黒田官兵衛 本

2020年3月 2日 (月)

本・信長の合戦 『八つの戦いで読む知謀と戦略』 第8章 『本能寺の変』(2001/3)・戸部 新十郎

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戦国の覇者として、今なお絶大な人気を誇る英雄・織田信長。
激しい気性と勇猛果敢な行動力で知られているが、その強さの本質は、
合戦に対する慎重さと悠長さにあった。
事前に徹底した情報収集を行ない、勝つ自信を得るまで続けられる知略の数々…
桶狭間の合戦から本能寺の変に至る八つの戦いを描きながら、
信長の戦略・戦術の卓越性を鋭く読み解いた歴史読み物の傑作。
この章だけ一度アップしているが、再度アップする!!
第8章 本能寺の変 VS明智光秀

この章は長い!!!
この時期、信長も光秀も病気なのか??
光秀はどうしたかったのか???
信長を殺したかった??
明智政権を造りたかった???

信長は武田を降す………
神になろうとしている???
とも言われている???

光秀をいじめた???
足蹴にした?? 家康接待の、能について出来が良くないと??
接待の食事に不備があって責められたと??

「本能寺の変」時の信長軍の編成!
一 北国道方面軍  柴田勝家  越中魚頭城攻撃
二 山陽道方面軍  羽柴秀吉  備中高松城を攻囲中
三 東山道方面軍  滝川一益  上州厩橋に在陣
四 南海道方面軍  織田信孝  四国攻めの準備中
五 東海道方面軍  徳川家康
六 山陽道方面軍  明智光秀

明智光秀の人物像!!
「仏の嘘を方便と言い、武士の嘘を武略と言う、百姓は可愛きことなり」

『フロイス日本史』中の光秀の評価がある!
「その才知、深慮、狡猾さにより信長の寵愛を受けた」
「裏切りや密会を好む」
「己を偽装するのに抜け目がなく、戦争においては謀略を得意とし、
 忍耐力に富み、計略と策謀の達人であった。
 友人たちには、人を欺くために72の方法を体得し、学習したと吹聴していた」
「築城のことに造詣が深く、優れた建築手腕の持ち主」
「主君とその恩恵を利することをわきまえていた」
「自らが受けている寵愛を保持し増大するための不思議な器用さを身に備えていた」
「誰にも増して、絶えず信長に贈与することを怠らず、その親愛を得るためには、
 彼を喜ばせることは万事につけて調べているほどであり、
 彼の嗜好や希望に関してはいささかもこれに逆らうことがないよう心がけ」
「光秀の働きぶりに同情する信長の前や、一部の者が信長への奉仕に不熱心であるのを目撃して、
 自らがそうではないと装う必要がある場合などは、
 涙を流し、それは本心からの涙に見えるほどであった」
「刑を科するに残酷」
「独裁的でもあった」
「えり抜かれた戦いに熟練の士を使いこなしていた」
「殿内にあって彼はよそ者であり、外来の身であったので、
 ほとんど全ての者から快く思われていなかった」

佐久間信盛、林道勝父子らは追放された?
光秀も相当な人物であった!!
織田信長に重用されている??
追放されなかったのは未だ使い勝手があったから………
将来に不安があった………


本能寺の変の原因がある!
〇 怨恨説
  主君の信長は短気かつ苛烈な性格であったため、光秀は常々非情な仕打ちを受けていた
〇 野望説
  光秀自身が天下統一を狙っていた
〇 恐怖心説
  佐久間信盛、林秀貞達が追放され、自分も追放されるのではないか
〇 理想相違説
  信長を伝統的な権威や秩序を否定し用としていたので、
  光秀は衰えた室町幕府を再興しようとした

〇 将軍指令説 / 室町幕府再興説
  恩義も関係も深い義昭からの誘いを断りきれなかった………
〇 朝廷説
  「信長には内裏に取って代わる意思がある」と考えた朝廷から命ぜられ、
  光秀が謀反を考えたのではないか!
〇 四国説
  信長の四国政策の転換について指摘している。斎藤利三の名前がある!
〇 イエズス会説
  信長の天下統一の事業を後押しした黒幕を、南欧勢力(スペインとポルトガル)とする!
  信長が、スペイン、ポルトガルの植民地拡張政策の意向から逸脱しようとしたために、
  本能寺の変が演出された??
これらの複合説がある!!
では誰が得をしたのか?? 秀吉と言う!!
秀吉は実行犯??
中国大返しは知っていたから出来たと????
そもそも陰謀説は連絡がいる!
仮に義昭と連絡を取ったとしてもこの往復に何日かかるのか???
誰が密書を運ぶのか?? 秘密は知っている人間が多い方が漏れる???
最近上杉に宛てた書状があると言われるが、どうやって運んだのか?

変後の光秀の様子もおかしい!!
打つ手が冴えない??? 突発的な犯行としか思えない???
光秀の配下の武将たち???
細川藤孝、忠興
池田恒興
中川清秀
高山右近
筒井順慶  洞ヶ峠で見ていたのは順慶ではなく明智の方!!
全部光秀に付かなかった??

その時の信長配下の武将は???
蒲生氏郷に前田利長は一緒にいる!!
機内いる息子二人は何も出来ない!
織田信雄に信孝である!
この無能が跡目相続出来ない!!

各地の状況!
一 北国道方面軍  柴田勝家  上杉と対峙! 直ぐに動けない!
二 山陽道方面軍  羽柴秀吉  備中高松城を攻囲中で動けない??
三 東山道方面軍  滝川一益  上州で北條に敗れて逃げかえる!
四 南海道方面軍  織田信孝  四国攻めの準備中だったが、兵は逃げる!
五 東海道方面軍  徳川家康  伊賀越で逃げる!
機内でまとまった兵を持っていたのは、明智光秀!!!

光秀は柴田勝家を主敵と思った!!
織田家武闘派の巣窟、北国軍団!!
光秀の両手!! 明智秀満に斎藤利三!!
この時、明智秀満は安土にいる!!
柴田勝家に備えている??
柴田勝家も問題がある!
一向衆に上杉、佐久間盛政に佐々成政も動けない!!

秀吉には官兵衛に小六がいる!
言い方は違うが、このチャンスを逃すなと!!
勝家と利家の会話がある!! これは信じがたい!!
勝家が直ぐに仇討に向かおうとしたが、利家が反対した!
逆に利家が仇討を進言したが、勝家が断った???

秀吉は即座に和睦して、中国大返しを敢行する!!
備中高松から姫路まで67キロを2日!! 6月6日と7日!
姫路から尼崎まで80キロを2日!! 6月9日と10日!
1日平均36キロ走破している!!
実際にはどうなのか???
川中島の合戦は、キツツキ戦法は検証して無理だったと言われている??
大垣城から賤ケ岳の戦場への大返しは出来たようだが………
中国大返しは速度が速く、勢いを生む!!
勢いは味方を呼ぶ!!!
戦場近くの武将、池田恒興、中川清秀、高山右近、筒井順慶らが秀吉に付く!!

山崎の合戦で光秀は負けて小栗栖で討たれる!!!
光秀は何をしたかったのか??
天下を取りたかったのか???
信長を殺したかったのか???
これだと言う理由は分からない!!
著者のファンである!! この本も好きな本である!
本能寺については沢山の本がある!!
これが真実だ!!! と言う本ほど内容がない???
と思った方が確かである!!!
「本能寺の変 431年目の真実」なんか時間の無駄だったと思う!!


信長の合戦 『八つの戦いで読む知謀と戦略』 第8章 『本能寺の変』・戸部新十郎

 

 

 

 

2020年1月19日 (日)

本・敗者の条件(1995/5)・会田 雄次

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英軍の捕虜としてアーロン収容所で強制労働に服した西洋史家が、専門のルネサンス史の視点から、
ヨーロッパ流の熾烈な競争原理が支配した戦国時代の武将たちのタイプやその行動を分析、考察する。

著者は戦争経験があり捕虜になっている! 「アーロン収容所」著作がある!
戦争時代、捕虜になっている! その経験からリーダーについて語っていた!
それを例として挙げられていたのを覚えている!!
状況による変化!! 軍事作戦中、捕虜時代を通じて兵が認めるリーダーとは!!
この本は若い時に読んでいる! いつもの如く本の整理をしていたら出てきた!
この本は蒲生氏郷の章がある! それでひきつけられている!!
内容は下記の通りである!!


まえがき
序 章 戦国時代とルネサンス
第一章 闘争の宿命を負う者
宿敵としての親子兄弟(斎藤道三・義竜他)
覇者の子(織田信雄・信孝)

第二章 闘争世界の敗者

一匹狼に徹しなかった者(イル‐モロ、斎藤道三)
最後の賭けをためらう者(サヴォナーラ)
覇者の出自にこだわる者(佐々成政・滝川一益)
欠点のない者(蒲生氏郷)
慈悲心のある者(高山右近)
武勲をたてすぎた者(ヴァレンシュタイン)
自己の世界に徹する者(千利休)
性に執着する者(ルクレツィアとその夫たち)
後発地域にいた者(武田信玄・勝頼)
先進地域にいた者(松永久秀)
ある勝者(黒田孝高)
あとがき
年表
地図(巻頭)


まえがき
「競争」は福沢諭吉の翻訳である!!
「競争」はヨーロッパとともに古く、日本には縁遠いと言う!!!

序 章 戦国時代とルネサンス
この序章は長い!!
ヨーロッパの城や市庁舎には、決まったように牢屋がある!!
確かに拷問の部屋もある!!
優越感を味わうためか?? 逃されないようにしている??

著者は英軍の捕虜になっている!!
日本に恨みのあるような英国軍人がいた!!
復讐したかったようだ! 精神を破壊してから復讐する!!
日本軍の死刑囚がいるが、恩赦や減刑の情報がある!!
そんな事実はない!! つまりワザとそう言う情報を流して期待を持たせて、絶望させ死刑にする!
メチャメチャ陰険である!!!

ルネサンスのイタリアである!
捕虜となった騎士が牢屋にいる!  親切な牢番がいる!
これを手にかけて脱走する!!  良心は無いのか??

騎士が少数の部下と叔父の元へ凱旋する??
嘘である!  豪華に向かえてもらって、返礼のためにまた宴会を開く!
そこで危機を煽り秘密会議を提案し有力者を集める!
そして皆殺しにして乗っ取る???

日本とヨーロッパは似ているのか??
戦国時代とルネサンスは、新しい創造力のための混乱の時代だと!

第一章 闘争の宿命を負う者
宿敵としての親子兄弟(斎藤道三・義竜他)
斎藤道三・義竜親子である!! 何故道三は息子を憎んだのか??
当時は長子相続が原則ではない??
お家騒動は当たり前である??  信長も弟を殺している!!
武田信玄は父を追放し、息子を自害に追い込んでいる!!
義信の妻は今川から来ている? 今川は義元が死に衰退している!!

良くも悪くも、そう言う時代である??
この時代、女性が被害者であったわけではない!!
日本は妻の夫の刺殺が少ないと言う??

覇者の子(織田信雄・信孝)
信長が死んだ時、信雄24歳、信孝20歳と言う!
しかし母親の出自により後から生まれた信雄が次男になった!
信雄は永禄元年(1558年)、信孝は永禄元年(1558年)の生年で同じ歳だと思うが………
家康の息子も同様だが、二代目は勘違いする!!
自分の力で成り立っていると!
この二人は勝家と家康に担がれた??
勝利すれば無用の存在という事が分からない!!
「鷹が鳶を産んでいる」
信孝は自害させられる!!!
信雄は5万石とごますりで72歳の町名を誇った???
心の底からの臆病者だと!!!


第二章 闘争世界の敗者
一匹狼に徹しなかった者(イル‐モロ、斎藤道三)
「自分以外のあらゆる他人、兄弟、父母、妻子といえどすべて敵だ!真にたよりするのは自分自身だけだ」
ミラノのロドヴィコ・イル・モロ! 
ダ・ヴィンチの保護者である!
懸命に声をあげなければ聞こえないほどの距離が無ければ、外部の人間と会わない!
用心深い??? が最後に他人を信じた?? そして裏切られる??

斎藤道三である!!
現在は、国盗り物語は、親子二代によるものとされている!!
道三と信長の正徳寺の会見前、その軍備を見ずに信長を見た!!
組み易しと思ったが、考えが甘かった!!
人間の評価なんて、見る人間が見なければ分からない!!
道三はその見る目がある!! 道三の負けである!!
晩年、長男義竜を嫌い、次男三男を取り立てようとした!!
義竜は相当な人物である!!
この道三は最後に梟雄ぶりを失った???
信長との会見が会見の負けが尾を引いている???

最後の賭けをためらう者(サヴォナーラ)
ドミニコ派の奇怪な修道僧である! フィレンツェを支配している!
自らを「神の意思」と言い、政治を行った!
「神は簡素で禁欲を旨とした」
化粧品、アクセサリー、衣装などの贅沢品から芸術作品を焼いた!
これ見たヴェネツィアの商人が購入を申し出たが無理!!
ボッティチェリ、サヴォナーラに脅されて自分の絵画を焼いた??
残っている作品が少ないのはそのせいと言う!!
フランチェスコ派とドニミコ派の対立がある!
炎の中をくぐりぬけて、生き残った方が正しいと!!
決闘裁判か?????
これにサヴォナーラが怖気ついた?? 一瞬のためらいが勝負を決める?? 負けである!!
「絶対とも思われる危機に自らの意思で対決し、それを乗り越えたものにのみ、神の恩恵が与えられる!
 危機を乗り越えたもののみが、個人的な才幹を備えたものとして、はじめて人を指導できる資格をうる!」

覇者の出自にこだわる者(佐々成政・滝川一益)
柴田勝家、佐々成政、滝川一益………
秀吉を認めなかった??
勝家は織田家筆頭であり、秀吉には光秀を討たれている!
ここで差が付いているが、やりようによっては挽回できる??

一度裏切った人間は何度でも裏切る!!
佐々成政は、柴田勝家に付き、織田信雄に付き、越中で反抗した!
許されて熊本の一揆で結局腹を切らされる!!
滝川一益は信長亡き後、関東で負け落ち目になる!! 
勝家について行こうとしたが、ついてくる武将も折らずに消えていった?
両者共秀吉に殺されていただろう!!
裏切り者は許されない!!
覇者が倒れて、後継者の争いが起こると、有力者が数人出て二人に絞られる!
最後に残ったものが成りあがりものであると、全覇者の血筋に側近は滅ぼされる!!
時期を誤らないことである!!

欠点のない者(蒲生氏郷)
好きな武将である!! 関ケ原の合戦時まで生きていたら面白い存在だった!!
反家康である!!
著者も厳しい! 関ケ原で土壇場で裏切った脇坂安治を、つばでも吐き掛けたいと!
細川親子は遊泳術の名手であると?? 藤堂高虎を家康に対して必死で幇間を務めた男だと!!

進退出所に誤まりなく、勇武剛直で、才知にも恵まれている!
が、その人材性ゆえ倒さる………
それが蒲生氏郷と言う!!
秀吉が恐れたのか?? 毒殺のうわさがあるがそんな事すれば反乱になる!
毒殺は石田三成、直江兼続共謀である!
蒲生氏郷亡き後120万石を18万石に落とされている!
がこの時の蒲生家浪人を石田三成は抱えている!!
関ケ原では奮迅の活躍をしている!!

秀吉の嫉妬がある 名門の出である氏郷にである!
妹を側室に差し出すが、妻は信長の妹で美しくこれも狙われる!!
120万石から18万石に落としたのは悪意があると!!

本能寺の変後の、ふるまいは見事という!
利休の高弟であり、教養と誠実さ、能力のある人間は悲惨な生涯をおくらねばならない???

慈悲心のある者(高山右近)
昔から果たして武将としての実力はどうなのかと思っていた??
キリシタン大名であることは知っている!
武功は???
荒木村重を裏切っている! 山崎の合戦、賤ヶ岳の合戦と大して活躍していない!
それよりガラの悪い中川清秀の方が活躍している!!

高山右近は主殺しである! 何処までかは分からない!!
そこで荒木村重に仕えている???
荒木村重叛乱時は村重を裏切り、本能寺の変後は光秀を裏切っている!
慈悲心と言うより臆病なだけではないかと思うが………

マキャベリの名言!!
「愛されるより、恐れられよ」
「君主の善行は、悪行と同じく人の憎悪を招く」
「慈悲を与えすぎてはならぬ」
「人は小さな迫害には抗しえても大なる迫害には抗し得ない」
「君主が慈悲、寛大などの徳行をもつことはよい! 
 だが絶対に必要なのは、持っているように見せかけることである」

武勲をたてすぎた者(ヴァレンシュタイン)
ルネサンスは傭兵の時代である!! 都市も戦争している??
日本では堺がそうである??
その気になれば傭兵隊長は領主になれる!!
ミラノはフランチェスコ・スフォルツァーを雇う!
これが人望も勝ち取りミラノを乗っとる??

シエナの街ではある武将を雇っていた!!
この武将に報いるのに、殺して守護神としてあがめようと!!
マキャベリ言う!
「大功をたてた将軍は、謀反を企てていると思われることを覚悟せねばならない!
 勝や否や直ぐに軍隊を離れて単身君主のの元身を投げかけて忠誠を尽くせ、
 それが出来ないのなら断固として謀反せよ! 中途半端なグズグズが一番悪い!!」

ヴァレンシュタインが登場する!! 銭は設けている!!!
当然、グスタフ・アドルフもである!
傭兵である! 兵を養っている!!  戦いは続けなければならない!!
30年戦争と言ってもずっと戦っているわけではない!!
罷免もあれているし、逆にグスタフ・アドルフよも組もうとする!!
最後は刺客に倒れるが………

自己の世界に徹する者(千利休)
利休については評価は立場による???
あまり良く書かれない場合は生臭い!!
良く書くのはお茶などの自分が一般人と違うと感じている人間か??
芸術は大衆のものでモ君主のものではない! 特殊なエリートだけの秘蔵品か??

そもそも茶器の値段は?? 誰が決めるのか???
「はてなの茶碗」 漏れる茶碗が1000両????
かなりええ加減である!
利休は自分で茶器を作り、自分で値段を決めて儲ける??
利休は秀吉を見下していた????
天下人より自分の方が上であると???? 何が??

性に執着する者(ルクレツィアとその夫たち)
少し衝撃的な内容である!
チェザレ・ボルジア!!  毒を使う?? 真っ白な粉末ですぐ水に溶ける!!
妹ルクレツィアの政略結婚!
14歳 ミラノ城主の御曹司 ジョヴァンニ  離婚になるが処女とされる!
次は小姓で、ボルジア自ら殺す! この場合は妊娠しているがまだ処女である!
ナポリ王の庶子アルフォンソ!  どうも毒殺のようだ??
フェララ大候国の当主、アルフォンソ一世!
理由があるのかここで四男一女をもうけて周期な運命をたどる………
当時の女性としてベルギーの農民の女性は、一生に3度しか風呂に入らない??

ここから日本の話になる!!  
まずは信玄の側室の座御寮人である!!  著者は由布姫としている??
勝頼の母である………  悲劇的な女性である!

お市の方である!!
浅井長政、柴田勝家と二人の夫を敗死させている!
三人の娘がいる!
長女は淀殿
三女がお達、後の小督の片!
淀殿は大阪落城で死ぬ!! 秀頼の妻の千姫を産む!
千姫も落城後はそれほど幸せでは無かった??? 秀頼、本多忠刻、坂崎出羽守らがどう思ったか??
2度の結婚後、秀忠に嫁ぐ? 側室を持たせなかったので有名である!!
攻略結婚も楽しんでいる???

秀吉である! 成田氏長がいる! 
忍城の城主で小田原にいた!! 没落して小山で美しい女性に伽させた!
成田氏長の妹である! 氏長に三万石を与える!!
「一人の妖女がわずか一、二寝の間に三万石を進呈する」
そりゃまともに秀吉のために働こうと言う人間はいない???

大阪落城で死んだ毛利勝永がいる!!  土佐から脱出して大阪城に入る!
ここらあたりは、司馬遼太郎が詳しい!!
一人大阪城へ入城すれば残された妻と子供がどうなるのか??
妻が後押しし、大阪城へ入城する!! 妻も子供と入城したようだが………

後発地域にいた者(武田信玄・勝頼)
先進地域  近畿とその周辺
中進地域  瀬戸内沿岸、北陸、中部
交信地域  その他??? 関東甲信越、東北、九州
中進地帯が有利だという! 実際に信長、秀吉、家康は中部である!!
武田信玄は後進地域である!!
不利である!!
後進地域の領主はとびぬけた能力がいる!
神がかり的な能力が必要である!!
信玄は易、信心や禅僧の示唆など必要とする!!
詩文に優れて、中国古典にも通じている! 画筆も習っている!
無駄な教養であり、時間の無駄か???
信玄の敵は同じ後進国が多い! 越後の上杉に、小田原北條!!
織田信長は桶狭間の合戦時、信心深い兵のために貨幣を張り合わせて全部同じ面が出たと!!

先進地域は合理的な能力で良い!
信玄は三方ヶ原で挫折する???
勝頼は長篠の合戦で成算があった???
三千丁、三段構えののことが書かれているが、これは現在では問題視されている!
後進地域の有利さもある?? 

先進地域にいた者(松永久秀)
先進地域、京を制するにしても潰しあいをしている!!
三好、筒井らである!!
松永久秀である!! この男、先が見えすぎるのではないか??
同情はしないし、好きなことをやった人生である!!
先進地域ゆえの先を見る目がある??
有名な、奈良の大仏を焼いた? 将軍足利義輝を殺した?
主家を乗っ取った? 常人なら一つも無しえぬことを3つもやった!!
これは褒め言葉か?????

裏切り癖がある?? 信玄、謙信に呼応して裏切るが上手くいかない!
最後は切腹したとあるが、爆殺では無かったのか????
松永久秀に関しては、戸部新十郎が詳しいと思うが………

ある勝者(黒田孝高)
題名が意味深である!! ある勝者????
智謀はある!!
荒木村重の反乱で幽閉される?
本能寺の変がある!! タイミング的には申し分ない時期である!!
が本人に人望が無いのを自覚していない??
孝高や三成同様である???
ここでにんまりと笑った???
信長の部下ではたかが知れているが、秀吉になればもっと貰えると!!
その後はゴマすりに徹している??
そうしなければ生き残れなかった???


敗者の条件・会田雄次

 

 

2019年2月11日 (月)

本・歴史からの発想―停滞と拘束からいかに脱するか(2004/3)・堺屋 太一

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超高度成長期「戦国時代」を題材に、「進歩と発展」の後に来る「停滞と拘束」から、
いかに脱するかを示唆した名著の復刊。
巨大なる雑草・織田信長、不世出の補佐役・豊臣秀長、
中国史に学ぶ「勝てる組織」―など、
歴史と現代を鮮やかに斬り結んだ堺屋史観の傑作。

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最近は本の整理をやりながら本を読んでいる!  整理にならない???
堺屋太一の歴史の解説は面白い! よく読んでいる!! 大変面白い!!

そう思っている時、亡くなられた!! 83歳である!! 残念である!

ご冥福をお祈りいたします!!!

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はじめに
第1章  知の宝庫「戦国」を読む

      超高度成長期「戦国時代」
      「戦国」  雑草的バイタリティーの生態
      信長    非日本的、あまりに非日本的な例外

第2章  日本史に学ぶ「組織」と「人間学」
      不世出の補佐役   豊臣秀長
      組織人としての「智謀の人」
      「切れ者」の人間学

第3勝  中国史  万古不変の知恵
      「世界帝国」を築いた三つの発想
      「勝てる組織」とは何か

解説
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はじめに
歴史は繰り返すのか??
著者は万国博覧会開催時、石田三成を研究している!
そのことは良く書いている!!
歴史の類似性???
人口問題、資源問題、公害、CO2問題等は、今までになかった状況である!
それを解決すには???
歴史はその時代の歴史であり、現在とは違う!
それも考えに入れる???

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第1章  知の宝庫「戦国」を読む
・超超高度成長期「戦国時代」
ルネッサンス時代には文化は発達した!!
同時期日本は戦国時代である?
群雄割拠の時代で、自由競争社会である!!
土着化した旧貴族  薩摩・島津、豊後・大友、長門・大内、駿河・今川、
              常陸・佐竹………

主家乗っ取り     松永久秀、、宇喜多直家、浅井、朝倉、北条早雲、斎藤道三………
地道な努力で実力をつけた地方の豪族!
              織田、松平、伊達、毛利、長宗我部、上杉………

戦国時代前は、日本は餓死者も多く、医療は無く、科学技術も建築技術も遅れている!
それを前提としなければ分からないと!!
明、高麗から技術は入って来る………
農業も一変する! 鉄砲も入って来るし、鉱工業も発達し金銀が増産された………
関ケ原の合戦時、両軍合わせて5万丁の鉄砲があった………
商業も栄えて、流通が発達する! 楽市楽座である!!
毛利元就は、関ケ原の合戦時、40時間で安芸から大阪に入った!
海外へも飛び出していく!!
日本の輸出は刀剣?? 海外に日本人の村が出来る???
土木技術も発達し、コンスタンチノープル以東最大の城郭と言われた大阪城を造る!!
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経理技術が発達する! 主計将校団のの設立がある!
信長の優秀さに、家臣はついてこれない???
秀吉には、近江出身の有能な官僚がいる!
四国征伐、九州征伐、小田原城攻めらがある!
小田原城は謙信も信玄も落とせなかった?
補給の問題と農閑期にしか兵を動かせない!
引きあげるが、信長、秀吉の兵は引き上げずに攻撃する!!

戦を楽しむ農民たち!!  弁当持参で合戦見物に来る!! 
落ち武者狩りに、自ら足軽で戦いに出るものもいる!!
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戦国時代の、全ての基礎は自由競争!!
朝鮮侵攻にはほとんどの家臣が反対した!!
失敗の責任は秀吉一人である!! 悪しき例である!!
秀吉政権の成長志向がある!
天下を取ってからもそれがある!  そう言う体質になっている?
そのために、はけ口を朝鮮半島に求めた??
実際に朝鮮で領土を貰う気の武将もいた??
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16世紀末には、世界一流の技術と経済力を持っていた………
その後も同じパターンの成長を求めた??
従来の軍事的拡大以外の成長継続方法を思いつかなかった………
現在にも通じている………
物量的成長から、知的価値での成長の道ではないか???
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・「戦国」  雑草的バイタリティーの生態
「作物」VS「雑草」
「植木」VS「雑木」  雑草人間である!!

累代の育成で品種改良を経てないエリートは、促成作物である??

名門と言うのは何代にもわたる? 
ケネディ家も二人の息子を犠牲にして仲間入り出来た?

促成されたエリートは、(伸びすぎた個性的)は間引きされる??
平均的な優良性と秩序に対する従順さを持たなければならない!!
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しかし「雑草」「雑木」制約なしに、個性と実力を発揮出来る!!
雑草的人間が栄える条件がある!!

➀ 新しい産業、文化が栄える、技術革新、経済成長の著しい時代!
② 体制が崩れた時!!
体制、足利幕府が力を無くし、鉄砲などの技術革新、流通経済が栄えている!
この戦国時代は、雑草的人間が活躍した!!
北条早雲、斎藤道三、松永久秀の三人である!
北条早雲はともかく、後の人間は悪の権化みたいに言われる!
各地で作物を駆逐した雑草がある!!
中国の毛利元就、四国の長宗我部元親、備前の宇喜多直家………
奥州の伊達政宗………
作物、今川らも潰れる!!
その中でも作物も生き残っている??
薩摩・島津、常陸・佐竹らは生き残る!!
それなりの苦労がある??
佐竹善宣は相当あくどい事をしているが、「律義者」と呼ばれている!
石田三成に近く、反家康であるが、生き残った???
要は雑草的人間である???
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巨大な雑草、織田信長が登場する!!!
父信秀はそこそこの力がある! 財力もある!
が信長は雑草である??  大雑草???
既成観念から離れて、兵も流れ者、銭で雇う兵を使う!
得体の知れない人間も抱える!!
羽柴秀吉、滝川一益、明智光秀らを抱える!!
敵以上に兵を集中する!
勝ち目が無いと知れば撤退する?
本願寺、比叡山の権威も従わなければ認めない!!
妥協せずに徹底的にやる!!!
日本人ではないのか?? チンギスハン義経説がある?
それなら、信長外人説が出てもおかしくない??

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戦国時代後半には、五奉行のような官僚が活躍できる時代である!
そう言う時代は、幕末に明治からの戦争時代がある!
80年代はそう言う時代になっている! ホリエモンに楽天か???
時代はそうなっている………
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・信長 非日本的、あまりに非日本的な例外
著者が良く書いている!!
日本で無かったもの???

本格的な籠城戦、計画的な皆殺し、ゲリラ戦!!
何年にもわたる籠城戦は無い???
例外があり、全てに織田信長が絡んでいる??

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海外では数年は当たり前で、それだけの用意はしている!
アサシン教団の根拠地は、17年間戦った!
日本はせいぜい3ヶ月である???
その中での本願寺との戦いは異例である!
異民族との戦いでは、負けた方は皆殺しが当たり前である!
カルタゴも亡ぼされた………
信長は本願寺と妥協することも出来たがしなかった!!!
そこらあたりが違う!!
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伝統、習慣、制度、体制、常識、通説にとらわれない自由な発想がある!
それで尾張を治める! 内部抗争に勝ち抜き支配権を確立する!
負けると言われた今川義元との戦いに、裏切り者を出していない!
それだけ信頼されていたのだろう………
人間を道具とみて盗用した!!

それゆえ能力のある人材を取り立てる??
流れ者など、得体の知れぬ者も取り立てる!
銭で雇うた兵隊である? それだけに弱い!
そのために勝つ工夫をする!
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慎重さと執念深さがある!!
30年待ってから、役に立たないと信長が思った重臣を追い出す!
佐久間信盛親子、林佐渡らである!

「狡兎死して走狗烹らる」の世界になる!!
安国寺恵瓊の有名な予言がある!!
まぐれ当たりとも思えるが………
家臣の不満がある! 松永久秀、荒木村重、明智光秀と続く………
光秀が失敗しても、次に反乱する家臣はいたのではないか??
著者言う、秀吉、家康との合作で、1/3を担当したという!!

そうすると、ジンギス・カンらに比べると、はるかに小物だったのか………
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第2章  日本史に学ぶ「組織」と「人間学」
・不世出の補佐役   豊臣秀長
著者の大好きな補佐官である!
「BEST OF No⒉」である!!
諸葛孔明、周恩来らがそうである!
ローマのカエサルの副官、ラビエンヌはルビコンまでは従った?

秀吉は親類縁者に恵まれていない??
その中で唯一恵まれたのが秀長である!
義弟ではなく実弟のようだ!
才能が有り、兄に忠実に仕える!!
表に出ないで裏方に徹する!! 内部調整をやっている!!
この本には出て来ないが、金に執着があったようだ………
得難い人材だったようだ!!  貨幣経済の先駆者??
大和の国は寺社勢力が強く治めにくい??
これを金で治めた??  それだけの経済力があった!
まとめ役になっている!!
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補佐役の条件!!
➀ No1の可能性が無い? 無欲という事か?
② 自分の名で物事をしない!!
③ 最後のツメはNo1に譲る、させる!!
④ みんなが手柄をたてがる時に、後ろにまわる!

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日本人は軍師参謀が好きである? 不遇なほどよい!!
日本武尊、菅原道真、源義経、加藤清正、西郷隆盛らは評判が良い!
本当の巨人、頼朝、家康、大久保利通らは評判が良くない!
女房役は、「WHAT」でなく「HOW TO」人間である!
トップの命を忠実に実行する!!

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日本は山本勘助のような人物を重要視する傾向がある??
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・組織人としての「智謀の人」
現在組織の基本形がある!
No1→No2→スタッフ(参謀)→ライン(司令官)!
No1を狙わないNo2は稀な存在と言う!
では石田三成は?? 
No1を狙わない豊臣秀長、周恩来らがいる!!
著者は、官兵衛を単なる策謀家と見ている???
竹中半兵衛、本多正信、張良らはNo2であるが、良き相談相手になる?

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現在の組織構成に至る三ツの出来事!
第一 秦の始皇帝 郡県制度がある!
第二 10世紀頃、アラブのイスラム騎士団によるものである! 機能の分離と言う!
第三 プロイセン参謀本部!

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スタッフ、参謀を育てることは難しい! ドイツ参謀本部の人材登用の基準!
第一 「能力あって意欲のない者」
第二 「意欲も能力もない者」
第三 「能力も意欲もある者」
第四 「能力はないが意欲がある者」 これが一番悪い!!

「意欲も能力もない者」を「能力あって意欲のない者」の上に置いている!
将来を考えている!!

「能力はないが意欲がある者」が一番悪いのも分かる??
会社にもいた! 何かやらなければとの使命感に駆られてしょうもないことをやる!!

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スタッフは冷静に作戦を立てる!
これに対してラインは現場でスタッフの言う通りやれば捨て駒にされる可能性がある!!
日本はゼネラリスト志向で、スタッフの養成が難しい??
日本では、竹中半兵衛、本多正信、児玉源太郎、石田三成を挙げている!

石田三成の、関ケ原のプリジェクトは、失敗したとはいえ著者は評価している!
五奉行の職務を分担している?
関ケ原では、あわやと言うところまで行っている???
スタッフの条件である、最良の案を出し、強い忠誠心がある!
トップになれない限界を示して敗れた??

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・「切れ者」の人間学
外交腕家にとって重要な才能は「同党異伐」の才ではないか??
徒党を組み、異なる敵を征伐する!!!
どうも「辣腕家」と呼ばれる人物は、真の大物・偉人ではない???
豊臣政権は、朝鮮出兵までは外向きだったが、以降は内向きになる!!
「辣腕家」の時代になる!!
石田三成と言う???

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「権力志向」と「辣腕志向」がある! 求めるものが違う??
国家権力は???

第一 国防力    軍隊と外交
第二 治安     警察
第三 資金調達  税金の徴収

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歴史に辣腕家を求める!!!
「合従連衡」の蘇秦に張儀、秦の商鞅、ギリシャのテミストク・ペリクレス、
チュザーレ・ボルジア、メッテルニッヒ、タレーラン、フーシェ………
日本では、松永久秀、武田信玄、石田三成、田沼意次、大久保利通
20世紀ではF・ルーズベルトと言う!
少数派大連合構想!!! 目的が違う少数をまとめて大連合にする?

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石田三成を例に出す!! 関ケ原の合戦である!!
➀ 大義名分を掲げる!
  多数の同意を得られるスローガンを揚げる!!
   豊臣の為、徳川の時代になればひどい目になる!!
   宇喜多秀家、毛利輝元を引き込み、勝てると思わせる??

② 西軍に加担した武将の種類
   野心的??  安国寺恵瓊(毛利輝元)
   義理と因縁  宇喜多秀家、大谷吉継、小西行長………
   三成びいき、家康嫌い  佐竹善宣、上杉景勝・直江兼続

③ 西軍が勝ちそうだと考えた連中 長宗我部、鍋島、薩摩………
そうやって三成は風見鳥、中立の大名を引き込む!!!
騙しのテキニック………
同党ではないが、異でない「中立派」を造る!!

日商岩井の海部八郎!! 辣腕家と言われて一世を風びした??
が、売り上げの1%である! 虚構が消えると地に落ちる??

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家康は虚構を見抜いていた?? 三成は相手が悪かった??
中立を認めない!!
真田、生駒は二股をかけて、脇坂、小早川は一人で二股をかける!
家康は三成の虚構を見抜いていた??

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今日の辣腕家は、小銭をくすねて金をバラまく!!!
かっての辣腕家はもう少しスカッとしていた???
それなりの報酬も貰っていた???
行動力と口先三寸で、虚構の勢力をつくっていく小辣腕家の時代になる!!!

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第3章  中国史  万古不変の知恵
・「世界帝国」を築いた三つの発想
元寇の元である??
「司馬遼太郎・坂の上の雲」にあった!
秋山好古がフランスで言われる!!
騎兵は無駄であると! 天才にしか使えない!
机上の天才は使うタイミングを掴めない???
世界で4人しか使っていない!

チンギス・カン、プロシア・フリードリッヒ大王、ナポレオン、モルトケか??
もっとも秋山好古は、4人を6人にして欲しいという!
義経に信長である!!

そいう事を読んでいて思い出したが………
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NHKスペシャル 「大モンゴル」で見たが、史上最大の大帝国である!!
画期的な物量戦と、機動戦がある!!!
モンゴルは騎兵である! 一人に馬が4ないし5頭いる!!
又、弓矢も1万の兵がいるなら、一人100本として100万本の矢がいる!!
投石器もある!!
牧草も取り過ぎたらハゲ平原になる!!

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戦闘の様相が違う?? 
遊牧民族国家の限界を破る!!
日本遠征は失敗するが、大帝国を造る!
中央アジアの遊牧民国家は、東が忙しければ西が手薄になる?
大帝国は長くつ好かなかったようだが………
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ジンギス・カンの兵は多くない!! モンゴル自身も多い無い!!!
ホラズムを攻撃した時、最大で16万、最小で9万5千と言う??
兵が引き上げるどころか徹底的の追って来る!!
それでも支配できたのは理由がある!!

➀ 「大量報復思想」
   「ダルカチと60人の蒙古人」 支配した州や都市に、知事一人と親衛隊60人を置く!
   反乱すれば各地から兵が来て皆殺しにする! 徹底的にやる!
   例外を認めれば、又起こる可能性がある!

② 秘密警察の徹底的な活用
   「四匹の忠実な犬」「四頭の駿馬」
   事前調査を徹底している!!

③ 宗教の自由
   大モンゴルで、ヨーロッパの危機に白人王国の騎士が助けに来る!
   プレスタ―ジョンである! アフリカなのか? これは小説であった!!
   この時使者が、ハーンのそばにキリスト教がいたのを見た!
   景教??  モンゴルは宗教は自由だったようだ!!

この三つで世界を支配した?? 三つが崩壊した時、帝国も瓦解した??
モンゴル世界帝国への意志はジンギス・カン一人しか知らなかった??
強い意志を抱き、それが絶対の正義と信じて一時も疑わず、密かに自分の胸に収めた!
政治家への万古不変の教訓と言う!!

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・「勝てる組織」とは何か
「宋」と「元」はどちらが勝てる国家だったかt??

「元」は軍事力がある? 「宋」は軍事的には弱かったが、
文化・経済は発展して300年の寿命があった!

著者はどちらとも言えないと!!
「勝てる組織」とは???
「明確な目的を持ち、構成員がそれをゆるぎなく信じている組織」
信長は勝てるリーダーである!!
目的がある!「天下布武」!!
大目的に合わなければ無視する!!
中途半端にやらない??

「資金不足と社内事情でやれない」 そんなことは絶対にない!
明確な単一な目標を心から信じている?
既成勢力、既成概念とも対立する!!
迅速な決断力と行動、勇気と能力!
桶狭間の合戦は、天賦の才、努力、幸運があった!
「既成の権威からの絶えざる挑戦」
既成概念から抜けきれない家臣もいる!
彼らは追放される!! 

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人材に頼らない組織造り、組織強化がある!!
難しいという!! 
「権威と権限の分離」
「権威を欲せず、権限に尽くす」
「匿名への情熱」と呼ぶ!

強固な組織にはこれがある! 山口組に田中軍団!!!
中国の、周恩来と朱徳である!

周恩来は権限を持ちながら権威を求めず、朱徳は権威を持ちながら権限を求めない!
日本で言えば、周恩来は豊臣秀長に、朱徳は天皇に当たる!!

「組織の目的を達成することに幸福を感じる者だけが、より組織を強化できる。
 それ故、強い組織は集団的な錯覚のなかにこそある」

難しいという事のようだ!!!
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歴史からの発想―停滞と拘束からいかに脱するか・堺屋太一
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2018年2月25日 (日)

本・新名将言行録文庫 (2009/2)・海音寺 潮五郎

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源頼義、義家、為朝、義朝、北条時頼、時宗、高時、竹中半兵衛、島津家久、義久、
堀秀政、黒田如水、山内一豊、池田輝政、宇喜多秀家、立花宗茂。
天下の覇を競った将帥から、名参謀・軍師、一国一城の主から悲劇の武人まで、
愛情と哀感をもって描く、事蹟でたどる武将絵巻。
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源頼義、義家、為朝、義朝、北条時頼、時宗、高時、竹中半兵衛、島津家久、義久、
堀秀政、黒田如水、山内一豊、池田輝政、宇喜多秀家、立花宗茂。
武士の台頭から戦国時代末期までの列伝である!
戦国時代は大物は居ない!! 脇役とも思える武将である!
竹中半兵衛、黒田如水は別格であるが??
源頼義、義家、為朝、義朝、北条時頼、時宗、高時らはそれほど知られていないだけに面白い!
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馬の話がある。
竹中半兵衛は高い馬を求めるなと!
高価な馬であれば、戦場で馬から降りた時、盗まれないかを心配しなければならない!
その反面、山内一豊の名馬を求める内助の功の話がある!

気になった武将をまとめてみた!
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源頼義
「将たる器」 誉め言葉である! 
前九年の役で、安倍貞任を斬る!
占領したところに酒が置いてある。 毒が入っているかも知れない?
飲むなと命じたが、こっそり飲んで何ともなかったのでみな飲んだ?
同じ様に朝鮮半島に侵攻した秀吉の軍でも同じ事があったようだ!
この時は、後藤又兵衛は、「死んでもかまわない!」 と言って飲んだようだだが………

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源義家
大江匡房が、「義家と言う男、将の器であるが、惜しいことに兵法を知らぬ」
義家は礼を尽くして弟子入りを願い、兵書を学んだ!
後三年の役で、列をなして飛んでいる雁が列を乱したのを見て、伏兵の存在を察した!
私財をはたいて恩賞を与えた!! 付いていきたくなる将である!

生前から半神的英雄と思われていたようだ………
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源為朝
保元の乱の英雄である!
平治の乱には悪源太義平がいる!
どちらも上手く使われていない感じである!
判官びいきではないが、どちらも頭領では無さそうである………
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北条時頼
諸国巡歴は確かな資料には載っていないようだ??
最後の大物と言われる、三浦一族との戦いに勝つ!
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戦国時代になる!
島津家久、義久、堀秀政、池田輝政、宇喜多秀家、立花宗茂らが変わっている!
島津義久はともかく、家久とは珍しい! ついでに歳久も出して欲しかったが………

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島津家久
竜造寺隆信に勝つ! 竜造寺衰退の戦いである!
秀吉に毒殺されたと言う説もある??
典型的な薩摩隼人と言う!!
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堀秀政
名人久太郎と言われて、何をやらしてもそつが無かったようだ………
小牧長久手の戦いで一人気をはいた!
命令厳正、指揮徹底して、軍列一糸乱れず、命令のないかぎり気ままな動きをすろものなど一兵もいないようだ!
実証の精神があり、自分で実際にやってみて判断したようだ!
士の採用も、30日ほど観察して、さらに30日奏者させて、人との対応を見、適当と思われる知行を与えた!
悪政を書かれた札も、改めることは改めた!

玄関口に厠を造る。 一日に何度か厠には行く。 その時に番所を観察できる1
秀吉は小田原役が済んだら関八州に封じようとした? 家康は??
「名人左衛門ノ督」 と呼んだ!
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池田輝政
家康の養女を貰っている!
多数の兵を養う! 生活は質素だったようだ。
武将の三つの宝。 変わった人である!
領分の百姓、譜代の家来、鶏??
戦争の時、一番鶏で兵を起床させ、二番鶏で食事、三番鶏で出発させる。鶏は便利??
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宇喜多秀家
関ケ原の合戦時に、細川忠興から、家康に味方するように手紙を貰うが、
この返事が良い!!
この話、あまり聞かないのは何かあるのか?
石田三成に夜襲を勧めるが、蹴られる!
なのか保元の乱の為朝を思い出す話であるが………
島津にかくまわれて、琉球へ攻め込む? やらなかったようだが………
八丈島に流されるが、忠実な家臣に恵まれている?
著者曰く、好人物? お坊ちゃまの感じもするが………
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島津義久
「山内昌之 嫉妬の世界史」がある!
これに義久、義弘の話があった! 家康と正信の会話が面白い!
家中を治むる心得。
「家中の者に恐れられようと思うてはかえって害ができるものじゃ。
上よりは礼儀正しくし、下はその恩恵に添さに感じて悪いことをするを恥じるようにありた」
義久は英雄の資質がある人である!!
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立花宗茂
東西両雄の対面。
秀吉に東国に本多平八郎忠勝、 西国に立花宗成ありと称える!
親父は、筑前岩屋城の高橋紹運である。
ここには行っている。 石碑があるだけのところにと、奥さんに嫌味を言われたが………
関ケ原で敗れて、改易されるが復活する。
生き方が良いのだろう………
関ケ原でも戦意は充分あったようだ……… やはり三成か??
この章、誾千代の話は割愛しているのか?
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2017年12月 7日 (木)

本・織田武神伝・(①天下繚乱篇1995/2~⑩一期一会篇2002/12)・桐野 作人

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天正十年(1582)6月2日、本能寺は火に包まれた。明智光秀の大軍に囲まれて、稀代の天下人織田信長は落命した。このとき、妙覚寺に宿泊していた嫡子信忠はどうしようとしていたのか。
ドラマはそこから静かに幕を開ける。個性が伝わらない信忠だが、武田攻めですでに武将の片鱗を顕していた。信長の後継者にふさわしい颯爽たる貴公子だった。
だが、信忠が生き延びたとしても、光秀をどうしたら討てるのか。「中国大返し」をした秀吉、「伊賀越え」をした家康はどう出るか。
北陸の勝家は、上州の一益は、甲州の河尻は、また信忠に絡みつく正体不明の忍群たちは敵か味方か。物語は信忠の成長を軸に、群雄たちの新たな天下布武へと突き進む。

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全10巻で、発行が1995年から2002年までである!!
本能寺の変で信長と信忠が死ぬ!
がもし信忠が生き延びたらと言う設定である!
実際に生き残れた可能性はあったようだが………

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本能寺の変事態に黒幕がいる!
連歌師が仲介する? 禁裏??  朝廷??
歴史のIFがある!
信長の後継者、信忠が落ち延びる?
この信忠を中心に、異戦国史が展開される?
織田信忠には、蒲生賦秀が付く!
織田信孝に丹羽長秀は、中国大返しの秀吉に付く!!
家康は、やはり甲斐・信濃を狙う!
上杉は救われる??  柴田勝家に精彩がない???
関東では瀧川一益が北条に、歴史通りに大敗する?
光秀は信忠に負ける!!  必秀配下の組下の武将たちは??
筒井順慶、細川藤孝、高山右近、中川清秀らは??
争いの中心地いるので去就に迷う??
九州、四国に北國、関東、東北の動きはどうなるのか?
そう言う中で物語が展開する!! 合従連衡である!!
強すぎる織田ではない?? 弱体化している?
秀吉は自立し、家康も自立する! 光秀の軍団は壊滅している!
滝川一益は敗残の将である!!
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島左近が信忠に付く! 蒲生賦秀、氏郷と言った方が分かり易いが………
蒲生賦秀は左近と気が会う? 
水軍が重要になる!  大物、村上水軍VS九鬼水軍!!
噂の鉄鋼船が登場する? 淡路も争奪戦があり、仙石が戦死する。
堺の争奪戦が始まり、近畿一円が戦場になる!
秀吉VS信忠である。 ここで問題は前田利家である。
信忠のところにいるが、将来は? 島左近もである!!
柴田勝家の存在感が薄い??
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敵の敵は味方??
越後上杉景勝、小田原北条、東北政宗、四国長曾我部、九州島津らがどう動くのか?
秀吉と家康が結ぶ? が、地理的には離れている!!
機内は信忠が抑えている?
紀州には雑賀に根来の傭兵集団がいる!
大阪城築城に堺を抑えている秀吉であるが、戦況は今一である!
四国は長曾我部と毛利が、伊予をめぐって争い、毛利が撤退する。
この辺りは漫画チックである??  機内も信忠が押している。 
細川藤孝が優遇されて、忠興が国持大名になる!
これにより丹波の堀秀政の状況が悪くなる?
元将軍義昭が帰京するが、神輿に過ぎず、信忠、秀吉、堺商人に禁裏に翻弄される??
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奥州では政宗が地下をつける!!
北条は伊達と家康との同盟に走る。 佐竹は共通の敵である?
九州が不安定である。 大友宗麟が信忠に助けを求める。
これにより島津が大友攻め、九州制覇に向かう??
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秀吉が追い詰められる?
知っている秀吉の家臣も死んでいく!
結局播磨・備前の2か国になる。
福島正則らも死ぬ! 弟秀長、蜂須賀小六、中村一氏、堀尾茂助、山内一豊らも死ぬ!!
切腹を条件に城兵を許すことになる。 介錯は大谷紀之介である。 その後切腹!
宇喜多秀家も秀吉に殺される!
結局小西行長、石田三成、加藤清正、黒田官兵衛らが生き残る!!
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九州は史実通りに進む。
高橋紹運の筑前岩屋城の玉砕!
長曾我部信親の討ち死にもある!
毛利は秀吉から完全に離れる。
毛利の救援もある!!
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東北では、徳川、北条、伊達の同盟があるのか?
大蔵藤十郎が正信と合わずに伊達に仕える!!
於松、信玄の娘はキリシタンになり、高山右近に求婚される??
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信忠は中原の25ヶ国を収める? 信長に匹敵するが、武将はどうかなと?
上杉、毛利、長曾我部も味方である! いつまで続くかどうか分からないが………
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徳川、北条、伊達の三国同盟は政宗が走る!
北条、伊達の攻撃を受けて佐竹は青息吐息になる………
北条も独自の支配であり、中央集権ではない??
伊達は信忠に、関東切り取り放題の許可を貰う??
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三河では柴田勝家が動く。 あまり重要な役回りではないが、やはりかかれ柴田である!
しかし信忠の怒りに触れて、蟄居を命じられる!
三河では史実通りに家康に対して中入れが行われる!
池田勝入に堀秀政と、森長可がいないが………
池田親子は討ち取られている!
九州は信忠の勢力範囲になっている。
一応この時点での領土である。
長曾我部          四国
毛利・小早川・吉川   
中国
宇喜多          
備前
島津・大友………   
九州
播磨    蒲生 播磨中将である! 100万石と言う!
越後    上杉
東海    徳川
関東    北条、佐竹
東北    伊達、最上
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豊臣関係の武将たちは???
島左近、小西行長、石田三成、黒田如水、池田勝入、堀秀政らは信忠に仕える!!
加藤清正は、蒲生賦秀に仕えている!
島左近、石田三成、直江兼続が戦場で共に戦う!!

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男の欲がある!
この時期キリスト教の布教が進んでいる?
高山右近、蒲生賦秀、小西行長らが洗礼を受け、お遊びの連判状を作る。
これが後で信忠の疑惑を頂かせる!!
黒田如水がチクる?? 他人を陥れようとした?
蒲生賦秀も蟄居になるが、高山右近の方が厳しい処分を受けている!
伊達にいる大蔵藤十郎を怪しげである!
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信忠の息子が元服する。 信道と名乗る!
秀信ではないのがおかしい??

天皇の譲位がある。 信忠は右大臣から摂政へと進み、公武両界を支配する!!
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蒲生賦秀が上州へ行く!  協力者は真田である?
北条と戦い、北条を撤退に追い込む!  伊達も撤退に追い込む!
黒田如水が、密告の件で心を入れ替えている?
忠実に蒲生賦秀に仕えている!  侍大将は加藤清正!!
蒲生賦秀は大成功を収める!!
東海では家康も和議に追い込まれる!
天下は織田信忠の物になる!!!
秀吉の養子も織田家に帰って来ている。 信玄に人質だった御坊丸も帰って来ている。
北畠信雄も信忠に忠実である! そこそこ一族も揃っている!
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北条と陸奥が残り天下の形成はほぼ固まる!!
家康は1,5ヶ国に押し込められるが、家は存続する!
於松は信忠と初めて会い、そして分かれる………
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本はそこまでである! それ以降ははどうなるか?
関東は蒲生賦秀が治める!! つまり北条は滅亡する!
伊達に最上は生き残る!
巨大な戦力は、いずれ滅ぼされる??
関ケ原の合戦は、信忠VS蒲生賦秀か?? 
蒲生賦秀には、黒田如水、加藤清正、島左近、石田三成、それに直江兼続が付く!!
これは面白いが………
やはりキリシタンはやはり弾圧される?
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少し気になることがあった!
お市の方は世から捨てられた存在なのか?
細川ガラシャが少しだけ登場する? キリシタンならもっと出て来ても構わないのでは??
そう言えば、大好きな藤堂高虎は全く出て来ない!!
全10巻の長い異戦国史が終わりました!
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2017年4月 6日 (木)

本・全宗・火坂 雅志

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秀吉には天下統一、世継問題に重要な鍵を握っていた知られざる名参謀がいた。甲賀出身で比叡山に学び、医術の師・曲直瀬道三を踏み台に豊臣政権の中枢に食い込み、秀吉の筆頭侍医となった施薬院全宗―竹中半兵衛、黒田如水、石田三成等の名だたる側近の中でも異彩をはなった男の野心と生涯、群雄割拠の乱世を見事に描ききった傑作長編。
著者は陰謀が済みなのか?
黒幕を出すのが大好きみたいだ!
全宗の出身を甲賀としている。
のちの丹波の系図を買い、丹波氏の末裔とする!
ので、ある程度の忍びの技術は会得している。
その前から薬草の知識は、忍びゆえ豊富である。
薬樹院の住職となり、将来が開ける!
が、信長の比叡山焼き打ちに会う。
そしてかろうじて助かる。
竹中半兵衛の仲立ちで秀吉に会う。
そして医をもって秀吉に仕える。
曲直瀬道三に弟子入りして、新しい医術を会得する。
後に対立する!
新しい医術、と言っても中国からの医術である。
病を内から直す!
正解な考えである。
が薬なんて一つ間違うと毒になる!
秀吉に甲斐を探るように頼まれる。
そこで信玄の身体を実際に見て診断する。
あと半年の命と見立てる。
これを秀吉に報告する。
安国寺恵瓊が全宗に会いに来る。
著者は恵瓊が好きなのか?
長編もある。
秀吉と毛利が組み、信長を倒す!
やめて欲しいがな・・・・・・・
この辺りから興ざめしてきた!
伝奇小説みたいになって来た!
官兵衛が登場する。
しかし全宗とは相いれない。半兵衛とは違う!
どちらも脂ぎっている!欲がある。
官兵衛も薬に詳しい。
全宗も薬屋である。
薬を飲んだだけで何がはいっているか分かる。
全宗は政治顧問の役割になる。
家康、政宗等との交渉を行う。
重要視される1

豊臣政権を存続させたい三成!
秘薬をもって子造りをする。
成功する!
が早死にする!
再度挑戦する!
そして成功するが、これは秀吉の種ではない。
三成の陰謀である!
何でも三成なのか?

興ざめしてしまった!
歴史小説であって、歴史小説ではない!
全宗は麻薬を使う。
使うのは末期の患者だ!
全宗はそれで構わないと思っている!
それも考え方の一つだろう・・・・・・

2017年3月25日 (土)

本・佐々成政―己れの信念に生きた勇将・郡 順

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なんとしても家康に逢い、秀吉討伐に立たねばならぬ。それには敵陣の中、越中から真冬の北アルプスを越えて行かねばならない。信長への忠義の念から、秀吉の天下奪取に抵抗し続けた佐々成政。武人としての誠実さに殉じた男の生涯を描く書き下ろし歴史小説。
あまり印象は良くない武将である。
秀吉を嫌い結局切腹させられた。
軍師官兵衛でも、肥後の一揆の時に登場する。
秀吉を「猿」と呼ぶ!  嫌いだったんだろう・・・・・・
織田家武闘派の巣窟、柴田勝家北国軍団に属する。 武闘派である!
主人公は悪く描かれない。
佐々成政は秀吉に服従しなかった。 織田信長の家臣で、有能だったようだ。
母衣武者を努める。
この時、秀吉も引き立てられたと言う。
そうして秀吉も軍団長になる。
成政は柴田軍団の一員である。  差が出来ている。
本能寺の変がある。  この時の対応に悔いが残る。
成政は即時仇討を主張する。 が上杉、一向一揆と対立している。
秀吉は、騙したとはいえ毛利と和議を結んでいる。  中国大返しである。
成政も即光秀を討つことを主張したが、勝家は状況を見る。
自信がある。光秀を討つのは自分以外にいないと!  自信過剰である!
備中高松城が落ちた日に、越中魚津城も落ちた。
備中高松城は城主が切腹している。 越中魚津城は皆殺しになっている。
上杉と和議は結びにくかったと思う!  前田利家、佐久間盛政も勝家に従う。
清州会議、賤ヶ岳の合戦になる。
成政は上杉の押さえで動けない。
そうして加賀の利家と対立する。
賤ヶ岳の合戦後、越中一国を安堵される。
小牧長久手の合戦が始まる。
越中にまで情報は届き難い!
とぼしい情報で判断する。
成政は織田信雄、家康連合軍に参加したい。
直接の敵は利家である。
織田信雄が和議を結ぶ。
成政は浜松の家康のところまで戦うように説得に行く。
有名な「さらさら越え」である。
厳冬の中をアルプスを越えたと言う。
ルートはいろいろな説があるようだが・・・・・・
四国長曽我部、九州島津と並び、越中佐々も討伐の対象になる。
成政は降伏すると言うが、秀吉は兵を率いて越中に来る。
降服し、許される。越中一国は取り上げられるが・・・・・・
明智光秀は亀山で今も慕われている。
佐々成政も越中では慕われたようだ。
今も毎年7月の最終日曜日に成政祭があるようだ!
成政は側室が7人から9人いたようだ。
『羨ましいが・・・・・・』
秀吉の悪意がある。
肥後一国50万石を与えられる。  肥後は52人の土豪がいる。
言う事を聞かない。  それを見越して、成政を持って行った。
後々面倒を起さない為にも、土豪は滅ぼした方が良い!
その口実を作る為に、成政を送り込んだのか?
本では出て来ないが、小早川隆景・官兵衛が救援に行く。
尼崎で切腹を命じられる!
男の意地を貫き通した人生なのか???

2017年3月23日 (木)

本・「もしも…」の日本戦国史・高野 澄

もしもポルトガル人が種子島でなく別の島に漂着していたら、本能寺の変は起こらなかった? 些細な「if」から浮かび上がる、意外、納得の日本「裏」戦国史。「もしも」という道具を使って歴史に参加する楽しさを満喫しよう。




戦国時代のイフである。
結果はどうなのか?
著者言うように想像するだけで楽しい。
今の「軍師・官兵衛」の世界のイフもある。
荒木村重が反乱を起こしていなかったら・・・・・・・・
この本には官兵衛は出て来ない。
著者の好みの武将ではないのか?
結果は高山右近が出てくる。
が本能寺の変のイフと言い、スペイン、ポルトガル、オランダ、イングランドと日本に干渉してくる。
そうなればオランダ語でなく、何語に徳川時代はなっていたのか?
カトリックは有り得ない??
鉄砲が種子島に来なかったら・・・・・
これもよくあるイフである。
たまたま種子島は砂鉄がとれ、鉄の扱いが出来たので鉄砲が造れた。
別の島では、本能寺の変は無かったか?????
しかし戦国時代のイフは、本能寺と関ヶ原に尽きるのではないかと思う。
その他のイフは些末なことになるとしか思えない。
本能寺の変。   無ければポルトガルと戦争か?
暇つぶしには面白いと思うが・・・・・・・

2017年3月20日 (月)

本・大いなる謎 関ヶ原合戦 家康暗殺計画から小早川裏切りの真相まで(2005/11)・近衛 龍春

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1600年9月15日、日本国内における史上最大の戦闘、関ヶ原合戦が行われた。文字通り天下分け目の決戦となったこの戦いだが、謎に包まれている部分も少なくない。戦いから400年を経た今、新史料をもとに新進気鋭の歴史作家が数々の謎を大胆に解き明かす。
関ヶ原の合戦の、色々な疑問に答える。
三成を襲おうとした七将!
加藤清正、福島正則、細川忠興、黒田長政、浅野幸長までは正解みたい。
池田輝政(この本では照政)、加藤嘉明だと思っていた。
文献により違うようだ。
藤堂高虎、蜂須賀家政、脇坂安治が入る。
しかし藤堂高虎が入るのか?
とても加藤清正、福島正則と同調するとは思えないが・・・・・・
まして脇坂安治が・・・・・・
あまり深く考えないでおこう。
秀吉亡き後から関ヶ原の後まで記述されている。
色々な武将の思惑がある。
関ヶ原と言えば司馬遼太郎の影響が大きい。
七将に襲撃された三成は家康の元に転がり込む。
と言うのは三成の策略と言われていた。
三成と家康、左近と正信の知恵比べみたいに言われていた。
どうもそうでは無さそう。
そう言う疑問点と回答がある。
納得しがたい事もあるが、別に根拠があるわけではない。
単に自分の希望に沿わないだけである・・・・・・
東軍は、道路上の問題もあり、東海道と中山道に兵を分けた。
秀忠と家康はどちらが本軍か?
この本は秀忠が本軍と言う。  どちらとも言えないようだが・・・・・
ただ秀忠軍を温存する余裕は家康には無かったと思う。
もし関ヶ原で家康が負けていたら、とても秀忠で西軍には勝てないと思う。
進軍を遅らしたのではない。遅れたのである!
遅れていなければ関ヶ原は圧倒的有利になっている。
小早川秀秋の裏切りに、松野主馬の話が無かった。
書いて欲しかったが・・・・・・『寂しい!』
西と東に分かれた武将たちの戦略。 各地の戦い。 よく分かる。
常陸水戸、佐竹義宣!  問題の人である。家康嫌いと言う。
上杉とどこまで連携で来ていたのか?  「追撃の佐竹」とは初めて知った。
2年も経ってから秋田に減封!
2年経っているから我慢できたのか?
亀井茲矩の鳥取城攻め。
どうも他人に責任をなすりつけたようだ。
如水の話も当然出て来る。 息子長政に52万石!
天下を取ったかも知れないと言う評価があり、幸せな生涯だったと思うが・・・・・
合戦図がある。武将の配置を見ている。
プロシア参謀、メッケル少佐が西軍の勝と言った。
毛利と小早川の大軍が家康に兵を進めればどうなったか?
関ヶ原の合戦時の毛利の大将、毛利秀元口惜しさ!
実際に戦場を見ている。
だから余計に吉川広家を許さなかったのは分かる。
毛利はかろうじて長門・周防の2か国、36万石になった。
家康が老獪だったんだろう!
司馬遼太郎が関ヶ原で記述していたが、三成から見れば毛利は絶対に潰される。
でなければ家康が勝った時に、恩賞として与える土地が無い!
流石計数には明るい!
あとがきに面白い記述があった。
三成と秀吉の出会い。
休憩にお茶を求めた。
三成は、最初はぬるく茶碗いっぱいに。
二杯目は最初より熱く茶碗半分。
三杯目は熱いお茶を少々。
この気遣いに感心したと言う。
が単に秀吉が来てから竈に火をかけたので、熱いお茶を出せずに、ぬるいお茶から出しただけ?????

2016年11月14日 (月)

本・勝つ武将負ける武将(2015/1)・土門周平

河越夜戦から関ヶ原合戦まで、9つの「古戦史」を、軍事史家が分析した「勝敗の分岐点」。確実な勝算はどのようにして生まれ、どのように実行されたかを読み解き、現代の経営戦略にも役立つ好著!

9つの戦史がある。
① 勝つ武将と負ける武将の判断
② 河越夜戦
③ 桶狭間の合戦
④ 川中島の合戦
⑤ 姉川の合戦
⑥ 三方原の合戦
⑦ 長篠の合戦
⑧ 山崎の合戦
⑨ 賤ヶ岳の合戦
⑩ 関ヶ原の合戦

以上である。

作家の眼から見た表現を載せている。
松本清張、新田次郎、司馬遼太郎、吉川英治の小説から場面を取り出している。
やはり作家の表現力を認めているのか?
なかなか面白い。
合戦も今までの常識から変わっている。
研究が進んでいる。
現在の考えで戦国時代の事を考えてはいけない。

川中島の合戦。
実際の啄木鳥の戦法では無理がありそう。
機動距離等問題は多い。
濃霧による不期遭遇戦と言う。
ロマンが無くなるが、そんな物なんだろう。
のちの記述される戦史は、どうしても勝った方のフィルターがかかる。

河越夜戦も10倍の敵と言う。
北条氏康の能力はみんな認めている。
が読んでいて思うが、勝つように策を巡らせている。

長篠の合戦
勝頼と信長の差と言う。戦力にも差がある。
敵の分析力が違っている。
勝頼も負けるつもりで戦っていない。
勝てると思うから戦った。
信玄以来の家臣、馬場美濃守らが反対したと言う。
がどうなんだろうか?

山崎の合戦
秀吉の中国大返し。
秀吉が変が起こるのを待っていた???
光秀の謀叛?動機は???
光秀の展望は?
菊池寛、反逆五分、天下への大志五分。
松本清張、明確な理由が無い。いわば私闘である。
暗いイメージの光秀と、天下取りへの野望に目覚めた秀吉炉の差であるのか?

関ヶ原の合戦の黒田長政。
小早川秀秋の裏切りを担当したが、なかなか裏切らない。
家康が焦る。長政にどうなっているかの使者を出す。
長政言う、裏切るかどうかは知った事か!裏切らなければ攻め上がるのみである!
戦いの最中にこんな事を聞く家康も焦っていたのだろうと思う!

最近思うがこう言う戦いの歴史は研究が進んでいる。
今までの常識が当てはまらない事も多いようだ。
ロマンがなくなるが………

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