力あって意欲のない者」の上に置いている!
将来を考えている!!

「能力はないが意欲がある者」が一番悪いのも分かる??
会社にもいた! 何かやらなければとの使命感に駆られてしょうもないことをやる!!

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スタッフは冷静に作戦を立てる!
これに対してラインは現場でスタッフの言う通りやれば捨て駒にされる可能性がある!!
日本はゼネラリスト志向で、スタッフの養成が難しい??
日本では、竹中半兵衛、本多正信、児玉源太郎、石田三成を挙げている!

石田三成の、関ケ原のプリジェクトは、失敗したとはいえ著者は評価している!
五奉行の職務を分担している?
関ケ原では、あわやと言うところまで行っている???
スタッフの条件である、最良の案を出し、強い忠誠心がある!
トップになれない限界を示して敗れた??

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・「切れ者」の人間学
外交腕家にとって重要な才能は「同党異伐」の才ではないか??
徒党を組み、異なる敵を征伐する!!!
どうも「辣腕家」と呼ばれる人物は、真の大物・偉人ではない???
豊臣政権は、朝鮮出兵までは外向きだったが、以降は内向きになる!!
「辣腕家」の時代になる!!
石田三成と言う???

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「権力志向」と「辣腕志向」がある! 求めるものが違う??
国家権力は???

第一 国防力    軍隊と外交
第二 治安     警察
第三 資金調達  税金の徴収

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歴史に辣腕家を求める!!!
「合従連衡」の蘇秦に張儀、秦の商鞅、ギリシャのテミストク・ペリクレス、
チュザーレ・ボルジア、メッテルニッヒ、タレーラン、フーシェ………
日本では、松永久秀、武田信玄、石田三成、田沼意次、大久保利通
20世紀ではF・ルーズベルトと言う!
少数派大連合構想!!! 目的が違う少数をまとめて大連合にする?

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石田三成を例に出す!! 関ケ原の合戦である!!
➀ 大義名分を掲げる!
  多数の同意を得られるスローガンを揚げる!!
   豊臣の為、徳川の時代になればひどい目になる!!
   宇喜多秀家、毛利輝元を引き込み、勝てると思わせる??

② 西軍に加担した武将の種類
   野心的??  安国寺恵瓊(毛利輝元)
   義理と因縁  宇喜多秀家、大谷吉継、小西行長………
   三成びいき、家康嫌い  佐竹善宣、上杉景勝・直江兼続

③ 西軍が勝ちそうだと考えた連中 長宗我部、鍋島、薩摩………
そうやって三成は風見鳥、中立の大名を引き込む!!!
騙しのテキニック………
同党ではないが、異でない「中立派」を造る!!

日商岩井の海部八郎!! 辣腕家と言われて一世を風びした??
が、売り上げの1%である! 虚構が消えると地に落ちる??

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家康は虚構を見抜いていた?? 三成は相手が悪かった??
中立を認めない!!
真田、生駒は二股をかけて、脇坂、小早川は一人で二股をかける!
家康は三成の虚構を見抜いていた??

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今日の辣腕家は、小銭をくすねて金をバラまく!!!
かっての辣腕家はもう少しスカッとしていた???
それなりの報酬も貰っていた???
行動力と口先三寸で、虚構の勢力をつくっていく小辣腕家の時代になる!!!

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第3章  中国史  万古不変の知恵
・「世界帝国」を築いた三つの発想
元寇の元である??
「司馬遼太郎・坂の上の雲」にあった!
秋山好古がフランスで言われる!!
騎兵は無駄であると! 天才にしか使えない!
机上の天才は使うタイミングを掴めない???
世界で4人しか使っていない!

チンギス・カン、プロシア・フリードリッヒ大王、ナポレオン、モルトケか??
もっとも秋山好古は、4人を6人にして欲しいという!
義経に信長である!!

そいう事を読んでいて思い出したが………
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NHKスペシャル 「大モンゴル」で見たが、史上最大の大帝国である!!
画期的な物量戦と、機動戦がある!!!
モンゴルは騎兵である! 一人に馬が4ないし5頭いる!!
又、弓矢も1万の兵がいるなら、一人100本として100万本の矢がいる!!
投石器もある!!
牧草も取り過ぎたらハゲ平原になる!!

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戦闘の様相が違う?? 
遊牧民族国家の限界を破る!!
日本遠征は失敗するが、大帝国を造る!
中央アジアの遊牧民国家は、東が忙しければ西が手薄になる?
大帝国は長くつ好かなかったようだが………
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ジンギス・カンの兵は多くない!! モンゴル自身も多い無い!!!
ホラズムを攻撃した時、最大で16万、最小で9万5千と言う??
兵が引き上げるどころか徹底的の追って来る!!
それでも支配できたのは理由がある!!

➀ 「大量報復思想」
   「ダルカチと60人の蒙古人」 支配した州や都市に、知事一人と親衛隊60人を置く!
   反乱すれば各地から兵が来て皆殺しにする! 徹底的にやる!
   例外を認めれば、又起こる可能性がある!

② 秘密警察の徹底的な活用
   「四匹の忠実な犬」「四頭の駿馬」
   事前調査を徹底している!!

③ 宗教の自由
   大モンゴルで、ヨーロッパの危機に白人王国の騎士が助けに来る!
   プレスタ―ジョンである! アフリカなのか? これは小説であった!!
   この時使者が、ハーンのそばにキリスト教がいたのを見た!
   景教??  モンゴルは宗教は自由だったようだ!!

この三つで世界を支配した?? 三つが崩壊した時、帝国も瓦解した??
モンゴル世界帝国への意志はジンギス・カン一人しか知らなかった??
強い意志を抱き、それが絶対の正義と信じて一時も疑わず、密かに自分の胸に収めた!
政治家への万古不変の教訓と言う!!

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・「勝てる組織」とは何か
「宋」と「元」はどちらが勝てる国家だったかt??

「元」は軍事力がある? 「宋」は軍事的には弱かったが、
文化・経済は発展して300年の寿命があった!

著者はどちらとも言えないと!!
「勝てる組織」とは???
「明確な目的を持ち、構成員がそれをゆるぎなく信じている組織」
信長は勝てるリーダーである!!
目的がある!「天下布武」!!
大目的に合わなければ無視する!!
中途半端にやらない??

「資金不足と社内事情でやれない」 そんなことは絶対にない!
明確な単一な目標を心から信じている?
既成勢力、既成概念とも対立する!!
迅速な決断力と行動、勇気と能力!
桶狭間の合戦は、天賦の才、努力、幸運があった!
「既成の権威からの絶えざる挑戦」
既成概念から抜けきれない家臣もいる!
彼らは追放される!! 

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人材に頼らない組織造り、組織強化がある!!
難しいという!! 
「権威と権限の分離」
「権威を欲せず、権限に尽くす」
「匿名への情熱」と呼ぶ!

強固な組織にはこれがある! 山口組に田中軍団!!!
中国の、周恩来と朱徳である!

周恩来は権限を持ちながら権威を求めず、朱徳は権威を持ちながら権限を求めない!
日本で言えば、周恩来は豊臣秀長に、朱徳は天皇に当たる!!

「組織の目的を達成することに幸福を感じる者だけが、より組織を強化できる。
 それ故、強い組織は集団的な錯覚のなかにこそある」

難しいという事のようだ!!!
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歴史からの発想―停滞と拘束からいかに脱するか・堺屋太一
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2018年2月25日 (日)

本・新名将言行録文庫 (2009/2)・海音寺 潮五郎

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源頼義、義家、為朝、義朝、北条時頼、時宗、高時、竹中半兵衛、島津家久、義久、
堀秀政、黒田如水、山内一豊、池田輝政、宇喜多秀家、立花宗茂。
天下の覇を競った将帥から、名参謀・軍師、一国一城の主から悲劇の武人まで、
愛情と哀感をもって描く、事蹟でたどる武将絵巻。
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源頼義、義家、為朝、義朝、北条時頼、時宗、高時、竹中半兵衛、島津家久、義久、
堀秀政、黒田如水、山内一豊、池田輝政、宇喜多秀家、立花宗茂。
武士の台頭から戦国時代末期までの列伝である!
戦国時代は大物は居ない!! 脇役とも思える武将である!
竹中半兵衛、黒田如水は別格であるが??
源頼義、義家、為朝、義朝、北条時頼、時宗、高時らはそれほど知られていないだけに面白い!
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馬の話がある。
竹中半兵衛は高い馬を求めるなと!
高価な馬であれば、戦場で馬から降りた時、盗まれないかを心配しなければならない!
その反面、山内一豊の名馬を求める内助の功の話がある!

気になった武将をまとめてみた!
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源頼義
「将たる器」 誉め言葉である! 
前九年の役で、安倍貞任を斬る!
占領したところに酒が置いてある。 毒が入っているかも知れない?
飲むなと命じたが、こっそり飲んで何ともなかったのでみな飲んだ?
同じ様に朝鮮半島に侵攻した秀吉の軍でも同じ事があったようだ!
この時は、後藤又兵衛は、「死んでもかまわない!」 と言って飲んだようだだが………

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源義家
大江匡房が、「義家と言う男、将の器であるが、惜しいことに兵法を知らぬ」
義家は礼を尽くして弟子入りを願い、兵書を学んだ!
後三年の役で、列をなして飛んでいる雁が列を乱したのを見て、伏兵の存在を察した!
私財をはたいて恩賞を与えた!! 付いていきたくなる将である!

生前から半神的英雄と思われていたようだ………
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源為朝
保元の乱の英雄である!
平治の乱には悪源太義平がいる!
どちらも上手く使われていない感じである!
判官びいきではないが、どちらも頭領では無さそうである………
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北条時頼
諸国巡歴は確かな資料には載っていないようだ??
最後の大物と言われる、三浦一族との戦いに勝つ!
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戦国時代になる!
島津家久、義久、堀秀政、池田輝政、宇喜多秀家、立花宗茂らが変わっている!
島津義久はともかく、家久とは珍しい! ついでに歳久も出して欲しかったが………

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島津家久
竜造寺隆信に勝つ! 竜造寺衰退の戦いである!
秀吉に毒殺されたと言う説もある??
典型的な薩摩隼人と言う!!
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堀秀政
名人久太郎と言われて、何をやらしてもそつが無かったようだ………
小牧長久手の戦いで一人気をはいた!
命令厳正、指揮徹底して、軍列一糸乱れず、命令のないかぎり気ままな動きをすろものなど一兵もいないようだ!
実証の精神があり、自分で実際にやってみて判断したようだ!
士の採用も、30日ほど観察して、さらに30日奏者させて、人との対応を見、適当と思われる知行を与えた!
悪政を書かれた札も、改めることは改めた!

玄関口に厠を造る。 一日に何度か厠には行く。 その時に番所を観察できる1
秀吉は小田原役が済んだら関八州に封じようとした? 家康は??
「名人左衛門ノ督」 と呼んだ!
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池田輝政
家康の養女を貰っている!
多数の兵を養う! 生活は質素だったようだ。
武将の三つの宝。 変わった人である!
領分の百姓、譜代の家来、鶏??
戦争の時、一番鶏で兵を起床させ、二番鶏で食事、三番鶏で出発させる。鶏は便利??
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宇喜多秀家
関ケ原の合戦時に、細川忠興から、家康に味方するように手紙を貰うが、
この返事が良い!!
この話、あまり聞かないのは何かあるのか?
石田三成に夜襲を勧めるが、蹴られる!
なのか保元の乱の為朝を思い出す話であるが………
島津にかくまわれて、琉球へ攻め込む? やらなかったようだが………
八丈島に流されるが、忠実な家臣に恵まれている?
著者曰く、好人物? お坊ちゃまの感じもするが………
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島津義久
「山内昌之 嫉妬の世界史」がある!
これに義久、義弘の話があった! 家康と正信の会話が面白い!
家中を治むる心得。
「家中の者に恐れられようと思うてはかえって害ができるものじゃ。
上よりは礼儀正しくし、下はその恩恵に添さに感じて悪いことをするを恥じるようにありた」
義久は英雄の資質がある人である!!
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立花宗茂
東西両雄の対面。
秀吉に東国に本多平八郎忠勝、 西国に立花宗成ありと称える!
親父は、筑前岩屋城の高橋紹運である。
ここには行っている。 石碑があるだけのところにと、奥さんに嫌味を言われたが………
関ケ原で敗れて、改易されるが復活する。
生き方が良いのだろう………
関ケ原でも戦意は充分あったようだ……… やはり三成か??
この章、誾千代の話は割愛しているのか?
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2017年12月 7日 (木)

本・織田武神伝・(①天下繚乱篇1995/2~⑩一期一会篇2002/12)・桐野 作人

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天正十年(1582)6月2日、本能寺は火に包まれた。明智光秀の大軍に囲まれて、稀代の天下人織田信長は落命した。このとき、妙覚寺に宿泊していた嫡子信忠はどうしようとしていたのか。
ドラマはそこから静かに幕を開ける。個性が伝わらない信忠だが、武田攻めですでに武将の片鱗を顕していた。信長の後継者にふさわしい颯爽たる貴公子だった。
だが、信忠が生き延びたとしても、光秀をどうしたら討てるのか。「中国大返し」をした秀吉、「伊賀越え」をした家康はどう出るか。
北陸の勝家は、上州の一益は、甲州の河尻は、また信忠に絡みつく正体不明の忍群たちは敵か味方か。物語は信忠の成長を軸に、群雄たちの新たな天下布武へと突き進む。

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全10巻で、発行が1995年から2002年までである!!
本能寺の変で信長と信忠が死ぬ!
がもし信忠が生き延びたらと言う設定である!
実際に生き残れた可能性はあったようだが………

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本能寺の変事態に黒幕がいる!
連歌師が仲介する? 禁裏??  朝廷??
歴史のIFがある!
信長の後継者、信忠が落ち延びる?
この信忠を中心に、異戦国史が展開される?
織田信忠には、蒲生賦秀が付く!
織田信孝に丹羽長秀は、中国大返しの秀吉に付く!!
家康は、やはり甲斐・信濃を狙う!
上杉は救われる??  柴田勝家に精彩がない???
関東では瀧川一益が北条に、歴史通りに大敗する?
光秀は信忠に負ける!!  必秀配下の組下の武将たちは??
筒井順慶、細川藤孝、高山右近、中川清秀らは??
争いの中心地いるので去就に迷う??
九州、四国に北國、関東、東北の動きはどうなるのか?
そう言う中で物語が展開する!! 合従連衡である!!
強すぎる織田ではない?? 弱体化している?
秀吉は自立し、家康も自立する! 光秀の軍団は壊滅している!
滝川一益は敗残の将である!!
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島左近が信忠に付く! 蒲生賦秀、氏郷と言った方が分かり易いが………
蒲生賦秀は左近と気が会う? 
水軍が重要になる!  大物、村上水軍VS九鬼水軍!!
噂の鉄鋼船が登場する? 淡路も争奪戦があり、仙石が戦死する。
堺の争奪戦が始まり、近畿一円が戦場になる!
秀吉VS信忠である。 ここで問題は前田利家である。
信忠のところにいるが、将来は? 島左近もである!!
柴田勝家の存在感が薄い??
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敵の敵は味方??
越後上杉景勝、小田原北条、東北政宗、四国長曾我部、九州島津らがどう動くのか?
秀吉と家康が結ぶ? が、地理的には離れている!!
機内は信忠が抑えている?
紀州には雑賀に根来の傭兵集団がいる!
大阪城築城に堺を抑えている秀吉であるが、戦況は今一である!
四国は長曾我部と毛利が、伊予をめぐって争い、毛利が撤退する。
この辺りは漫画チックである??  機内も信忠が押している。 
細川藤孝が優遇されて、忠興が国持大名になる!
これにより丹波の堀秀政の状況が悪くなる?
元将軍義昭が帰京するが、神輿に過ぎず、信忠、秀吉、堺商人に禁裏に翻弄される??
12
奥州では政宗が地下をつける!!
北条は伊達と家康との同盟に走る。 佐竹は共通の敵である?
九州が不安定である。 大友宗麟が信忠に助けを求める。
これにより島津が大友攻め、九州制覇に向かう??
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秀吉が追い詰められる?
知っている秀吉の家臣も死んでいく!
結局播磨・備前の2か国になる。
福島正則らも死ぬ! 弟秀長、蜂須賀小六、中村一氏、堀尾茂助、山内一豊らも死ぬ!!
切腹を条件に城兵を許すことになる。 介錯は大谷紀之介である。 その後切腹!
宇喜多秀家も秀吉に殺される!
結局小西行長、石田三成、加藤清正、黒田官兵衛らが生き残る!!
12
九州は史実通りに進む。
高橋紹運の筑前岩屋城の玉砕!
長曾我部信親の討ち死にもある!
毛利は秀吉から完全に離れる。
毛利の救援もある!!
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東北では、徳川、北条、伊達の同盟があるのか?
大蔵藤十郎が正信と合わずに伊達に仕える!!
於松、信玄の娘はキリシタンになり、高山右近に求婚される??
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信忠は中原の25ヶ国を収める? 信長に匹敵するが、武将はどうかなと?
上杉、毛利、長曾我部も味方である! いつまで続くかどうか分からないが………
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徳川、北条、伊達の三国同盟は政宗が走る!
北条、伊達の攻撃を受けて佐竹は青息吐息になる………
北条も独自の支配であり、中央集権ではない??
伊達は信忠に、関東切り取り放題の許可を貰う??
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三河では柴田勝家が動く。 あまり重要な役回りではないが、やはりかかれ柴田である!
しかし信忠の怒りに触れて、蟄居を命じられる!
三河では史実通りに家康に対して中入れが行われる!
池田勝入に堀秀政と、森長可がいないが………
池田親子は討ち取られている!
九州は信忠の勢力範囲になっている。
一応この時点での領土である。
長曾我部          四国
毛利・小早川・吉川   
中国
宇喜多          
備前
島津・大友………   
九州
播磨    蒲生 播磨中将である! 100万石と言う!
越後    上杉
東海    徳川
関東    北条、佐竹
東北    伊達、最上
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豊臣関係の武将たちは???
島左近、小西行長、石田三成、黒田如水、池田勝入、堀秀政らは信忠に仕える!!
加藤清正は、蒲生賦秀に仕えている!
島左近、石田三成、直江兼続が戦場で共に戦う!!

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男の欲がある!
この時期キリスト教の布教が進んでいる?
高山右近、蒲生賦秀、小西行長らが洗礼を受け、お遊びの連判状を作る。
これが後で信忠の疑惑を頂かせる!!
黒田如水がチクる?? 他人を陥れようとした?
蒲生賦秀も蟄居になるが、高山右近の方が厳しい処分を受けている!
伊達にいる大蔵藤十郎を怪しげである!
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信忠の息子が元服する。 信道と名乗る!
秀信ではないのがおかしい??

天皇の譲位がある。 信忠は右大臣から摂政へと進み、公武両界を支配する!!
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蒲生賦秀が上州へ行く!  協力者は真田である?
北条と戦い、北条を撤退に追い込む!  伊達も撤退に追い込む!
黒田如水が、密告の件で心を入れ替えている?
忠実に蒲生賦秀に仕えている!  侍大将は加藤清正!!
蒲生賦秀は大成功を収める!!
東海では家康も和議に追い込まれる!
天下は織田信忠の物になる!!!
秀吉の養子も織田家に帰って来ている。 信玄に人質だった御坊丸も帰って来ている。
北畠信雄も信忠に忠実である! そこそこ一族も揃っている!
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北条と陸奥が残り天下の形成はほぼ固まる!!
家康は1,5ヶ国に押し込められるが、家は存続する!
於松は信忠と初めて会い、そして分かれる………
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本はそこまでである! それ以降ははどうなるか?
関東は蒲生賦秀が治める!! つまり北条は滅亡する!
伊達に最上は生き残る!
巨大な戦力は、いずれ滅ぼされる??
関ケ原の合戦は、信忠VS蒲生賦秀か?? 
蒲生賦秀には、黒田如水、加藤清正、島左近、石田三成、それに直江兼続が付く!!
これは面白いが………
やはりキリシタンはやはり弾圧される?
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少し気になることがあった!
お市の方は世から捨てられた存在なのか?
細川ガラシャが少しだけ登場する? キリシタンならもっと出て来ても構わないのでは??
そう言えば、大好きな藤堂高虎は全く出て来ない!!
全10巻の長い異戦国史が終わりました!
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2017年4月 6日 (木)

本・全宗・火坂 雅志

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秀吉には天下統一、世継問題に重要な鍵を握っていた知られざる名参謀がいた。甲賀出身で比叡山に学び、医術の師・曲直瀬道三を踏み台に豊臣政権の中枢に食い込み、秀吉の筆頭侍医となった施薬院全宗―竹中半兵衛、黒田如水、石田三成等の名だたる側近の中でも異彩をはなった男の野心と生涯、群雄割拠の乱世を見事に描ききった傑作長編。
著者は陰謀が済みなのか?
黒幕を出すのが大好きみたいだ!
全宗の出身を甲賀としている。
のちの丹波の系図を買い、丹波氏の末裔とする!
ので、ある程度の忍びの技術は会得している。
その前から薬草の知識は、忍びゆえ豊富である。
薬樹院の住職となり、将来が開ける!
が、信長の比叡山焼き打ちに会う。
そしてかろうじて助かる。
竹中半兵衛の仲立ちで秀吉に会う。
そして医をもって秀吉に仕える。
曲直瀬道三に弟子入りして、新しい医術を会得する。
後に対立する!
新しい医術、と言っても中国からの医術である。
病を内から直す!
正解な考えである。
が薬なんて一つ間違うと毒になる!
秀吉に甲斐を探るように頼まれる。
そこで信玄の身体を実際に見て診断する。
あと半年の命と見立てる。
これを秀吉に報告する。
安国寺恵瓊が全宗に会いに来る。
著者は恵瓊が好きなのか?
長編もある。
秀吉と毛利が組み、信長を倒す!
やめて欲しいがな・・・・・・・
この辺りから興ざめしてきた!
伝奇小説みたいになって来た!
官兵衛が登場する。
しかし全宗とは相いれない。半兵衛とは違う!
どちらも脂ぎっている!欲がある。
官兵衛も薬に詳しい。
全宗も薬屋である。
薬を飲んだだけで何がはいっているか分かる。
全宗は政治顧問の役割になる。
家康、政宗等との交渉を行う。
重要視される1

豊臣政権を存続させたい三成!
秘薬をもって子造りをする。
成功する!
が早死にする!
再度挑戦する!
そして成功するが、これは秀吉の種ではない。
三成の陰謀である!
何でも三成なのか?

興ざめしてしまった!
歴史小説であって、歴史小説ではない!
全宗は麻薬を使う。
使うのは末期の患者だ!
全宗はそれで構わないと思っている!
それも考え方の一つだろう・・・・・・

2017年3月25日 (土)

本・佐々成政―己れの信念に生きた勇将・郡 順

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なんとしても家康に逢い、秀吉討伐に立たねばならぬ。それには敵陣の中、越中から真冬の北アルプスを越えて行かねばならない。信長への忠義の念から、秀吉の天下奪取に抵抗し続けた佐々成政。武人としての誠実さに殉じた男の生涯を描く書き下ろし歴史小説。
あまり印象は良くない武将である。
秀吉を嫌い結局切腹させられた。
軍師官兵衛でも、肥後の一揆の時に登場する。
秀吉を「猿」と呼ぶ!  嫌いだったんだろう・・・・・・
織田家武闘派の巣窟、柴田勝家北国軍団に属する。 武闘派である!
主人公は悪く描かれない。
佐々成政は秀吉に服従しなかった。 織田信長の家臣で、有能だったようだ。
母衣武者を努める。
この時、秀吉も引き立てられたと言う。
そうして秀吉も軍団長になる。
成政は柴田軍団の一員である。  差が出来ている。
本能寺の変がある。  この時の対応に悔いが残る。
成政は即時仇討を主張する。 が上杉、一向一揆と対立している。
秀吉は、騙したとはいえ毛利と和議を結んでいる。  中国大返しである。
成政も即光秀を討つことを主張したが、勝家は状況を見る。
自信がある。光秀を討つのは自分以外にいないと!  自信過剰である!
備中高松城が落ちた日に、越中魚津城も落ちた。
備中高松城は城主が切腹している。 越中魚津城は皆殺しになっている。
上杉と和議は結びにくかったと思う!  前田利家、佐久間盛政も勝家に従う。
清州会議、賤ヶ岳の合戦になる。
成政は上杉の押さえで動けない。
そうして加賀の利家と対立する。
賤ヶ岳の合戦後、越中一国を安堵される。
小牧長久手の合戦が始まる。
越中にまで情報は届き難い!
とぼしい情報で判断する。
成政は織田信雄、家康連合軍に参加したい。
直接の敵は利家である。
織田信雄が和議を結ぶ。
成政は浜松の家康のところまで戦うように説得に行く。
有名な「さらさら越え」である。
厳冬の中をアルプスを越えたと言う。
ルートはいろいろな説があるようだが・・・・・・
四国長曽我部、九州島津と並び、越中佐々も討伐の対象になる。
成政は降伏すると言うが、秀吉は兵を率いて越中に来る。
降服し、許される。越中一国は取り上げられるが・・・・・・
明智光秀は亀山で今も慕われている。
佐々成政も越中では慕われたようだ。
今も毎年7月の最終日曜日に成政祭があるようだ!
成政は側室が7人から9人いたようだ。
『羨ましいが・・・・・・』
秀吉の悪意がある。
肥後一国50万石を与えられる。  肥後は52人の土豪がいる。
言う事を聞かない。  それを見越して、成政を持って行った。
後々面倒を起さない為にも、土豪は滅ぼした方が良い!
その口実を作る為に、成政を送り込んだのか?
本では出て来ないが、小早川隆景・官兵衛が救援に行く。
尼崎で切腹を命じられる!
男の意地を貫き通した人生なのか???

2017年3月23日 (木)

本・「もしも…」の日本戦国史・高野 澄

もしもポルトガル人が種子島でなく別の島に漂着していたら、本能寺の変は起こらなかった? 些細な「if」から浮かび上がる、意外、納得の日本「裏」戦国史。「もしも」という道具を使って歴史に参加する楽しさを満喫しよう。




戦国時代のイフである。
結果はどうなのか?
著者言うように想像するだけで楽しい。
今の「軍師・官兵衛」の世界のイフもある。
荒木村重が反乱を起こしていなかったら・・・・・・・・
この本には官兵衛は出て来ない。
著者の好みの武将ではないのか?
結果は高山右近が出てくる。
が本能寺の変のイフと言い、スペイン、ポルトガル、オランダ、イングランドと日本に干渉してくる。
そうなればオランダ語でなく、何語に徳川時代はなっていたのか?
カトリックは有り得ない??
鉄砲が種子島に来なかったら・・・・・
これもよくあるイフである。
たまたま種子島は砂鉄がとれ、鉄の扱いが出来たので鉄砲が造れた。
別の島では、本能寺の変は無かったか?????
しかし戦国時代のイフは、本能寺と関ヶ原に尽きるのではないかと思う。
その他のイフは些末なことになるとしか思えない。
本能寺の変。   無ければポルトガルと戦争か?
暇つぶしには面白いと思うが・・・・・・・

2017年3月20日 (月)

本・大いなる謎 関ヶ原合戦 家康暗殺計画から小早川裏切りの真相まで(2005/11)・近衛 龍春

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1600年9月15日、日本国内における史上最大の戦闘、関ヶ原合戦が行われた。文字通り天下分け目の決戦となったこの戦いだが、謎に包まれている部分も少なくない。戦いから400年を経た今、新史料をもとに新進気鋭の歴史作家が数々の謎を大胆に解き明かす。
関ヶ原の合戦の、色々な疑問に答える。
三成を襲おうとした七将!
加藤清正、福島正則、細川忠興、黒田長政、浅野幸長までは正解みたい。
池田輝政(この本では照政)、加藤嘉明だと思っていた。
文献により違うようだ。
藤堂高虎、蜂須賀家政、脇坂安治が入る。
しかし藤堂高虎が入るのか?
とても加藤清正、福島正則と同調するとは思えないが・・・・・・
まして脇坂安治が・・・・・・
あまり深く考えないでおこう。
秀吉亡き後から関ヶ原の後まで記述されている。
色々な武将の思惑がある。
関ヶ原と言えば司馬遼太郎の影響が大きい。
七将に襲撃された三成は家康の元に転がり込む。
と言うのは三成の策略と言われていた。
三成と家康、左近と正信の知恵比べみたいに言われていた。
どうもそうでは無さそう。
そう言う疑問点と回答がある。
納得しがたい事もあるが、別に根拠があるわけではない。
単に自分の希望に沿わないだけである・・・・・・
東軍は、道路上の問題もあり、東海道と中山道に兵を分けた。
秀忠と家康はどちらが本軍か?
この本は秀忠が本軍と言う。  どちらとも言えないようだが・・・・・
ただ秀忠軍を温存する余裕は家康には無かったと思う。
もし関ヶ原で家康が負けていたら、とても秀忠で西軍には勝てないと思う。
進軍を遅らしたのではない。遅れたのである!
遅れていなければ関ヶ原は圧倒的有利になっている。
小早川秀秋の裏切りに、松野主馬の話が無かった。
書いて欲しかったが・・・・・・『寂しい!』
西と東に分かれた武将たちの戦略。 各地の戦い。 よく分かる。
常陸水戸、佐竹義宣!  問題の人である。家康嫌いと言う。
上杉とどこまで連携で来ていたのか?  「追撃の佐竹」とは初めて知った。
2年も経ってから秋田に減封!
2年経っているから我慢できたのか?
亀井茲矩の鳥取城攻め。
どうも他人に責任をなすりつけたようだ。
如水の話も当然出て来る。 息子長政に52万石!
天下を取ったかも知れないと言う評価があり、幸せな生涯だったと思うが・・・・・
合戦図がある。武将の配置を見ている。
プロシア参謀、メッケル少佐が西軍の勝と言った。
毛利と小早川の大軍が家康に兵を進めればどうなったか?
関ヶ原の合戦時の毛利の大将、毛利秀元口惜しさ!
実際に戦場を見ている。
だから余計に吉川広家を許さなかったのは分かる。
毛利はかろうじて長門・周防の2か国、36万石になった。
家康が老獪だったんだろう!
司馬遼太郎が関ヶ原で記述していたが、三成から見れば毛利は絶対に潰される。
でなければ家康が勝った時に、恩賞として与える土地が無い!
流石計数には明るい!
あとがきに面白い記述があった。
三成と秀吉の出会い。
休憩にお茶を求めた。
三成は、最初はぬるく茶碗いっぱいに。
二杯目は最初より熱く茶碗半分。
三杯目は熱いお茶を少々。
この気遣いに感心したと言う。
が単に秀吉が来てから竈に火をかけたので、熱いお茶を出せずに、ぬるいお茶から出しただけ?????

2016年11月14日 (月)

本・勝つ武将負ける武将(2015/1)・土門周平

河越夜戦から関ヶ原合戦まで、9つの「古戦史」を、軍事史家が分析した「勝敗の分岐点」。確実な勝算はどのようにして生まれ、どのように実行されたかを読み解き、現代の経営戦略にも役立つ好著!

9つの戦史がある。
① 勝つ武将と負ける武将の判断
② 河越夜戦
③ 桶狭間の合戦
④ 川中島の合戦
⑤ 姉川の合戦
⑥ 三方原の合戦
⑦ 長篠の合戦
⑧ 山崎の合戦
⑨ 賤ヶ岳の合戦
⑩ 関ヶ原の合戦

以上である。

作家の眼から見た表現を載せている。
松本清張、新田次郎、司馬遼太郎、吉川英治の小説から場面を取り出している。
やはり作家の表現力を認めているのか?
なかなか面白い。
合戦も今までの常識から変わっている。
研究が進んでいる。
現在の考えで戦国時代の事を考えてはいけない。

川中島の合戦。
実際の啄木鳥の戦法では無理がありそう。
機動距離等問題は多い。
濃霧による不期遭遇戦と言う。
ロマンが無くなるが、そんな物なんだろう。
のちの記述される戦史は、どうしても勝った方のフィルターがかかる。

河越夜戦も10倍の敵と言う。
北条氏康の能力はみんな認めている。
が読んでいて思うが、勝つように策を巡らせている。

長篠の合戦
勝頼と信長の差と言う。戦力にも差がある。
敵の分析力が違っている。
勝頼も負けるつもりで戦っていない。
勝てると思うから戦った。
信玄以来の家臣、馬場美濃守らが反対したと言う。
がどうなんだろうか?

山崎の合戦
秀吉の中国大返し。
秀吉が変が起こるのを待っていた???
光秀の謀叛?動機は???
光秀の展望は?
菊池寛、反逆五分、天下への大志五分。
松本清張、明確な理由が無い。いわば私闘である。
暗いイメージの光秀と、天下取りへの野望に目覚めた秀吉炉の差であるのか?

関ヶ原の合戦の黒田長政。
小早川秀秋の裏切りを担当したが、なかなか裏切らない。
家康が焦る。長政にどうなっているかの使者を出す。
長政言う、裏切るかどうかは知った事か!裏切らなければ攻め上がるのみである!
戦いの最中にこんな事を聞く家康も焦っていたのだろうと思う!

最近思うがこう言う戦いの歴史は研究が進んでいる。
今までの常識が当てはまらない事も多いようだ。
ロマンがなくなるが………

2016年11月11日 (金)

本・家康の狸(城塞 司馬遼太郎) 賊軍の戦国史に思う!

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驕れるものは久しからずや!!
幕末は薩長が天下を取った??? そう言う歴史である。
司馬遼太郎 城塞(中)を読んでいる。

二郎の現状を報告すると、今ヨーロッパで、スペインに居ます!
紀行の方も是非に見て欲しいです。

戦国時代に天下が徳川になっている。
不安材料は豊臣家である。
この前後の話である。

争って徳川に忠誠を誓っている大名達!!
司馬遼太郎が見事に描いている!!
そして徳川の家臣の驕り??

この時期に伊達政宗が相模の中原で鷹狩をしたようだ!
それを見かけれ飛出した旗本がいる。
「誰の許しを得てこの野に足を踏み入れた。ここは駿府の大御所さまの御狩場であることを知って足を踏み入れたのか」
家康の遠祖からの譜代郎党である。
三河武士の気質は犬に似ている。
主人のみが神聖で、他は敵である。
たかがと言うと問題になるが、狩場の番人である。
この旗本が喚き散らしたため、政宗はひらあやまりに謝ったという!!
それ程この時期の徳川は驕っていたという!!

司馬遼太郎は、主題に対して徹底的になる。
この時期の家康のいやらしさを抉り出している!
狸親父の真骨頂である!!

半藤一利、保坂康正の賊軍の昭和史がある。
幕末の薩長の馬鹿さ加減を言っている。
河井継之助、小栗上野介を殺している。
能力があるので恐れられていた???

『賊軍の戦国史』なのか????
因果応報なのか??
はたまた歴史は繰り返すのか??

徳川家康、セルバンテス、シェースクピアの共通点がある。
死んだ歳が同じである。
セルバンテス、シェースクピアは同じ日に、3人とも同じ月に亡くなっている。
家康は武将である。
大阪城攻めは、脚本・演出・自演が家康である。
見事に家康自身を後世に残した………
文学でセルバンテス、シェースクピアは後世に名を残したが、家康は自らを残した!!

ドンキホーテの像をマドリッドで観ている。
その後に書いている!!
世の中何処かで繋がっている!!

2016年10月14日 (金)

本・石田三成(廣済堂出版・1972/9)・『石田三成』・尾崎士郎

死の床にある秀吉をめぐって、北政所と淀殿、石田三成と古参の武将たちが激しく対立。慎重に時を待つ家康の巨大な影が、無言の圧力となって人々を脅かす。知性の人・石田三成の悲劇を描いた長編歴史小説。

実家の本の整理をしていると面白い。
昔古本屋で見つけた本である。学生時代に出版されている。
尾崎士郎は「篝火」が有名である。 本人が傑作と言っている。
司馬遼太郎が記者時代に、尾崎士郎にインタビューして 「ここに一升瓶があれば…」
と言われた話は面白い。あわてて酒を手配したようだ。
酒飲みである! なんせ人生劇場の作者である。
最近著者の本を読んでいる。
「石田三成」は文庫本で、「石田三成」のみ発行されている。
「篝火」では、「篝火」と「雲悠々」が文庫本では収められている。

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これは文庫本の表紙である。

順番は下記のようになる。
「石田三成」    太閤死去から利家の死まで。
「篝火」       関ヶ原の西軍諸将。
「関ヶ原夜明け」  島左近と本多忠勝。
「雲悠々」      関ヶ原合戦後。
以上のように続いていると感じた。 まだ他にもあるのだろうが………
「雲と残月」「山河歳月」  立花宗茂の復帰の物語。
「春や昔大阪城」        幸村の大阪城入場。

この「廣済堂出版・1972/9 石田三成」は5つの中短編小説から成っている。
① 石田三成
② 関ヶ原夜明け
③ 雲と残月
④ 山河歳月
⑤ 春や昔大阪城
この内①②が関ヶ原の合戦前後の三成の話である。もっとも三成と言うより周りの武将を通じて三成を描いている。
③ ④が関ヶ原以降の筑後柳川の立花宗茂の流浪の物語である。
④ 真田幸村の物語である

「石田三成」
狂言回しの武将が多い。
前田慶次郎が登場する。
この作品は著者の好みなのか、すぐに酒になる。
結城秀康、直江山城守、大谷吉継、後藤又兵衛らの親三成派の武将がいる。
後藤又兵衛とは面白い。 この三成に対する態度でも長政と仲が悪いのがわかる。
前田慶次郎も、この時期に京・大阪はどうなのか??
高野山にいる! 
高野山も比叡山に引き続き焼かれようとしていたが、本能寺の変で救われる?
秀吉の圧力がかかる。 これを前田慶次郎が上人に化けて交渉に行く。
そこで色々ある?
兼続が、三宝寺守重が手打ちにした百姓を閻魔大王に手紙を書き、持たせて処刑した話が出て来る。 
その三宝寺も登場する。

朝鮮撤退時に博多での酒宴がある。
清正、長政らの強硬派。 狸の如水!
清正を止める、島津義弘に立花宗茂。
三成より周りの諸将を記述して、三成を際立たせているのか??
「山本周五郎 さぶ」みたいな感じがする。
後藤又兵衛に、如水が顔を出すなと言いに行かせる。
下は大騒ぎである!
又兵衛と三成は接点があったのか??

秀吉の亡くなる前後の状況である。
前田利家も最後の時を迎えている。
親前田派の武将もいる。 但し親徳川と重なっている。
家康警護に集まる武将。 細川忠興は二股をかけている?
上杉、小西、毛利、佐竹、宇喜多は外れている。
大谷形部が来る。 本多正純が喜ぶ。  
吉継は如水と挨拶する。
如水は、朝鮮半島で碁をうっていて、使者の形部を無視している。
多士多勢である。
ただこの会合が家康警護と思い来るが、三成討伐に変ってきて吉継は引き上げる!
珍しく藤堂高虎が出て来た?

太閤亡き後の、家康の婚儀の話がある。
結城秀康は家康の息子である。
心情はどちらにあるのか?? 三成派である??
結城秀康が言う。
「今の世、叩けばホコリの出ない奴はいない! ことさら家康の非を鳴らしても………」

関ヶ原の合戦時、兼続・秀康出来合い説があったようだ!
司馬遼太郎にあったが、三成を追い詰めた浅野幸長が言ったと言う話がある。
「三成が居なくなってから、世の不正を不正とも思わなくなった!」

やはり貴重な人だったんだろう………
利家の死で終わる!
著者の本は、独特の解釈、美学があり大変面白い!
今になって読み返している!!

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